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赤あざを早く治すセルフケアを紹介!内出血を早く治す食べ物や病気でできる赤あざの種類・治療方法も解説

赤あざができると、「早く治す方法はある?」「このあざは放っておいて大丈夫?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。赤あざには、打撲や内出血による一時的なものと、血管の異常や病気が関係するものがあります。

赤あざは適切なケアで回復を早められますが、場合によっては医師の診断も必要です。そこでこの記事では、赤あざを早く治すセルフケアについて詳しく解説します。また、内出血を早く治す食べ物や、病気が原因でできる赤あざの種類・治療方法についても紹介します。

この記事を読めば、赤あざの正しい対処法や治療方法について理解して適切なケアができるので、ぜひ参考にしてみてください。

子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。

当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。

「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。

アクセス 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分
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連絡先 TEL:03-6304-1725
営業時間 月・水・金 13:00〜18:00

火・木 10:00〜17:00

休診日 土日祝
公式HP 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

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内出血による赤あざを早く治すためのセルフケア

内出血による赤あざは、適切なセルフケアで早く治すことも可能です。ここでは、赤あざができた際のセルフケアについて解説します。

すぐに冷やす

赤あざができた直後は、すぐに冷やすことで毛細血管を収縮し、内出血の広がりを防ぐ効果に期待できます。さらに、冷やすことで痛みを軽減し、腫れを抑えることも可能です。

一方で、赤あざができてすぐに温める行為は、治りを遅くする可能性があるため避けましょう。どうしても早く治したい方は、当日の入浴を避けた方が無難です。あざができた当日は、血行が良くなる行為を避けた方が良いでしょう。

黄色くなったら温める

赤あざができてから数日が経過し、黄色く変化したころで患部を温めると、早い回復に期待できます。赤あざができてすぐのタイミングでは冷やしますが、色が変化すると温めることで血流が促進され、内出血の吸収を早める効果があります。

温める際は、ホットタオルや湯たんぽを使用すると良いでしょう。火傷を避けるために、湯たんぽにはタオルを巻くなどの工夫をしてください。

また、入浴時に患部を優しくマッサージすることで血液の流れがスムーズになり、回復を促せます。ただし、強く押しすぎると内出血を悪化させることもあるため、優しくなでるようにすることが重要です。

塗り薬を活用する

赤あざの回復を早めるために、塗り薬を活用するのも効果的です。市販の外用薬には、血行促進作用や抗炎症作用を持つタイプがあり、内出血の吸収を助ける効果に期待できます。

塗り薬はドラッグストアでも購入できるので、薬剤師に相談してみましょう。自己判断で購入すると、悪化してしまう可能性もあるため、注意が必要です。

血行が良くなるような行為を避ける

赤あざの回復を早くしたい場合、できてすぐの段階で、血行を促進する行為を避けることが重要です。血行が促進されると、内出血が広がりやすくなり、あざが治るまでの期間が長引く場合があります。

特に、以下の行為は、あざが治りにくくなる原因となるため気をつけましょう。

  • 長時間の入浴やサウナ
  • アルコール摂取
  • 激しい運動

あざができてから1〜2日は、血行が促進される行為を控え、炎症が落ち着くまで待つ必要があります。その後、あざが黄色くなってきたら、血流を促すケアを取り入れることで、早い回復に期待できます。

内出血による赤あざを早く治す食べ物

赤あざの回復を早めるには、血管を強化し、血流の循環を促す栄養素を摂取することが重要です。特に、ビタミンCやビタミンK、鉄分などを豊富に含む食材を取り入れることであざの色を変えて早く回復する効果に期待できます。ビタミンCはオレンジやレモンなどの柑橘類、パプリカやブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれています。ビタミンCは体内に蓄積されにくいため、こまめに摂取することが大切です。

そして、ビタミンKは血液の凝固を助け、出血を抑える役割を持ちます。ほうれん草やブロッコリー、納豆などに豊富に含まれており、あざの広がりを防ぐ効果に期待できます。納豆は腸内環境の改善にも役立つため、健康維持にもおすすめです。

鉄分は赤血球の生成を助け、血流の改善に貢献します。レバーや赤身の肉、ひじきなどの海藻類や大豆製品に多く含まれているため、貧血気味の方は積極的に摂取すると良いでしょう。鉄分を効率よく吸収するには、ビタミンCを含む食品と一緒に摂ると効果的です。

