サーモンパッチといちご状血管腫の違いを徹底解説!レーザー治療の詳細も紹介
赤ちゃんの肌に現れる赤あざには、「天使のキス」とも呼ばれるサーモンパッチや、いちご状血管腫などがあります。多くの場合はそのままでも健康上の問題はありません。
しかし、大人になっても消えなかったり、現れた場所によっては早めの治療が必要になることもあります。「サーモンパッチといちご状血管腫の違いがわからない」「大人になっても残るのか不安」と感じる保護者の方も少なくありません。
そこでこの記事では、サーモンパッチといちご状血管腫の違いを徹底解説します。また、治療方法やレーザー治療の詳細も併せて紹介します。
この記事を読めば、サーモンパッチといちご状血管腫を区別できるようになるので、子どものあざが気になる方はぜひ参考にしてみてください。
子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。
「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
| アクセス | 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分 →アクセス方法 |
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火・木 10:00〜17:00 |
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| 公式HP | 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 |
サーモンパッチとは

サーモンパッチとは、赤ちゃんに生まれつきみられる、赤みを帯びた平らなあざです。おでこやまぶた、唇の上などに出ることが多く、「天使のキス」「幸運の証」といったスピリチュアルな言い伝えもあります。
普段は薄くて見えなくても、入浴後や泣いたり力んだりすると赤みを帯びて現れることもあり、「突然あざができた」と勘違いする保護者もいます。何もしなくても3歳ごろまでに自然に消えることもありますが、色味が濃い場合や広範囲に赤あざがある場合は大人になっても残ることがあるため、経過観察が必要です。
悪性化することはありませんが、顔に残るあざのため、見た目を気にしてコンプレックスを抱える子どももいます。実際思春期を超えて赤あざが残っているため治療をする方は結構多いです。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、子どものあざや美容皮膚科を中心とした形成外科・皮膚科クリニックです。子どものあざに悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
確かな経験と実績を持つ医師が、些細な悩みにも親身になって対応します。
>>東京都文京区でサーモンパッチ・いちご状血管腫を治療するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷
いちご状血管腫とは

いちご状血管腫は、生後数週間〜数ヶ月ごろに現れる、盛り上がった赤いあざです。見た目がイチゴに似ているため、この名前がつきました。小児期に多くみられる皮膚疾患の1つです。
日本人の約0.8~1.7%にみられる良性の腫瘍で、女児に発症することが多いです。白人よりも日本人に現れることが多く、差は10倍ほどあると報告されています。白人と日本人のハーフの子にも現れます。
悪性化することはほとんどありませんが、体の器官に影響する場合は早急な治療が必要です。成長すると薄くなりますが、残る場合もあるため経過観察が推奨されています。
いちご状血管腫に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
サーモンパッチといちご状血管腫の違い

サーモンパッチといちご状血管腫の主な違いは、以下のとおりです。
| 赤あざの種類 | サーモンパッチ | いちご状血管腫 |
| 原因 | 毛細血管の増加 | 血管を作る細胞の増加 |
| 見た目 | 平坦な赤あざ
網の目の様に見えることもある |
イチゴのように鮮やかな赤いあざがぷっくりと突出している。平坦・皮膚の下に青くすけて見えるなどバリエーションがある |
| 発生する部位 | ・額
・眉間 ・まぶた ・鼻 ・鼻の下 |
・頭
・顔 ・手足 ・胸 ・オムツに覆われる部位など全身どこにでも発生する |
| 現れる時期 | 生まれつき | 生後2週間ほど |
| 消失する時期 | 3歳ごろまでに自然に消えることがある | 7歳ごろまでに自然に消えるが跡が残ることがある |
| 治療方法 | レーザー治療 | レーザー治療、飲み薬 |
どちらも血管が関係している赤あざのため、レーザー治療が選択肢となることが多いです。大きな違いは見た目で、平らかどうか、ぷっくりと盛り上がっているかといった点で見分けられます。
サーモンパッチといちご状血管腫が発生する原因の違い

サーモンパッチといちご状血管腫が発生する原因には、血管が関係しています。ここからは、それぞれのあざができる原因を解説します。
サーモンパッチの原因
サーモンパッチは、皮膚の浅い位置にある毛細血管が通常より増えて拡張することで現れると考えられています。ただし、なぜこのような血管異常が起こるのかは、はっきりと解明されていません。
遺伝的な要因が示唆される場合もありますが、すべてに当てはまるわけではないようです。
いちご状血管腫の原因
いちご状血管腫は、血管の壁を作る細胞が増殖することで形成される良性の血管腫です。なぜ増殖が起こるかに関しては、未だ解明されていません。
なかには、性別や出生時の体重、早産といった因子との関係が指摘されることもありますが、当院の統計では少なくとも体重・早産は無関係に近いです。また、黄色人種に多くみられることから、遺伝的な要因も考えられています。
サーモンパッチといちご状血管腫の見た目の違い

