ルビーレーザーとヤグレーザーの違いは?特徴や治療可能な症状を徹底比較
ルビーレーザーとヤグレーザーは、どちらもシミやあざの治療に用いられている医療用レーザーです。これらは照射する波長が異なるため、反応する色素の種類や届く深さが変わり、適応するシミの種類にも違いがあります。
そんなルビーレーザーとヤグレーザーですが、「自分のシミにはどちらが合うのか」「ダウンタイムの差はどのくらいか」と思う方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ルビーレーザーとヤグレーザーの違いを解説します。また、特徴や治療可能な症状も併せて紹介します。
この記事を読めば、それぞれの特徴を理解できるので、シミ取り治療を始めたい方はぜひ参考にしてみてください。
子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。
「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
| アクセス | 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分 →アクセス方法 |
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【一覧表】ルビーレーザーとヤグレーザーの違い

ルビーレーザーとヤグレーザーの違いを以下の表にまとめました。
| 比較する項目 | ルビーレーザー | ヤグレーザー |
| 波長 | 694nm | 532nmと1,064nm |
| 特徴 | シミの除去に特化 | レーザートーニングで深い層にある色素沈着にも対応できる |
| 対応可能な症状 | ・濃いシミ ・そばかす ・色素沈着 ・ADM ・タトゥーなど |
・シミ ・そばかす ・色素沈着 ・肝斑 ・ADM ・タトゥーなど |
| ダウンタイムの長さ | 1〜2週間程度 | ・1~2週間程度 ・ルビーレーザーよりやや長い |
| 治療間隔 | ・1ヶ月に1回程度 ・ADMは3~4ヶ月に1回程度 |
・3~4週間に1回程度 ・深いシミは3~6ヶ月に1回程度 ・肝斑は1~2週間に1回程度 |
次の章からそれぞれの違いを比較していきます。
ルビーレーザーとヤグレーザーの波長と特徴の違い

ルビーレーザーとヤグレーザーは、波長と特徴に違いがあります。それぞれ詳しく解説します。
ルビーレーザーの波長と特徴
ルビーレーザーは、メラニン色素への吸収率が高い694nmの波長を持つレーザーで、血管内のヘモグロビンに吸収されにくい特徴があります。
さらに、ターゲットとなるメラニン色素をピンポイントで狙えるため、内出血や皮膚へのダメージを抑えた治療が可能です。薄いシミから深いあざまで幅広く対応できる、メラニン除去に特化したレーザーといえます。
ヤグレーザーの波長と特徴
ヤグレーザーは、532nmと1,064nmの2つの波長を使い分けられる点が大きな特徴です。532nmの波長は皮膚の浅い層にあるシミに、1,064nmの波長は皮膚の深い層にあるあざやタトゥーの除去に用いられます。
ルビーレーザーに比べるとメラニンへの吸収率はやや低いとされていますが、シミの深さや色素に合わせて柔軟に設定を変更できる汎用性の高さが魅力です。
ルビーレーザーとヤグレーザーのダウンタイムの違い

ルビーレーザーとヤグレーザーのダウンタイムの長さは同じ程度とされていますが、ヤグレーザーの方が赤みが長引くこともあります。それぞれ詳しく解説します。
ルビーレーザーのダウンタイム
ルビーレーザーのダウンタイム期間は、レーザー治療の中でも比較的短いとされています。赤みや腫れ、ヒリヒリ感などは、数時間~1日程度で治まることがほとんどです。
かさぶたは1週間程度で自然に取れて、新しい肌に生まれ変わります。
ダウンタイム中は肌がデリケートな状態のため、紫外線対策や保湿を徹底しましょう。
以下の記事では、Qスイッチルビーレーザーのダウンタイムに関する内容を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
ヤグレーザーのダウンタイム
ヤグレーザーはルビーレーザーより波長が長く、皮膚の深いところまで作用するため、比較するとダウンタイム期間がやや長くなる傾向にあります。赤みや腫れなどの症状は、数日程度で治まることがほとんどです。
ルビーレーザーと同様に、かさぶたができたら無理に取らずに、保湿と紫外線対策も必要です。
ルビーレーザーとヤグレーザーの治療可能な症状の違い

