ウンナ母斑はいつまで残る?心配なパパ・ママへ急に現れる原因や受診のタイミングも解説
ウンナ母斑は、赤ちゃんのうなじや後頭部にみられる赤いあざで、「コウノトリが赤ちゃんを運んできたときのくちばしの跡」とも言われています。ウンナ母斑と似ているサーモンパッチは、「天使のキスマーク」とも言われており、どちらも縁起の良いあざです。
そんなウンナ母斑ですが、目立つ場合は「いつまで残る?」「治療するべき?」と心配なパパやママも多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ウンナ母斑はいつまで残るのかを詳しく解説します。さらに、急に現れる原因や、受診のタイミングも併せて紹介します。この記事を読めば、ウンナ母斑の症状を理解できるので、子どものあざが気になる方はぜひ参考にしてみてください。
子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。
「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
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火・木 10:00〜17:00 |
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ウンナ母斑(うんなぼはん)とは

ウンナ母斑とは、生まれつきまたは出生後間もなく現れる、首の後ろや後頭部にみられる赤いあざです。正式には単純性血管腫と呼ばれるあざの一種で、新生児の約20〜30%に現れると報告されています。
ウンナ母斑は皮膚の毛細血管が拡張し、血流が透けて見えることで発生するあざです。成長とともに薄くなり、3歳ごろまでに目立たなくなるケースもあります。
しかし、成人まで残ることもあり、短髪やポニーテールにした際に目立ちますので気にする子どももいます。そのままにしても健康面での問題はありませんが、気になる場合は医療機関での治療も可能です。
単純性血管腫に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
ウンナ母斑はいつまで残る?

ウンナ母斑が3歳を過ぎても存在する場合は、成人まで残ることがほとんどです。成長とともに自然に消えたり薄くなったりすることもありますが、残ることが多いです。
生後すぐに赤みが目立っていても、成長の過程で皮膚に厚みが出ることで、血管が目立ちにくくなります。そのため、残る場合は出生時より薄くなることがほとんどです。ウンナ母斑は髪の毛で隠れる位置に発生しますが、うなじに残ると目立つ場合もあります。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、子どものあざや美容皮膚科を中心とした形成外科・皮膚科クリニックです。ウンナ母斑が残って気になる場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
確かな経験と実績を持つ医師が、些細な悩みにも親身になって対応いたします。
>>東京都文京区でウンナ母斑を治療するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷
ウンナ母斑が発生する原因

ウンナ母斑が発生する原因は、はっきりと解明されていませんが、遺伝や細胞の突然変異が関係していると言われています。遺伝だと言われている理由は、家族に同じ症状がみられるケースが多いためです。
細胞に関しては、一部で突然変異が起き、毛細血管が拡張することでうなじや後頭部にあざができると考えられています。発症する原因は不明な点が多いですが、感染するものではなく、怪我によるあざではありません。
また、湿疹が合併しやすくなるのも特徴の1つです。
ウンナ母斑の症状

ウンナ母斑にみられる症状は、主に以下のとおりです。
- 血行の促進で色みが増す
- 大きさと形
- 現れやすい場所
それぞれ詳しくみていきましょう。
血行の促進で色みが増す
ウンナ母斑は、血行が良くなると一時的に色が濃く見えることがあります。新生児のウンナ母斑は淡いピンク色ですが、泣く・力むなどで一時的に赤みが強まります。
なかには、ウンナ母斑が薄くて目立たないため、急に現れたと勘違いする方もいるようです。これは、血流の増加による一過性の変化であり、時間が経つと自然に元の色に戻ります。色が濃くなっても痛みやかゆみはないため、安心してください。
大きさと形
ウンナ母斑の大きさは数センチ程度で、形は逆三角形の場合がほとんどです。ただし、個人差もあり、数ミリ程度の大きさや点状のもの、丸や楕円形に見えるケースもあります。
平坦な赤いあざで、盛り上がっていることはありません。成長と共に大きくなることはなく、縮小する傾向にあります。
現れやすい場所
ウンナ母斑は、出生時に血管拡張(毛細血管奇形)が起こりやすいうなじや後頭部に多くみられます。うなじや後頭部は、髪の毛で隠れるため目立ちにくいのが特徴です。
額や眉間などに現れた場合は、サーモンパッチと呼ばれるあざに該当します。
いつまで残るか気になる!ウンナ母斑の受診のタイミング

