副耳とは?治療方法やそのままにしたときの影響も解説
副耳とは、新生児の耳の周りや頬などにみられる小さなイボ状の突起物です。健康に直接影響することはありませんが、顔周りにあるため成長して見た目を気にする子どもも多い傾向にあります。
そんな副耳ですが、「治療方法は?」「そのままにして本当に大丈夫?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、副耳とは何かを詳しく解説します。また、治療方法やそのままにしたときの影響も併せて紹介します。
この記事を読めば副耳に対して知識を深められ、今後の治療方針を選択できるので、子どもの耳の突起が気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。
「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
| アクセス | 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分 →アクセス方法 |
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副耳(ふくじ)とは

副耳とは、生まれつき耳の周囲にみられるイボ状の突起物です。片方の耳の前に1つだけあることが多いですが、両方にあったり複数みられたりすることもあります。また、耳以外にも顔や首に現れる場合があり、首の症状は頚耳(けいじ)と呼ばれています。
副耳はお母さんのお腹の中で耳が形成される際に起きる形成異常の1つで、珍しい症状ではありません。副耳の発生率は、新生児の1,000人中約15人の割合とされています。
成長すると見た目が気になる子どももいますが、聴力や健康上の影響はほとんどないとされています。自然に消滅する症状ではないため、改善するには医療機関での受診が必要です。
副耳の症状

副耳の主な症状は、耳の前や頬に現れるイボのような突起で、胎児のころから形成されているため、形状は一人ひとり異なります。主な症状は以下のとおりです。
- 皮膚だけの柔らかい突起
- 内部に軟骨を含んでいる硬い突起
- 突起ではなく凹みがみられる
- 耳そのものが変形している
- 顔や首にある
大きさは数ミリ~数センチ程度までさまざまで、痛みやかゆみを伴うことはありません。ただし、根元に垢が溜まったり、突起が気になって触るのがクセになっていたりすると炎症を起こす恐れがあります。
症状が気になる場合は、専門医に状態を確認してもらうとよいでしょう。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、あざや美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。副耳の症状に悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
経験と実績のある医師が、些細な悩みにも親身になって対応します。
>>東京都文京区で副耳治療をするなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷
副耳の原因

副耳ができるはっきりとした原因は解明されていませんが、胎児がお腹の中で成長する過程で偶然発症するものと考えられています。遺伝性の症状ともいわれており、親族に副耳があると子どもに発生しやすいともいわれています。
耳は複雑な形状をしているため、胎内で作られる過程で形態異常が起きやすい部位の1つです。妊娠中の母親の生活習慣や食事が影響したものではないとされています。
副耳になりやすい人と予防方法

副耳になりやすい人は明らかにされていませんが、女児よりも男児に多い傾向にあります。男女差はわずかで、症例数は男児が60%、女児は40%となっています。
参照元:一般社団法人日本小児外科学会「日本小児外科学会雑誌 小児の頚部副耳について」
副耳は胎児のころに形成され、新生児の1.5%にみられるとされています。母親の行動が影響するわけではないため、予防方法は特にありません。
副耳をそのままにしたらどうなる?

副耳はそのままにしても医学的な問題はほとんどありませんが、成長に伴い以下の気になる点が出てくることがあります。
- 局所的な症状と見た目
- 聴力が低下する恐れ
- 関連する病気
それぞれ解説します。
局所的な症状と見た目
副耳をそのままにした場合、汚れが溜まって感染や出血、炎症が起きる場合があります。また、髪の毛で隠れない目立つ場所にあると、見た目を気にして精神的ストレスを抱える子どもも少なくありません。
健康上の問題はありませんが、そのままにすると局所的なトラブルや精神的ストレスを招く恐れがあるため、治療が推奨されます。
聴力が低下する恐れ
副耳はそのままにしても問題がないとされていますが、まれに聴力が低下するリスクがあるといわれています。耳の状態によっては発育異常が生じている恐れがあるため、定期的に聴力検査をしておくと安心です。
関連する病気
副耳は基本的に単独で発症しますが、まれにゴールデンハー症候群が関連していることがあります。ゴールデンハー症候群は耳の変形に加えて、顔面の左右非対称や口角の横方向への広がり、眼球の異常などが複合的にみられる疾患です。
副耳が病気を誘発するわけではありませんが、体の他の部位に形成異常や欠損などが隠れていないか確認しておく必要があります。
副耳の受診目安・相談先

副耳の受診の目安は、以下のとおりです。
- 外見が気になる
- 根元に湿疹ができる
- 大きくなってきた
- 引っかかって炎症や出血がみられる
副耳は健康上の問題ではなく、見た目を気にして受診する方が多い傾向にあります。根元に繰り返し湿疹ができたり、大きくなってきたりした場合は日常生活に影響することがあるため、受診しておくと安心です。
主な受診先は形成外科か小児外科で、形成外科は傷跡をきれいに目立たなくすることを専門としています。小児外科は子どもの外科的な疾患を専門にしている科です。
美容的な目的で受診したい場合は、形成外科が推奨されます。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、あざや美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。「副耳で見た目が気になる」「日常生活に支障がある」と悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
経験と実績のある医師が、些細な悩みにも親身になって対応します。
>>東京都文京区で副耳治療をするなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷
副耳の治療方法