ルビーレーザーとヤグレーザーでは、対応できるシミやあざの種類にどのような違いがあるのか気になる方も多いでしょう。ここからは、治療が可能な症状をそれぞれ詳しく紹介します。
ルビーレーザーの治療可能な症状
ルビーレーザーで対応できる症状は、以下のとおりです。
- 濃いシミ
- そばかす
- 色素沈着
- ADM
- 平坦で小さいほくろ
- 太田母斑などの青あざ
- 扁平母斑などの茶あざ
- タトゥーなど
ルビーレーザーは、メラニンが密集している老人性色素斑やそばかす、茶あざの治療に適しています。さらに、真皮層に色素があるADMや太田母斑などのあざ治療にも対応可能です。タトゥーは、青や黒などの色に限定されますが、薄くする効果が期待できます。
平坦で小さいほくろは、治療により目立たない程度に改善する方が多く見受けられます。ただし、肝斑が混在している部位に照射すると悪化のリスクがあるため、医師による正確な診断が必要です。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、あざや美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。シミや肌荒れなどの症状に悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
経験と実績のある医師が、些細な悩みにも親身になって対応します。
>>東京都文京区でシミ取りをするなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷
ヤグレーザーの治療可能な症状
ヤグレーザーを用いて対応できる症状は、以下のとおりです。
- シミ
- そばかす
- 色素沈着
- ADM
- 異所性蒙古斑などの青あざ
- 扁平母斑などの茶あざ
- 肝斑
- タトゥーなど
ヤグレーザーは波長を使い分けることで、浅い層のシミから真皮層の深いあざ、多色のタトゥーを薄くするなど幅広く対応可能です。
1ショットを分割照射するPTPモードを用いることで、肝斑の改善が期待できる場合があります。ただし、肌質によっては悪化のリスクもあるため、医師の慎重な診断が欠かせません。
ルビーレーザーとヤグレーザーの治療間隔と回数

ここからは、ルビーレーザーとヤグレーザーの治療間隔と回数の違いを解説します。
ルビーレーザーの治療間隔と回数
ルビーレーザーの治療間隔と回数は、症状によって異なります。小さなシミや平坦なほくろは1ヶ月に一度の頻度で5回程度、皮膚の深い層にあるADMは、3~6ヶ月の間隔を空けながら4~6回程度続けることがほとんどです。
治療間隔と回数は、医師と相談して計画を立てるとよいでしょう。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、あざや美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。シミや肌荒れなどの症状に悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
経験と実績のある医師が、些細な悩みにも親身になって対応します。
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ヤグレーザーの治療間隔と回数
ヤグレーザーの治療間隔と回数も、個人差や症状によって異なります。
浅いシミであれば3~4週間に一度のペースで、1回程度で完了することもありますが、濃いシミは3~6ヶ月間隔で複数回の治療が必要な場合があります。
肝斑治療は、1〜2週間の間隔を空けて5~10回程度治療することがほとんどです。
ルビーレーザーとヤグレーザーの治療後の経過

ここからは、ルビーレーザーとヤグレーザーの治療の経過を、以下の内容で解説します。
- 照射当日~3日後
- 3日~2週間後
- 2~4週間後
詳しく解説します。
照射当日~3日後
照射当日は肌に赤みやヒリヒリ感、腫れなどが生じますが、数時間~1日程度で落ち着く傾向にあります。ルビーレーザーの照射直後は患部が白く反応する場合がありますが、10分ほどで治まることがほとんどです。
ヤグレーザーは点状の出血がみられることもありますが、4~5日で改善する傾向にあります。メイクは患部を避けて控えめであれば当日からできますが、入浴は2日目からが推奨されています。
3日~2週間後
3日目以降はヤグレーザーによるダウンタイムの症状も落ち着き、かさぶたが生じます。かさぶたは1週間ほどで自然に剥がれますが、紫外線と保湿を徹底することが大切です。
1~2週間が経過するころには、肌全体のトーンも落ち着く傾向にあります。
2~4週間後
2週間以上経つと、患部の色が一時的に濃くなる炎症後色素沈着が起こる可能性がありますが、自然に改善することがほとんどです。ただし、数ヶ月が経過しても改善しない場合は、クリニックに相談することが推奨されます。
施術から4週間が経過した後も、引き続き紫外線対策や保湿をして、再発を予防することが大切です。
ルビーレーザーとヤグレーザーの治療後の注意点

