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子どものおしりのあざが気になる方必見!蒙古斑や赤ちゃんに突然現れる青あざも解説

子どものおしりにみられるあざのほとんどは生まれつきの蒙古斑ですが、その他のあざが急に現れると気になるところです。

急にできた青あざに関して「病気では?」「病院にいくべき?」と心配な方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、子どものおしりのあざを詳しく解説します。また、青あざが突然現れる原因や、治療方法も併せて紹介します。この記事を読めば、子どものおしりのあざを理解できるので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。

当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。

「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。

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子どものおしりにみられる青あざは蒙古斑?

赤ちゃんや子どものおしりに生まれつきみられる青あざの多くは、蒙古斑(もうこはん)です。蒙古斑は、胎児の体が発育する過程で、色素細胞であるメラノサイトが真皮に残ることで現れるといわれています。

健康に害を及ぼさない青あざのため、そのままにしても問題はありません。日本人の赤ちゃんのほぼ全員にあるあざで、10歳になるころには自然に消えることがほとんどです。

ただし、10歳以降も残る場合は、生涯消えることはないといわれています。

子どものおしりにあざ(蒙古斑)ができる原因

蒙古斑は、メラニン色素が真皮層に残ることで生じる青あざです。真皮層とは皮膚の奥にある組織で、神経やリンパ腺、血管などがとおっている場所です。

メラニン色素は通常、皮膚の表面近くに移動しますが、胎児が成長する過程で移動できずに真皮層にとどまると、蒙古斑として現れます。蒙古斑の発症は遺伝的な要因が大きいとされ、アジア系の赤ちゃんのおしりに、非常に高い割合でみられます。

子どものおしり以外にもみられる蒙古斑に似たあざ

子どものおしり以外にみられる蒙古斑以外のあざには、以下のような青あざがあります。

  • 異所性蒙古斑
  • 太田母斑
  • 青色母斑
  • 伊藤母斑
  • 外傷性色素沈着
  • 炎症後色素沈着

1つずつ詳しく解説します。

異所性蒙古斑

異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん)とは、おしり以外に現れる蒙古斑です。生まれつきみられる青あざで、大きかったり濃かったりする場合は、自然に消えにくいといわれています。

日焼けをするとさらに濃くなるため、紫外線には注意が必要です。異所性蒙古斑は顔や腕など目立つ場所にもできるため、外傷による青あざと誤解され、虐待を疑われることもあります。見た目を気にする方も多く、改善するには医療機関での治療が必要です。

太田母斑

太田母斑は、顔に現れることが多い点状のあざです。ほとんどは顔の片方に現れ、色調は青や褐色、黒などメラニンが皮膚内にとどまる位置によって異なります。

生まれつきみられる「早発型」と、思春期ごろに発生する「遅発型」があり、発症すると自然に消えることはありません。改善するには、レーザー治療が効果的ですが、目の中に現れた場合の治療は難しいといわれています。

青色母斑

青色母斑は、手や足の甲に現れることが多い、ほくろのように見える青あざです。生まれつきみられることもありますが、成長して現れることもあります。見た目は青みを帯びた状態で、1cmほどのほくろが盛り上がった形をしています。

ほとんどは良性ですが、1cmを超える場合は悪性化する恐れもあるため、注意が必要です。青色母斑は自然に消えることがなく、医療機関への受診が推奨されます。治療は、外科的なアプローチやレーザー治療で改善が期待されます。

伊藤母斑

伊藤母斑は、肩から肩甲骨周辺に出現する青あざす。見た目は太田母斑と似ていますが、発生する場所が異なります。生まれつき、もしくは幼少期に現れることが多く、成長すると濃くなり自然に消えることはありません

発症する原因は明確にされていませんが、胎児期のメラニン色素の異常が関係していると考えられています。改善するには医療機関での治療が必要です。

外傷性色素沈着症

外傷性色素沈着症は、傷ができた部分に異物が入り込み、色素沈着となってできるあざです。異物には、すり傷によって入り込む砂やアスファルトのタール、シャープペンの芯などがあります。

自力で異物を除去しようとすると、痛みが出て難しいため、医療機関への受診が推奨されています。長い期間放置すると、取れにくい場合もあるため、早めに受診することが大切です。

皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、子どものあざや美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。子どものおしりのあざが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

確かな経験と実績を持つ医師が、些細な悩みにも親身になって対応します。

>>東京都文京区で子どものおしりのあざを治療するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

炎症後色素沈着

炎症後色素沈着は、皮膚に炎症が起きた後に発生する色素沈着です。赤ちゃんや子どもでも、湿疹やアトピー性皮膚炎、虫刺されなどの炎症が原因で色素が残ることがあります。

炎症後色素沈着の発症は、炎症が治癒する過程でメラニンが過剰に生成されることが原因です。色素沈着は時間と共に薄くなりますが、完治までに数ヶ月から数年かかることもあります。薄くするためには、適切なスキンケアと紫外線対策をすることが大切です。