あざの回復には、バランスの取れた食事が不可欠です。特定の食品だけを摂るのではなく、栄養素を組み合わせた食事を意識し、体の内側からのケアを心がけましょう。

赤あざができる原因

赤あざは皮膚の下で血管が損傷し、皮下組織に血液が漏れ出ることで発生する、内出血の一種です。主な原因は外部からの物理的な衝撃ですが、他にもさまざまな要因が考えられます。

最も一般的な原因は、打撲や圧迫などの外傷ですが、加齢による血管の脆弱化も赤あざができる原因の1つです。血管は年齢とともに弱くなり、軽い衝撃でも内出血しやすくなるため、高齢者は特に注意が必要です。

さらに、血液をサラサラにする抗凝固薬や抗血小板薬を使用している場合、血液の固まりにくさが内出血のリスクを高める可能性もあります。また、血液疾患や栄養不足などによる赤あざがみられる場合もあります。赤あざが頻繁にできる場合や原因が特定できない場合は、早めに医療機関を受診し、適切な診断を受けることが重要です。

内出血の赤あざの経過

内出血による赤あざは、時間の経過とともに色の変化を伴いながら自然に回復します。ここでは、赤あざの色の変化について詳しく解説します。

赤色・青紫色になる

赤あざは、内出血が起こった直後から数日間にかけて、赤色や青紫色になることがほとんどです。この段階では痛みを伴うため、なるべく触ったりあたったりしないようにして過ごすと良いでしょう。

この時期には適切な冷却処置をすることで、内出血の広がりを抑え、赤あざの悪化を防げます。

徐々に緑色・黄色になっていく

赤あざができて数日〜1週間ほど経過すると、青紫色だったあざが緑色や黄色に変化します。この色の変化は、血液中のヘモグロビンが体内で吸収・分解される過程によってみられる症状です。

緑色や黄色になる段階では、血流を促進するために温めてケアすると、あざの治癒が早まるとされています。ただし、赤あざが長期間消えない場合や痛みが強い場合は、医療機関で適切な診察を受けましょう。

赤あざができるのを防ぐ方法

赤あざは、外部からの衝撃や環境による肌へのダメージなどで生じるため、日常生活の中で予防することが重要です。ここでは、赤あざの具体的な予防方法を紹介します。

衣類で肌を守る

赤あざの原因となる打撲や摩擦から肌を守るには、長袖や長ズボンを着用すると効果的です。また、クッション性のあるインナーやサポーターを活用すると、外傷を防ぐ効果があります。寒冷環境では血管がもろくなってあざもできやすいため、防寒対策も重要です。冬場は、厚手の衣類やレッグウォーマーを使用して、皮膚への負担を軽減しましょう。

保湿する

肌が乾燥していると皮膚の弾力が失われ、少しの衝撃でも内出血が起こりやすくなるため、日常的に肌を保湿することが重要です。特に、入浴後や洗顔後は肌の水分が蒸発しやすい状態のため、速やかなケアが推奨されています。

また、肌の乾燥を防ぐためには、加湿器を使用して室内の湿度を保つのも効果的です。冬場にエアコンを使用する際は室内が乾燥しやすいため、適切な湿度管理を心がけましょう。

血管の異常が原因でできる赤あざに注意しよう

赤あざの多くは外傷や内出血による一時的なものですが、血管の異常が原因となって発生する赤あざには注意が必要です。血液の異常により発症する赤あざには、以下の種類があります。

  • 乳児血管腫(いちご状血管腫)
  • 単純性血管腫
  • 静脈奇形
  • 血管拡張性肉芽腫
  • くも状(星芒状)血管腫
  • 老人性血管腫

これらの赤あざは良性の腫瘍であるケースがほとんどですが、まれに異常がみられる場合もあるため、医師に診断をしてもらうと安心です。生まれつき存在する赤あざは、成長とともに目立ちやすくなることもあり、場合によっては治療が必要となるケースもあります。特に、顔や腕などの目立つ部位に赤あざが現れると、見た目の問題や心理的ストレスにつながることも少なくありません。

「赤あざが消えずに広がっている、濃くなってきた」と感じる場合は、自己判断せずに皮膚科を受診し、専門医の診察を受けることが大切です。血管の異常が関与している場合、適切な治療を受けることで、症状を軽減できます。