ここからは、サーモンパッチといちご状血管腫の見た目の違いを解説します。それぞれ異なる特徴があるので、ぜひ参考にしてみてください。
サーモンパッチの見た目
サーモンパッチは、淡いピンク〜サーモン色の赤みを帯びた平らなあざです。皮膚の表面に凹凸はなく、触っても通常の皮膚と変わりません。輪郭ははっきりとせず、肌がかぶれているように見えることもあります。
泣いたときや入浴後など、血流が良くなると一時的に赤みが濃くなることもありますが、時間が経つと元の薄さに戻る傾向にあります。
いちご状血管腫の見た目
いちご状血管腫は、鮮やかな赤色のあざで、ぷっくりと盛り上がっているのが特徴です。大きさは数cm〜10cmを超えることもあり、形状は丸みを帯びた楕円形や円形が一般的です。
1箇所にしか現れないことがほとんどですが、数箇所に多発することもあります。消えずに残ったり、薄くなった後に皮膚のシワなどの跡が残ると目立つため、周囲からの見た目を気にして精神的な影響を受けることもあります。7歳ごろまでに消えない場合は、大人になってもそのままのケースがほとんどです。
サーモンパッチといちご状血管腫が発生する部位の違い

サーモンパッチは顔の中央部分に現れる傾向にあり、眉間・おでこ・まぶた・唇の上などに多くみられます。いちご状血管腫は血管がある場所ならどこにでも現れる傾向にあり、内臓にできる場合もあります。複数みられる場合は内臓にも発生している可能性があり、検査や治療が必要です。
サーモンパッチといちご状血管腫の経過の違い

サーモンパッチといちご状血管腫は、あざが発生するタイミングや薄くなるまでの経過が異なります。それぞれ詳しくみていきましょう。
サーモンパッチの症状の経過
サーモンパッチは、出生時または乳児期にみられ、生後数年で徐々に薄くなる傾向にあります。3歳ごろまでに消える確率は50%程度です。
ただし、色が濃い場合は残る可能性があります。また、まぶたよりおでこの方が残りやすいといった報告もあります。残った場合は成長とともに薄くなりますが、目立つ際は治療が必要です。
いちご状血管腫の症状の経過
いちご状血管腫は生後2週間ほどで現れ、生後5~7週目ごろに急速に大きくなり、生後5ヶ月目ごろにピークを迎えます。1歳を過ぎると少しずつ小さくなり、7歳までに消えることがほとんどです。
ピークを迎える生後5ヶ月頃の大きさは、最大サイズの80%程度といわれています。退縮後は皮膚のたるみや赤みが残る場合もあり、必ず綺麗に消えるとは限りません。1日でも早く治療を開始し、後遺症を残さない、もしくは減らすことが大切になります。
サーモンパッチといちご状血管腫のVビームレーザー治療の仕組み

Vビームレーザーは、波長595nmの色素レーザーで、血液中のヘモグロビンに反応する特性があります。レーザー光が血液中にあるヘモグロビンに吸収され、熱エネルギーに変換されることで、毛細血管を選択的に破壊する仕組みです。
この仕組みにより、病変の血管が閉塞して赤みが薄くなり、あざが目立たなくなります。正常な皮膚組織へのダメージは最小限に抑えられるため、安全性が高く、ダウンタイムが短いのも特徴です。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷では、厚生労働省に認可されたシネロン・キャンデラ社製の色素レーザーVビームを採用しています。全世界で広く使用されているレーザーで、安全性が高いのが特徴です。
サーモンパッチやいちご状血管腫の治療は、子どものあざ治療に特化している当院にお任せください。確かな経験と実績のある医師が、些細な悩みにも丁寧に対応いたします。
>>東京都文京区でサーモンパッチ・いちご状血管腫を治療するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷
サーモンパッチといちご状血管腫の治療間隔と保険適用の可否

サーモンパッチといちご状血管腫の治療は、基本的に保険が適用されます。ここからは、保険適用となる治療間隔と詳細を解説します。
治療は3ヶ月に1回
サーモンパッチ・いちご状血管腫のVビーム治療は、3ヶ月以上の間隔を空けて繰り返すことで保険適用となります。治療間隔はレーザー治療後の回復に必要な期間で、安全に治療を受けるために決められています。ただし、勢いの強い赤あざの場合は3ヶ月待たずにレーザー治療を行うことも多くあります。
赤あざは一度で消えることは少なく、複数回の治療が必要です。定期的に治療を繰り返すことで、原因となっている血管が少しずつ小さくなり、あざの赤みが改善されていきます。
サーモンパッチといちご状血管腫の治療には保険が適用される
サーモンパッチといちご状血管腫の治療には保険が適用されますが、クリニックによっては保険適用外としている場合もあるため、事前確認が必要です。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷における子どもの赤あざの治療は保険適用となっています。症状が気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。確かな経験と実績を持つ医師が、些細な悩みにも親身になって対応します。
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サーモンパッチといちご状血管腫の早期治療が必要なケース