子どものおしりのあざの治療方法

子どものおしりのあざは、自然に改善されるものもありますが、残る場合はQスイッチルビーレーザー、ピコレーザーを用いることがほとんどです。Qスイッチルビーレーザー・ピコレーザーは、メラニンをターゲットにして色素を破壊する働きがあります。

メラニンをピンポイントに狙えるため、周囲の組織にダメージを与えることなく治療が可能です。1度の照射で完治することは難しく、複数回の治療を要します。

皮膚が柔らかく、あざが小さい赤ちゃんや子どものうちの治療を始めると、少ない回数で高い効果に期待できるため、早めに治療するのがおすすめです。盛り上がった状態のあざには、外科的切除が検討されることもあります。

子どものおしりのあざに用いられるレーザー治療のリスク

Qスイッチルビーレーザー・ピコレーザーの治療は、色素沈着やあざを改善する効果がありますが、リスクも存在します。治療を受ける前に、以下の点をよく理解しておくことが重要です。

  • 皮膚の赤みや腫れ
  • 傷跡や瘢痕
  • 色素沈着の悪化
  • 治療後のかさぶたや水疱
  • アレルギー反応や過敏症

Qスイッチルビーレーザー・ピコレーザーの治療後は、皮膚が一時的に赤くなったり腫れたりすることがあります。まれに、治療部位に傷跡が残ることがあり、肌が敏感な場合や治療後のケアが不十分な場合には瘢痕が形成されることもあります。

色素沈着が悪化するケースや、水疱やかさぶたができることもあるため、紫外線対策や保湿ケアが大切です。治療する際は、専門医と十分に相談し、リスクを最小限に抑えましょう

病気かも?子どもや赤ちゃんのお尻に急に現れるあざ

子どもに突然現れるあざは、病気が発症しているサインの可能性もあります。以下のようなあざには、注意が必要です。

  • 外傷
  • アレルギー性紫斑病
  • 肝機能障害
  • 血小板減少性紫斑病
  • 白血病

1つずつ詳しく解説します。

外傷

外傷によるあざは、転倒や物にぶつかるなど、日常的な活動の中で発生しやすい症状です。外的な力が加わると、皮膚の下の血管が破れて血液が漏れ出し、青あざができます。

青あざは色を変化させながら自然に治癒しますが、痛みや腫れがひどくなる前に、冷やしたり安静にしたりすることが重要です。あざが頻繁に発生したり、治癒に時間を要したりする際は、医師に相談することをおすすめします。

皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、子どものあざや美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。子どものおしりのあざが気になる際は、ぜひお気軽にご相談ください。

確かな経験と実績を持つ医師が、些細な悩みにも親身になって対応します。

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アレルギー性紫斑病

アレルギー性紫斑病は、赤紫色~青紫色をした複数の発疹が、足の甲やスネに左右対称に現れる症状です。発症するとかゆみを伴い、他にも顔や胸、背中や腕に現れることもあります。小児にみられることが多く、男の子に現れることがほとんどです。

アレルギー性紫斑病は、毛細血管で炎症が起こり、血管が弱体化することで斑点が現れる病気です。腸炎や急性鼻炎、急性咽頭炎などを患った後に発症することがあり、斑点に加えて頭痛や関節痛などの症状を呈することもあります。

肝機能障害

肝機能障害は、肝臓の働きが正常でなくなることで、さまざまな症状を引き起こします。肝機能の低下が進行し、血液が正常に凝固しなくなると、あざが発生します。

肝臓に異常がある場合は、突然現れるあざの他にも、食欲不振や嘔吐などの症状がみられることがあります。肝機能障害が疑われる場合は、早めに受診することが重要です。治療が遅れると、肝臓の損傷が進行し、深刻な問題を引き起こす可能性があります。

血小板減少性紫斑病

血小板減少性紫斑病(けっしょうばんげんしょうせいしはんびょう)は、血液中の血小板が異常に減少することで、小さな紫色の斑点が現れる病気です。赤ちゃんや子どもの場合は、風邪をひいた後に、突然発症する傾向にあります。

子どもだけでなく幅広い年齢層にみられる病気で、成人後は数年かけて少しずつ発症することがほとんどです。あざの他にも、血が止まりにくくなったり、鼻や歯ぐきから出血したりすることもあります。

白血病

白血病は血液のがんで、骨髄で異常な白血球が増殖する病気です。子どもや赤ちゃんには、小児白血病として発症します。

白血病により免疫力が低下すると、体内で出血を止める機能が正常に働かなくなり、あざが現れやすくなります

さらに、白血病は発熱や貧血、動悸や息切れなどの症状を伴うことがほとんどです。これらの症状がみられる場合は、早めに医師に相談することが重要です。

以下の記事では、子どもにみられる白血病のあざと普通のあざの違いを解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