ウンナ母斑の受診のタイミングは、以下のとおりです。迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 2歳を過ぎても残っている場合
- 目立つ場所にある場合
- あざの種類が分からない場合
それぞれ詳しくみていきましょう。
2歳を過ぎても残っている場合
ウンナ母斑は、2歳を過ぎたタイミングで残っている場合、皮膚科や形成外科にてレーザーで治療を行います。1歳ごろであれば自然に薄くなることもあるため、医師と両親とで治療の必要性をよく話し合うことが大切です。
2歳を過ぎて治療をする場合は、子どもが施術に対して不安を感じることもあるため、両親のケアが必要です。施術の際は、これから治療をすることや少し痛みがあることを丁寧に教えて、「パパママと離れるけどすぐ終わるよ」と励ましてあげてください。
「終わったらたくさん抱っこしようね」といった声かけも、治療がスムーズに進むきっかけになります。
目立つ場所にある場合
ウンナ母斑が目立つ場所に存在して気になる場合も、受診のタイミングといえます。母斑は髪の毛に隠れる場所にできますが、成長して「髪を結んだときに目立つ」といった悩みを抱えることもあります。
このような悩みは、レーザー治療をすることで解消できるため、医師に相談してみてください。ただし、頭部にある母斑は、レーザーが髪の毛に反応して焦げたり皮膚に赤みが現れたりするため難しい傾向にあります。
あざの種類が分からない場合
赤いあざのなかには、ウンナ母斑のほかにもサーモンパッチやいちご状血管腫、単純性血管腫などが存在します。そのため、「何のあざか分からない」といった場合も、医療機関での診断を受けることが大切です。
時間とともに大きく盛り上がったり、色が濃くなったりするタイプのあざは、早めの治療が推奨されます。病気を伴っている可能性もゼロではないため、気になる場合は早めに受診しましょう。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、子どものあざや美容皮膚科を中心とした形成外科・皮膚科クリニックです。子どものあざに悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
確かな経験と実績を持つ医師が、些細な悩みにも親身になって対応いたします。
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ウンナ母斑と間違えやすい症状

ウンナ母斑と間違えやすい症状は、以下のとおりです。
- サーモンパッチ
- いちご状血管腫
- ポートワイン母斑
どのような症状か、1つずつみていきましょう。
サーモンパッチ
サーモンパッチは、新生児期にみられる赤い平坦なあざで、毛細血管の拡張により生じます。「天使のキス」とも呼ばれ、眉間やまぶた、おでこやうなじなどにできるのが特徴です。
サーモンパッチは血行が良くなると赤みが強くなりますが、成長とともに自然に薄くなるケースがほとんどで、生後数ヶ月〜1年以内に消える傾向にあります。
いちご状血管腫
いちご状血管腫(乳児血管腫)は、生まれつきある平らな赤あざが生後5〜7週ごろに盛り上がり始めるのが特徴のあざです。いちごのように表面がぷっくりと膨らむ点が、ウンナ母斑と異なります。
生後5ヶ月ごろに大きさがピークを迎えますが、成長と共に薄くなって、7歳になるころには目立たなくなることがほとんどです。ただし、すべてがきれいに消えるわけではなく、跡が残ることもあります。
以下の記事では、サーモンパッチといちご状血管腫の違いを詳しく解説しています。
https://aza-kids.jp/column/bruise/2937/
ポートワイン母斑
ポートワイン母斑は、生まれつき皮膚に現れる濃い赤色〜赤紫色のあざです。大きさはさまざまで、赤ちゃんの首元にある場合は、「コウノトリの噛み跡」とも呼ばれています。
ポートワイン母斑は平坦な状態で現れ、成長とともに大きくなります。疾患を伴っていることもあるため、早めの診断が必要です。
ウンナ母斑の治療方法と間隔

ウンナ母斑の治療には、Vビームレーザーが用いられることが一般的です。ここからは、Vビームレーザーの治療内容と、治療間隔を解説します。
Vビームレーザーの特徴
Vビームレーザーは、赤い色素のヘモグロビンに選択的に反応し、拡張した毛細血管を破壊する医療用レーザーです。Vビームレーザーは皮膚表面を傷つけることなく、血管だけに作用するため、赤ちゃんも安全に受けられます。
施術中は冷却機能で皮膚を保護しながら照射するため、痛みは最小限です。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷では、シネロン・キャンデラ社製の色素レーザーVビームを採用しています。この機器は、世界で最も多く利用されており、日本では厚生労働省の承認を受けているレーザーです。
ウンナ母斑に悩んでいる方は、ぜひ当院にお任せください。確かな経験と実績を持つ医師が丁寧に対応いたします。
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治療の間隔
Vビームレーザーによる治療は、3ヶ月以上の間隔を空けながら繰り返すことで、ほとんど目立たなくなります。治療回数には個人差もありますが、3〜10回程度で改善する傾向にあります。
3ヶ月以上の期間を空ける理由は、皮膚の再生や血管の修復に時間がかかるためです。3ヶ月ごとに10回治療する場合、約3年がかかることになります。
乳児期に近いタイミングで治療すると、回数を抑えられる可能性が高いため、早めに医師に相談するとよいでしょう。
ウンナ母斑のレーザー治療の副作用