ルビーレーザーとヤグレーザーの治療後にケアを怠ると、仕上がりに影響するため注意が必要です。治療後は以下に気をつけて過ごしましょう。
- 肌に刺激を与えない
- 紫外線対策をする
- 保護シールを剥がさない
- 医師の指示に従ってケアする
それぞれ解説します。
肌に刺激を与えない
洗顔やスキンケアの際は、患部を強くこすらないよう心がけましょう。摩擦による刺激で炎症が起きると、新たな色素沈着を招く恐れがあります。
クレンジング剤は洗浄力が強すぎないものを選び、泡で包み込むように洗うことが大切です。タオルで顔を拭く際も、こすらないように意識してみてください。
紫外線対策をする
レーザー照射後の肌に紫外線は天敵です。肌に日光が当たると、メラノサイトが過剰に反応し、シミや肝斑などが濃くなることがあります。
冬場や曇りの日でも、日焼け止めや日傘、帽子を活用して対策を徹底しましょう。外出時は日焼け止めを2時間おきに塗り直す必要があるため、メイクの上からスプレーできるタイプを活用すると便利です。
保護シールを剥がさない
保護シールは外部の刺激から患部を守り、治癒を促す役割を果たすため、自己判断で剥がさないようにしましょう。医師から指示された期間は、かさぶたの保護と乾燥防止のためにシールを貼ったまま過ごすことが推奨されています。
通常のシミの治療であれば、1〜2週間程度で剥がせますが、症状によっては半年ほど貼ったまま過ごすこともあります。シールから浸出液が漏れる場合は、医師に相談して対処し、無理に剥がさないことが大切です。
医師の指示に従ってケアする
治療後のアフターケアは、使用したレーザーの種類や肌質に合わせて、医師により指示があります。処方された軟膏や内服薬は用量を守り、自己判断で中断せずに決められた期間は使い続けることが大切です。
指示を守ることでダウンタイムの期間が長引くのを避け、再発や肌トラブルを防げます。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、あざや美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。シミや肌荒れなどの症状に悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
経験と実績のある医師が、些細な悩みにも親身になって対応します。
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ルビーレーザーとヤグレーザーの保険適用の有無

ルビーレーザーとヤグレーザーによるシミやそばかすの治療は、美容目的とみなされるため原則として自由診療です。
医師により治療が必要と認められた疾患のみ、保険が適用されますが、ルビーレーザーは保険適用の治療回数に制限があります。回数を超えても治療できますが、自由診療となる点に注意しましょう。
保険適用となる疾患とルビーレーザーの治療回数は、以下を参考にしてみてください。
| ルビーレーザーとヤグレーザーの保険適用となる疾患 | ルビーレーザーの保険適用となる治療回数 |
| ADM(後天性真皮メラノサイトーシス) | 5回 |
| 太田母斑(おおたぼはん) | 5回 |
| 異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん) | 5回 |
| 扁平母斑(へんぺいぼはん) | 2回 |
| 外傷性色素沈着(がいしょうせいしきそちんちゃく) | 5回 |
保険診療における回数制限は疾患や算定基準によって異なります。使用する機器の種類によって扱いが変わる場合もあるため、詳細は医療機関で確認しましょう。
ルビーレーザーとヤグレーザー以外のシミ取りレーザー