子供にみられる白血病のあざと普通のあざの違いは?特徴や初期症状をチェックする方法を解説

子どものおしりにあざが現れたときの受診のタイミング

日常生活の中で子どものおしりにあざが現れることはありますが、まれに病気が隠れていることもあります。以下に当てはまる場合は、早めに受診しましょう。

  • あざの治りが遅い
  • 腫れている
  • 痛みが強い
  • 頻繁にあざができる
  • 鼻血や歯ぐきからの出血がみられる
  • 熱や息切れなど、調子が悪い

これらの症状がみられる場合、速やかに医師に相談し、必要な検査や診断を受けることが重要です。症状がみられない場合でも、心配なときは早めに相談してみてください。

皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、子どものあざや美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。子どものおしりのあざが気になる際は、ぜひお気軽にご相談ください。

確かな経験と実績を持つ医師が、些細な悩みにも親身になって対応します。

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日常生活で子どものおしりにあざができるのを回避する方法

子どものおしりや顔、体にあざができるのは、避けられないこともあります。ただし、日常生活の中でビタミンの摂取や、外傷を防ぐ工夫をすることで回避できる可能性もあります。それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

ビタミンを摂取する

ビタミンCは血管の健康を保ち、ビタミンKは血液の凝固を助ける役割があります。これらのビタミンを適切に摂取することで、血管が強化され、外的な衝撃によるあざを予防できる可能性が高まります。

ビタミンCはピーマンやいちご、キウイフルーツなど、ビタミンKは納豆やわかめ、ほうれん草などに多く含まれているのが特徴です。ビタミン不足を防ぐために、バランスの取れた食事を心がけましょう。

運動の際は衣類で体を保護する

子どもは活発に動き回り、転倒や物にぶつかることも多いため、衣類で皮膚を保護することが重要です。長袖や足首まである衣類を着用することで、転倒や衝突の際に衝撃を和らげられます

激しく動く場合は、サポーターの着用もおすすめです。ただし、暑い季節に衣類で保護しすぎると、熱中症の恐れもあるため対策が必要です。風通しの良い衣類を選んだり、こまめに塩分や水分を摂ったりと対応してみてください。

子どものおしりのあざに関するよくある質問

ここでは、子どものおしりのあざに関するよくある質問に回答します。ぜひ、参考にしてみてください。

大人になってもおしりの蒙古斑が消えないときはどうしたら良いですか?

蒙古斑が大人になっても消えない場合、自然に改善されることはないため、レーザー治療を検討することが一般的です。Qスイッチレーザー・ピコレーザーを使用することで、蒙古斑の原因となっているメラニン色素を破壊し、改善に期待できます。

ただし、1度の治療では改善しないため、複数回の治療が必要です。肌質によっては、完全に除去するのが難しい場合もあります。大人になって治療を開始すると、改善するのに時間を要する傾向にあります。

異所性蒙古斑の発症は妊娠中の母親に原因がありますか?

異所性蒙古斑の発症には、妊娠中の母親に直接的な原因はありません。母親の生活環境や体調が胎児に影響することは多いですが、あざに関してはっきりしたことは解明されていないのが現状です。

異所性蒙古斑のレーザー治療は赤ちゃんでもできますか?

異所性蒙古斑に対するレーザー治療は、赤ちゃんでも可能です。治療は、乳児期にすることが推奨されており、タイミングは歩き始める前の1歳未満が良いとされています。

赤ちゃんは日焼けしておらず、あざの範囲も小さく、皮膚が薄いため、高い治療効果が期待できます。レーザーを照射する回数も比較的少ないため、保護者の負担を減らすことも可能です。

ある程度成長して治療すると、治療に時間がかかったり改善しなかったりするため、少しでも早めの治療が推奨されています。

子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。

当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。

「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。

アクセス 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分
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火・木 10:00〜17:00

休診日 土日祝
公式HP 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

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まとめ

この記事では、子どものおしりのあざに関する内容を詳しく解説しました。

蒙古斑は、成長と共に自然に消えることがほとんどですが、まれに大人になっても残ることがあります。異所性蒙古斑は自然に消えないため、見た目が気になる場合は治療が必要です。

あざは乳児期に治療することで、高い確率で改善が期待されます。急にあざが現れた場合は、病気の可能性もあるため、早めに受診してみてください。

この記事を参考に、子どものおしりのあざが現れた際は、適切に対応しましょう。


記事監修者プロフィール

院長 杉本 貴子

院長杉本 貴子

Sugimoto Atsuko

経歴
  • お茶の水女子大学附属高等学校 卒業
  • 獨協医科大学 卒業
  • 国立国際医療研究センター 初期研修
  • 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 助教
  • 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 院長

【関連病院】

  • 東京美容医療クリニック
  • 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 非常勤講師
資格
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会 専門医
  • 日本形成外科学会レーザー 分野指導医
  • 日本抗加齢医学会 学会認定専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • GSK社 重度腋窩多汗症ボトックス 認定医
  • アラガン社 ボトックス・ヒアルロン酸 認定医
  • クールスカルプティング 認定医

こどものアザは保険適用で治療できます。

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※あざ治療、美容皮膚科以外の診察は予約せず直接ご来院ください。

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