Qスイッチルビーレーザーのダウンタイムはいつまで？ダウンタイム中の失敗例や経過も解説

Qスイッチルビーレーザーは、高い効果が期待できる治療法の1つです。そんなQスイッチルビーレーザーですが、「ダウンタイムはどれくらい？」「どのような経過を辿るの？」と気になる方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、Qスイッチルビーレーザーのダウンタイムを詳しく解説します。また、ダウンタイム中の失敗例や経過も併せて紹介します。この記事を読めば、治療後の注意点を理解できるので、ダウンタイムに不安がある方はぜひ参考にしてみてください。

子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。

当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。

「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。

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Qスイッチルビーレーザーとは

Qスイッチルビーレーザーは、694nmの波長を持つルビー結晶を用いた医療用レーザー機器です。メラニン色素に特異的に反応し、シミやそばかす、あざなどの色素性疾患をターゲットにして選択的に破壊します。

表皮のあざだけでなく、真皮層のあざにも効果があるため、幅広いあざの治療に用いられます。肌へのダメージが少ないため、ダウンタイムが短く、日常生活への影響も最小限に抑えられます。

皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、あざや美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。当院で採用しているQスイッチルビーレーザーは、狭い範囲での照射が可能なため、熱によるダメージを最小限に抑えられます。

気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。確かな経験と実績を持つ医師が、些細な悩みにも親身になって対応します。

>>東京都文京区でレーザー治療するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

Qスイッチルビーレーザーのダウンタイムの期間と症状

Qスイッチルビーレーザーのダウンタイムは、赤みやかさぶたが1〜2週間程度、色素沈着が3〜6ヶ月とされています。施術当日は赤みが出ますが、翌日には治まることがほとんどです。照射後数日でかさぶたができはじめ、1週間ほど剥がれていきます。

かさぶたが剥がれると色素沈着が発生しますが、3～6ヶ月かけて自然に改善します。ダウンタイムの期間は個人差もありますが、医師の指示に従って安静に過ごすことが大切です。

Qスイッチルビーレーザーのダウンタイムの経過

Qスイッチルビーレーザーの治療後の肌は、段階的に回復します。ここからは、施術から3～6ヶ月後までの経過を詳しく解説します。

施術日から3日後

照射直後は腫れや赤みが出ますが、数時間～1日以内に収まることがほとんどです。施術から数日後にはかさぶたが発生するので、自然に剥がれるまで待ちましょう。顔を治療した場合は、黒いかさぶたができることがあります。

患部にはワセリンなどを塗って、保湿することが推奨されています。

1～2週間後

照射から1週間程度で、かさぶたが自然に剥がれて、新しい皮膚が現れます。シミを治療した方は、薄くなったことを実感できる方も多いようです。しかし、ADMや太田母斑など、深い層にあるあざは、まだ効果がみられません。

この時期は、まだ肌がデリケートな状態のため、紫外線や摩擦から保護することが大切です。

1ヶ月後

2週間〜1ヶ月経過する頃に、照射した部分に色素沈着が生じることがあります。これは、炎症後色素沈着と呼ばれる症状で、治療による一時的な反応です。通常、3～6ヶ月かけて少しずつ薄くなり、最終的には目立たなくなります。

ただし、紫外線の影響やスキンケアの方法によっては、回復に時間がかかることがあります。

3～6ヶ月後

治療から3～6ヶ月後には、照射部位の肌の状態が安定し、色素沈着もほとんど目立たなくなります。この期間中に肌のターンオーバーが進み、メラニン色素が体外に排出され、シミが改善されます。

ただし、治療後の肌は引き続き敏感な状態が続くため、紫外線対策や保湿などのスキンケアを継続することが重要です。

青あざを治療した場合は、この時期から効果を実感し始めますが、改善には1年程度の期間を要するため、根気よく治療を続けることが大切です。

以下の記事では、Qスイッチルビーレーザーの治療経過について詳しく解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。

https://aza-kids.jp/column/bruise/2765/

Qスイッチルビーレーザーで治療できる症状

Qスイッチルビーレーザーで治療が可能な症状は、以下のとおりです。

• シミ
• そばかす
• ADM
• 太田母斑
• 異所性蒙古斑
• 炎症性後色素沈着
• 扁平母斑

どのような症状か、1つずつ解説します。

シミ

シミは、メラニン色素が過剰に生成され、皮膚に沈着することで発生します。原因は紫外線や加齢、摩擦やホルモンバランスの変化などです。30代以降に現れることが多いですが、生活習慣によっては20代でみられることもあります。