副耳の主な治療方法には、以下の2種類があります。
- 結紮法(けっさつほう)
- 切除法(せつじょほう)
それぞれ詳しく解説します。
結紮法(けっさつほう)
結紮法は突起の根元を糸で強く縛り血流を止めて壊死させ、自然脱落を待つ方法で、軟骨がないケースや小さい副耳に用いられます。根元をナイロン糸で縛った後、1〜2週間ほどで自然に取れることがほとんどです。
切開の必要がなく麻酔を使用せずにできる場合もあるため、生後間もない赤ちゃんでも実施できます。根元が太いタイプや軟骨を含んでいる副耳には向かないため、その場合は切除が必要となります。
切除法(せつじょほう)
切除法は手術で副耳の突起を根元から切り取り、皮膚を縫合する治療法です。結紮法とは異なり、皮下に入り込んだ軟骨まで取り除けるため、再発を防ぎやすい傾向にあります。
局所麻酔で実施しますが、0歳のうち、もしくは10歳以降で検討することが推奨されます。
副耳手術をするタイミング

副耳の手術を受けるタイミングは、赤ちゃんの時期が推奨されています。生後間もない赤ちゃんは、痛みや嫌なことが記憶に残らないためです。ある程度動けるようになってからでは、触り過ぎたり引っかいたりして炎症を起こすこともあります。
赤ちゃんの時期を逃した場合は、手術の間じっとしていられる年齢まで待った方がよいでしょう。当院では生後6ヶ月頃までであれば日帰りの局所麻酔で手術ができる可能性があります。
見た目を気にする年齢になる前の治療により、子どものストレス軽減が期待できます。
副耳の手術費用の目安

副耳手術は疾患の治療として扱われるため、保険が適用されます。費用は3割負担で6,700円程度です。費用は手術費用の他に初診料や検査料などもかかることを考慮して、準備しておくとよいでしょう。
東京都文京区では、18歳未満の子どもであれば医療費助成制度を受けられます。詳しくは自治体に確認してみてください。
参照元:文京区 子ども医療費助成
副耳手術による合併症や後遺症

副耳手術は外科的手術のため、まれに以下のような合併症や後遺症が発症することがあります。
- 出血
- 血腫
- 感染
- 痛み
- 創部離開(そうぶりかい)
- 瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)
- 再発
- 再手術
- アレルギー反応
創部離開とは、手術の傷が治癒する前に開くことを指します。瘢痕拘縮は、傷跡が引きつったようになる症状です。アレルギー反応は、局所麻酔により現れることがあります。
副耳の手術後は医師の指示に従い、患部を清潔に保つことで感染リスクを抑えられます。
副耳手術後の注意点

ここからは、副耳手術後の注意点を解説します。以下の点に気をつけて、術後のトラブルを避けましょう。
- 術後のケアと衛生管理
- 心理的なサポート
- 経過観察
それぞれ解説します。
術後のケアと衛生管理
術後の数週間は、特に感染を防ぐために医師の指示に従い、摩擦や刺激を与えないように過ごすことが大切です。傷が完全に塞がるまでは、患部をできるだけ濡らさないことが推奨されています。
耳は汚れや皮脂が溜まりやすい部位のため、患部を清潔に保つことを意識してみてください。シャワーが禁止されている期間は毎日患部の周りを拭いて清潔にすることで、感染症のトラブルを防げる可能性が高まります。
心理的なサポート
副耳があると見た目に影響するため、心理的なサポートが必要なケースが多くあります。思春期の子どもは精神的なストレスを抱えている可能性があるため、注意が必要です。
術後のケア中も前向きに過ごせるように、意識して過ごしてみてください。
経過観察
副耳手術後の外出制限は特にありませんが、登校や通園、運動などに関しては医師に確認が必要です。
術後から3ヶ月程度は、日焼け止めを塗るか保護テープを貼るなどして患部を守りましょう。なお、抜糸は1週間後を目安に実施するクリニックがほとんどです。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、あざや美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。「副耳かもしれない」と悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
経験と実績のある医師が、些細な悩みにも親身になって対応します。
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子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。
「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
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火・木 10:00〜17:00 |
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まとめ

この記事では、副耳とはどのような症状か、治療や手術に関して詳しく解説しました。
副耳は健康上の問題がほとんどない症状ですが、見た目が子どもの精神的ストレスになったり、汚れやすいことで炎症が生じたりする可能性があります。大きいサイズだと衣類に引っかかって出血する恐れもあるため、早めの治療が必要です。
子どもの副耳は保険適用で手術が可能なため、費用を抑えられます。軟骨を伴わないタイプであれば、切開しない方法での治療も可能です。
この記事を参考に、日ごろから子どもの副耳を経過観察して、早めに受診しましょう。
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記事監修者プロフィール
院長杉本 貴子
Sugimoto Atsuko
- 経歴
-
- お茶の水女子大学附属高等学校 卒業
- 獨協医科大学 卒業
- 国立国際医療研究センター 初期研修
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 助教
- 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 院長
【関連病院】
- 東京美容医療クリニック
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 非常勤講師
- 資格
-
- 医学博士
- 日本形成外科学会 専門医
- 日本形成外科学会レーザー 分野指導医
- 日本抗加齢医学会 学会認定専門医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- GSK社 重度腋窩多汗症ボトックス 認定医
- アラガン社 ボトックス・ヒアルロン酸 認定医
- クールスカルプティング 認定医