ルビーレーザーとヤグレーザー以外に、シミにアプローチできるレーザーは主に以下のとおりです。
- ピコレーザー
- アレキサンドライトレーザー
- フラクショナルレーザー
- フォトフェイシャル
1つずつ見ていきましょう。
ピコレーザー
ピコレーザーはシミ取りレーザーの中でも新しい機器で、従来のレーザーよりもさらに短いパルス幅で照射が可能な医療用レーザーです。光の衝撃波でメラニンを細かく粉砕することで、熱によるダメージを抑えつつシミの改善に期待できます。
濃いシミやほくろなどは苦手とされていますが、幅広い色味に反応できるため、アートメイクやタトゥーの除去に対応可能です。目の周りにも照射できるため、目の下のクマも改善できる可能性があります。
以下の記事では、Qスイッチルビーレーザーとピコレーザーの違いを解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
アレキサンドライトレーザー
アレキサンドライトレーザーは、[/marker-y]メラニン吸収に優れた755nmの波長を持つ、シミ取りや脱毛に用いられる医療機器[/marker-y]です。
Qスイッチを付けられるレーザーで、ルビーレーザーに近い特性を持ちますが、波長がわずかに長いため深い層まで届きやすい傾向にあります。照射の際に冷却ガスを放出するため痛みを感じにくく、かさぶたが生じにくい点が特徴です。
顔全体に照射でき、コラーゲンの生成を促すため、くすみの改善や美肌効果にも期待できます。
フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーは、ルビーレーザーを点状に照射することで肌に刺激を与え、細胞を活性化させる効果に期待できます。肌が活性化することでエラスチンやコラーゲンなどの生成が促進され、毛穴の開きやたるみの改善などが見込まれます。
面状に照射するレーザーと比較して肌にダメージを与えないため、色素沈着や熱損傷のリスクを抑えながら、シミやそばかすの改善に対応可能です。
効果は徐々に出るため複数回の治療が必要ですが、周囲にバレにくいメリットがあります。
フォトフェイシャル
フォトフェイシャルは、IPLと呼ばれる光を広範囲に照射することで、複数の肌悩みに一度にアプローチできる治療です。レーザーのような強い刺激はありませんが、顔全体のくすみや赤ら顔、薄いシミの改善に対応できます。
ダウンタイムがほとんどなく、施術直後からメイクが可能なため、周囲にバレずにシミ対策を始めたい方から人気があります。ピンポイントの濃いシミにはルビーレーザーを、全体の底上げにはフォトフェイシャルを併用するといった柔軟な使い分けも可能です。
子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。
「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
| アクセス | 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分 →アクセス方法 |
| 連絡先 | TEL:03-6304-1725 |
| 営業時間 | 月・水・金 13:00〜18:00
火・木 10:00〜17:00 |
| 休診日 | 土日祝 |
| 公式HP | 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 |
まとめ

この記事では、ルビーレーザーとヤグレーザーの違いを解説しました。
ルビーレーザーはメラニンへの反応が良く、濃いシミの除去を得意としています。一方、ヤグレーザーは2つの波長を駆使することで、深部のあざやタトゥー除去まで幅広く対応できるのが強みです。
どちらの治療も照射後のケアを適切にすることで、再発防止や高い仕上がりに期待できます。この記事を参考に、シミの種類や生活スタイルに合ったレーザーを選び、明るい素肌を目指しましょう。
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記事監修者プロフィール
院長杉本 貴子
Sugimoto Atsuko
- 経歴
-
- お茶の水女子大学附属高等学校 卒業
- 獨協医科大学 卒業
- 国立国際医療研究センター 初期研修
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 助教
- 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 院長
【関連病院】
- 東京美容医療クリニック
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 非常勤講師
- 資格
-
- 医学博士
- 日本形成外科学会 専門医
- 日本形成外科学会レーザー 分野指導医
- 日本抗加齢医学会 学会認定専門医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- GSK社 重度腋窩多汗症ボトックス 認定医
- アラガン社 ボトックス・ヒアルロン酸 認定医
- クールスカルプティング 認定医