サーモンパッチは痛みやかゆみを伴わないあざのため、基本的に治療は必要ありません。ただし、あざに変化がみられる場合は他の疾患の可能性もあるため、受診しておくと安心です。消えずに残って、本人が見た目を気にする場合も治療が推奨されています。
いちご状血管腫に以下のような症状がみられる場合は、早急な治療が必要です。
- 目・鼻・口・耳など機能に影響する部位にできている
- 摩擦でこすれる部位にできている(脇の下・肛門など)
- 出血や浸出液がみられる
- 5箇所以上に発生している
目・鼻・口・耳などにある場合は呼吸困難や視覚障害に関わる恐れもあるため、すぐに受診しましょう。5箇所以上にみられる場合は、内臓にも発生している恐れがあるため早めの治療が必要です。
サーモンパッチといちご状血管腫のVビーム治療の副作用

Vビームレーザーは比較的安全な治療ですが、以下の副作用がみられる場合があります。
- 内出血
- 疼痛
- 腫れ・むくみ
- 炎症後色素沈着
- 瘢痕
内出血は1~2週間程度、腫れやむくみは数日程度で改善することがほとんどです。どちらもレーザーの出力が強めの場合に発生する傾向にあります。
炎症後色素沈着は改善までに数ヶ月かかることもあるため、経過観察が必要です。瘢痕はまれにみられる症状で、照射部位に傷がついた際に発生します。
以下の記事では、Vビーム治療のダウンタイムに関して詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
サーモンパッチやいちご状血管腫と間違われやすい赤あざ

サーモンパッチやいちご状血管腫と間違われやすい赤あざは、単純性血管腫とウンナ母斑です。どのような症状か、それぞれ詳しく解説します。
単純性血管腫
単純性血管腫はポートワイン母斑とも呼ばれる、生まれつきある赤あざです。サーモンパッチと同じ仲間ですが、進行性で変化がみられる点が異なります。自然に消えることはなく、そのままにすると濃くなったり、皮膚が分厚くなったりすることがあります。
病気を伴っている場合もあるため、早めの受診が必要です。ある程度成長すると改善しにくい傾向にあるため、皮膚が薄い乳児期の治療が推奨されています。
単純性血管腫に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
ウンナ母斑
ウンナ母斑は生まれつき後頭部やうなじに現れる「コウノトリのくちばしの跡」ともいわれる赤あざです。サーモンパッチとは、発症する部位が異なります。成長に伴い消えることもありますが、色が濃いと残ることも多いあざです。
髪の毛で隠れる部分にできることが多いため残った場合でも目立ちにくく、治療を希望しない方もいます。
サーモンパッチといちご状血管腫に関するよくある質問

ここからは、サーモンパッチといちご状血管腫に関するよくある質問に回答します。気になる点がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
サーモンパッチやいちご状血管腫のレーザー治療で失敗するとどうなりますか?
Vビームレーザーは出力が強すぎると、照射後に軽いやけどなどが起こる可能性があります。失敗ではなく、治療後のケアを怠った場合もこれらの症状が現れることもあるため、注意が必要です。
治療後は紫外線対策を徹底して、患部に刺激を与えないようにしましょう。
サーモンパッチは大人になっても残りますか?
サーモンパッチは幼児期に薄くなることがほとんどですが、消えない場合もあります。将来的な見た目が気になる際は、乳児期や幼児期のうちに医療機関に相談し、早めの治療を検討することも重要です。
いちご状血管腫が現れる原因は母親にありますか?
いちご状血管腫の発生に、母親の体質や妊娠中の行動は関係ないとされています。遺伝的な可能性も指摘されていますが、偶発的な血管の発達異常の可能性が高いといわれています。
治療は乳児期に始める方がよいですか?
赤あざのレーザー治療は、乳児期に始めることが推奨されています。なぜなら、乳児期は皮膚が薄くあざの範囲が狭いため、Vビームの効果が現れやすいためです。成長して治療するよりも乳児期の方が治療回数が少なくて済み、早く回復します。
子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。
「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
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火・木 10:00〜17:00 |
| 休診日 | 土日祝 |
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まとめ

この記事では、サーモンパッチといちご状血管腫の違いを徹底解説しました。
サーモンパッチは生まれつき平坦な状態で現れる赤あざで、3歳ごろまでに消える傾向にあります。いちご状血管腫は盛り上がった状態の赤あざで、7歳ごろまでに薄くなることがほとんどです。
どちらもVビームレーザーによる治療が効果的で、大人になっても残ることがあるため、乳児期からの治療が推奨されています。他のあざの可能性もあるため、念のため早めに受診しておくと安心です。
この記事を参考に、赤あざの種類と経過を見極め、必要に応じて医師と相談しながら治療を進めましょう。
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記事監修者プロフィール
院長杉本 貴子
Sugimoto Atsuko
- 経歴
-
- お茶の水女子大学附属高等学校 卒業
- 獨協医科大学 卒業
- 国立国際医療研究センター 初期研修
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 助教
- 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 院長
【関連病院】
- 東京美容医療クリニック
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 非常勤講師
- 資格
-
- 医学博士
- 日本形成外科学会 専門医
- 日本形成外科学会レーザー 分野指導医
- 日本抗加齢医学会 学会認定専門医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- GSK社 重度腋窩多汗症ボトックス 認定医
- アラガン社 ボトックス・ヒアルロン酸 認定医
- クールスカルプティング 認定医