シミは手の甲や首など、顔だけではなくあらゆる場所に発生します。そのままにしておくと、色が濃くなって目立ち始めるため注意が必要です。Qスイッチルビーレーザーは、メラニン色素に選択的に作用し、シミを効果的に改善します。

そばかす

そばかす（雀卵斑）は、遺伝や紫外線の影響で顔や体に小さな茶色の斑点が現れる症状です。頬骨や鼻に現れることが多く、幼少期から思春期あたりに発生する傾向にあります。

Qスイッチルビーレーザーは、浅い層にあるメラニン色素にも効果的に作用し、そばかすを改善します。治療後はかさぶたが自然に剥がれ落ちることで、肌のトーンが均一になり、明るくなります。

ADM

ADM（後天性真皮メラノサイトーシス）は、顔の頬に左右対称に現れる、点状で青灰色のあざです。男性にも現れますが、思春期から30代の女性に多くみられるのが特徴です。

皮膚の深い層に発生するため、メイクで隠せないことがほとんどです。自力で治せないあざのため、改善するには医療機関での治療が必要です。

レーザー照射を数回繰り返し、1年ほどかけて少しずつ改善していきます。

太田母斑（おおたぼはん）

太田母斑は、顔の片側に点状になって現れる青あざです。生まれたときからある「早発型」と、思春期ごろに現れる「遅発型」に分けられます。おでこや目の周り、頬やくちびるなどに現れ、自然に消えることはありません。

「遅発型」の場合、女性に現れることが多いようです。真皮層にあるあざのため、治療には時間がかかりますが、高い効果が期待できます。

以下の記事では太田母斑について詳しく解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。

太田母斑とは？発症する原因や症状・治療方法・経過などを詳しく解説

異所性蒙古斑（いしょせいもうこはん）

異所性蒙古斑は、生まれつき肩や顔、手足などに現れる青あざです。蒙古斑がおしり以外にあることで、異所性蒙古斑と呼ばれています。異所性蒙古斑は自然に消えることのないあざのため、気になる位置にある場合は治療を希望する方がほとんどです。

0歳で治療すると、一度の照射で改善することもあるため、早めの治療が推奨されています。治療を検討する際は、専門医との相談を通じて、最適な治療方法とタイミングを決定することが重要です。

以下の記事では、異所性蒙古斑について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

https://aza-kids.jp/column/bruise/2746/

炎症性後色素沈着（えんしょうせいしきそちんちゃく）

炎症性後色素沈着は、ニキビや擦り傷、虫刺されなど、皮膚に炎症が起こることで発生します。炎症が落ち着いた後に、色素が沈着して残るのが特徴です。自然に消えることもありますが、残ることが多いため、気になる方には治療が推奨されています。

扁平母斑（へんぺいぼはん）

扁平母斑は生まれつき存在することが多い、平坦な茶色あざです。メラニンが増殖し、皮膚の浅い場所に発生することで現れます。思春期ごろに現れる場合は、遅発性扁平母斑やベッカー母斑と呼ばれ、発毛を伴うことがほとんどです。

扁平母斑は、どのタイプも悪性化することはほぼありませんが、見た目に影響するため、治療を希望する方も多い傾向にあります。治療にはQスイッチルビーレーザーを用いますが、発毛が気になる場合はレーザー脱毛でも対応可能です。

再発しやすい母斑のため、根気よく治療を続ける必要があます。

Qスイッチルビーレーザーのダウンタイム中にみられる失敗例

治療後のダウンタイム中は、以下のような失敗と思われるケースが発生することもあります。

• シミが残った
• 色戻りした
• 適応外の症状だった
• かさぶたにならない
• 傷跡が残った
• 色素脱失した

1つずつ詳しくみていきましょう。

シミが残った

レーザー治療後にシミが薄くなったが、残ったといったケースもあります。シミが残る原因として、以下の3つが考えられます。

• シミではなかった
• 照射が不足していた
• アフターケアが適切ではなかった

シミだと診断されたにもかかわらず、[/marker-y]改善されない場合は、ADMや太田母斑などの可能性[/marker-y]もあります。これらの症状は、一度の照射で改善せず、数回の治療が必要です。