赤ちゃんの血管腫については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

赤ちゃんの赤あざが気になる!血管腫について知っておくべきこと

病気でできた赤あざを早く治す方法

赤あざには、打撲などの外傷によるものだけでなく、病気や血管の異常が原因となって発生するものもあります。ここでは、以下の赤あざの治療法を解説します。

  • 平坦な赤あざの治療方法
  • 深い血管腫や乳児血管腫の治療方法
  • 自然に消えるケースもある

1つずつ詳しくみていきましょう。

平坦な赤あざの治療方法

平坦な赤あざの治療法は、レーザー治療が一般的です。平坦な赤あざは、皮膚表面に広がる血管の異常によって生じることが多く、単純性血管腫や毛細血管拡張症などが該当します。

このような赤あざが自然に消えることは少なく、治療が必要となるケースがほとんどです。症状にはレーザーを照射することで、異常に拡張した毛細血管を破壊し、赤みを薄くする効果に期待できます。複数回の照射が必要な場合もありますが、回数を重ねることで徐々に目立たなくなるため、医師と相談して治療計画をたてると良いでしょう。

深い血管腫や乳児血管腫の治療方法

大きい乳児血管腫(いちご状血管腫)や深い血管腫の治療には、レーザー治療に並行して、内服薬が用いられるケースがあります。深い位置にある血管腫や大きな乳児血管腫は、レーザー治療による照射が届かない場合もあるためです。用いられる内服薬は、「ヘマンジオルシロップR」という「βブロッカー(プロプラノロール)」を有効成分にしている薬剤です。

「ヘマンジオルシロップR」は心臓疾患に用いられていた薬で、2016年に厚生労働省に認可されて以降、乳児血管腫にも使用されるようになりました。ただし、「ヘマンジオルシロップR」は循環器に作用するため、医師の指導のもと適切な治療が必要です。

以下の記事では単純性血管腫のレーザー治療について解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。

単純性血管腫はレーザー治療が効果的!自然には消えないことが多い

自然に消えるケースもある

ふくらみのある乳児血管腫は治療を必要とする症状ばかりではなく、成長とともに自然に縮小し、最終的には目立たなくなることもあります。自然に消える血管腫かどうかは、さまざまな検査で判明するため、医師の診断を受ける必要があります。

自然治癒しない赤あざもあり、成長すると治療が難しい場合もあるため、自己判断で放置せず早めに医師に相談すると良いでしょう。

以下の記事では子どものあざがどれくらいで治るのか、詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

子どものあざはどれくらいで治る?治療期間と早く治すための方法を解説

危険な赤あざの見分け方

危険な赤あざのサインは、以下のとおりです。

  • 治りが遅い
  • 衝撃を受けていないのに、頻繁に赤あざができる
  • あざが大きくなる
  • 熱や痛みを伴う
  • 何もしていないのに出血する

これらの症状がみられる場合、血管の異常やガン、貧血や動脈性の出血の可能性があるため、早めに医師に相談しましょう。また、これらに当てはまらない赤あざで症状が気になる場合も、医師に相談することが推奨されています。

子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。

当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。

「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。

アクセス 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分
アクセス方法
連絡先 TEL:03-6304-1725
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火・木 10:00〜17:00

休診日 土日祝
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まとめ

この記事では、赤あざを早く治すセルフケアについて解説しました。早く治すにはあざの色や経過日数に合わせて、冷却や温めるケア、塗り薬の活用が効果的です。

また、体に良い栄養素を摂ったり衣服で体を守ったりすることも、あざをできにくくするポイントになります。赤あざは、打撲や内出血によるものが多いですが、血管の異常や病気が原因の場合もあります。赤あざが頻繁にできたり治りが遅かったりする場合は、病気の可能性もあるため、医師の診断を仰ぐことが大切です。

この記事を参考にして、適切にセルフケアをして、赤あざの回復を早めましょう。

 

記事監修者プロフィール

院長 杉本 貴子

院長杉本 貴子

Sugimoto Atsuko

経歴
  • お茶の水女子大学附属高等学校 卒業
  • 獨協医科大学 卒業
  • 国立国際医療研究センター 初期研修
  • 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 助教
  • 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 院長

【関連病院】

  • 東京美容医療クリニック
  • 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 非常勤講師
資格
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会 専門医
  • 日本形成外科学会レーザー 分野指導医
  • 日本抗加齢医学会 学会認定専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • GSK社 重度腋窩多汗症ボトックス 認定医
  • アラガン社 ボトックス・ヒアルロン酸 認定医
  • クールスカルプティング 認定医

こどものアザは保険適用で治療できます。

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