レーザー治療は基本的にダウンタイムが比較的少ない安全な施術ですが、以下の副作用が現れることもあります。
- 赤み・腫れ・むくみ
- 内出血
- 痛み
- かさぶた
- 水疱
- 色素沈着・色素脱失
1つずつみていきましょう。
赤み・腫れ・むくみ
レーザー治療後には、照射部位に軽い赤みや腫れ、むくみが現れることがあります。これはレーザーの光エネルギーが拡張した血管に反応し、炎症を起こすことによる一時的な反応です。
赤みは数時間〜3日程度、むくみは2〜5日程度で治まる傾向にあります。
内出血
レーザー照射の影響で、打ち身のような軽い内出血が生じることがあります。これはレーザー光が毛細血管内のヘモグロビンに反応し、血管が破壊される過程で起こる自然な反応です。通常は1〜2週間で自然に改善します。
痛み

Vビームレーザーは冷却機能を備えているため、施術中の痛みはほとんどありません。感覚としては、ゴムで弾かれたようなヒリヒリ感や熱感がある程度です。施術後も痛みが気になる場合は、冷却することで早く収まる傾向にあります。
かさぶた
Vビームレーザーなどの治療後、照射部分にかさぶたができることがあります。これは、レーザーによって皮膚表面が刺激を受け、治癒の過程で現れる症状です。無理に剥がすと色素沈着や炎症を起こす可能性があるため、なるべく触らないようにしましょう。
通常は1〜2週間程度で自然に剥がれ落ち、皮膚がきれいに再生します。
水疱
レーザー照射後、まれに内出血が生じた場所に水疱が生じることがあります。水疱は、2週間程度で治まることがほとんどです。水疱ができた場合は、潰さないようにして清潔を保ち、受診することが推奨されています。
水疱を無理に破ると、細菌感染や炎症を起こす可能性があるため、注意が必要です。
色素沈着・色素脱失
レーザー治療後に、一時的な色素沈着がみられることがあります。まれに、色素脱失が生じることもあります。これは、レーザーの照射で軽いやけどが生じて発生する症状です。通常は、数ヶ月ほどで治まる傾向にあります。
色素沈着は紫外線や炎症が原因で悪化することがあるため、日焼け対策と保湿ケアを徹底することが重要です。色素脱失の多くは軽度で、時間の経過とともに改善が期待できます。
Vビームレーザーのダウンタイムに関しては、以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ウンナ母斑の治療にかかる費用

ウンナ母斑のレーザー治療は、単純性血管腫に分類されるため、保険が適用されます。3割負担の場合の費用は、大きさが40㎠以内であれば、1万円前後です。3歳未満であれば、乳幼児加算がかかるため、自治体に確認してみてください。
ウンナ母斑であっても、治療間隔や使用する機器を患者側から指定した場合、自由診療の扱いになることもあります。治療方針は医師とよく相談してみてください。
子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。
「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
| アクセス | 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分 →アクセス方法 |
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火・木 10:00〜17:00 |
| 休診日 | 土日祝 |
| 公式HP | 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 |
まとめ

この記事では、ウンナ母斑はいつまで残るのか、詳しく解説しました。
ウンナ母斑は、新生児にみられる良性の赤いあざで、3歳ごろまでに消えることもあります。ただし、「天使のキスマーク」と呼ばれるサーモンパッチと比べると残りやすく、3歳以上になっても残る場合は成人後も消えません。
2歳を過ぎても赤みが残る場合は皮膚科・形成外科の受診を検討しましょう。治療が必要な場合は、Vビームレーザーによる照射で改善が期待できます。
この記事を参考に、子どものあざの経過を焦らずに観察しながら、必要であれば早めに受診しましょう。
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記事監修者プロフィール
院長杉本 貴子
Sugimoto Atsuko
- 経歴
-
- お茶の水女子大学附属高等学校 卒業
- 獨協医科大学 卒業
- 国立国際医療研究センター 初期研修
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 助教
- 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 院長
【関連病院】
- 東京美容医療クリニック
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 非常勤講師
- 資格
-
- 医学博士
- 日本形成外科学会 専門医
- 日本形成外科学会レーザー 分野指導医
- 日本抗加齢医学会 学会認定専門医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- GSK社 重度腋窩多汗症ボトックス 認定医
- アラガン社 ボトックス・ヒアルロン酸 認定医
- クールスカルプティング 認定医