レーザーの出力が足りない、アフターケアが適切ではなかったなどの場合も、効果がみられないことがほとんどです。

色戻りした

かさぶたが取れた後に一時的に色戻りすることがあります。これは炎症後色素沈着と呼ばれ、通常は数ヶ月で改善することがほとんどです。ただし、治療後のアフターケアが不十分だと、色素沈着が長引くこともあります。

紫外線対策を怠ったり、患部を強く擦ったりすると、悪化するため注意が必要です。

適応外の症状だった

Qスイッチルビーレーザーが適応外だったといったパターンもあります。シミではなくイボだった場合、他のレーザーを用いた治療が必要です。盛り上がったタイプのほくろや、血管が関係する症状も適応外のため、医師による適切な診断が求められます。

このようなトラブルを防ぐためにも、信頼できる医療機関で受診しましょう。

皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、あざや美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。当院で採用しているQスイッチルビーレーザーは、狭い範囲での照射が可能なため、熱によるダメージを最小限に抑えられます。

気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。確かな経験と実績を持つ医師が、些細な悩みにも親身になって対応します。

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かさぶたにならない

施術後にかさぶたが形成されない場合、レーザーの照射出力が不足している可能性があります。適切な出力で照射されないと、メラニン色素が十分に破壊されず、シミが改善されません。

かさぶたが薄いために気づかないこともありますが、効果が不十分だったと考えられます。ADMや太田母斑などは、皮膚の深い層で治療が展開されるため、表皮にかさぶたができないことがほとんどです。

傷跡が残った

治療部位に傷跡が残る場合は、照射出力が過剰だったか、アフターケアが不適切であった可能性があります。過度な出力で照射すると、皮膚に深刻なダメージを与え、瘢痕が形成されることがあります。

治療後の紫外線対策が不十分だと、炎症が長引き、傷跡が残ることもあるため注意が必要です。かさぶたを無理やり剥がした場合も、傷跡が残る傾向にあります。

色素脱失した

照射部位の色素が失われる色素脱失は、レーザーの照射が過度であったり、皮膚の色素細胞がダメージを受けたりすることが原因です。色素脱失が起こると、白斑のような症状が現れ、元の肌色に戻るまでに時間がかかることがあります。

元に戻らないこともあるため、事前に医師とリスクについて十分に話し合い、適切な治療を受けることが重要です。

失敗したと後悔しないためのQスイッチルビーレーザーのダウンタイム中の過ごし方

ダウンタイム中は以下のことに気をつけて過ごすことで、満足いく結果を得やすくなります。

• 紫外線を避ける
• かさぶたを自分で剥がさない
• 患部の摩擦を避ける
• 保護テープの上からメイクする
• 血行が促進される行為を控える
• 長引く場合は医師に相談する

紫外線を避ける

レーザー治療後は皮膚が敏感なため、紫外線を避けることが最重要です。日光にさらされると色素沈着が進行したり、新たなシミが発生したりすることもあります。

外出時には、必ずSPF20程度の日焼け止めを使用し、帽子や日傘を活用して直射日光を避けることが推奨されます。
日焼け止めは2時間おきに塗り直しましょう。

かさぶたを自分で剥がさない

治療後にできるかさぶたは、なるべく触らないようにして自然に剥がれるのを待ちましょう。かさぶたは治癒の過程で現れる症状の1つで、無理に剥がすと傷が残ったり、色素沈着を引き起こしたりすることがあります。

乾燥を防ぐためにワセリンを塗布するなど、かさぶたにも保湿を徹底することが大切です。

患部の摩擦を避ける

治療部位はデリケートな状態のため、摩擦や圧力を避けることが大切です。洗顔時やメイク時にはやさしく触れるように心がけ、こすったり引っ張ったりしないようにしましょう。

衣類やタオルなどが患部に刺激を与えないように気をつけることで、治癒を早められます。

保護テープの上からメイクする

治療後すぐにメイクをしたい場合は、患部を保護テープで覆うことも可能です。ただし、強い摩擦や圧力は避けることが重要です。

クレンジングや洗顔の際には、肌に負担をかけないように気をつけましょう。

血行が促進される行為を控える

治療後は、血行が促進されるような行為を控えることが大切です。入浴やサウナ、アルコールの摂取や激しい運動は血行が促進されて症状が強く出る可能性があるため、しばらく避けましょう。

血行が促進される行為は、治療後1週間程度控えることが重要です。

長引く場合は医師に相談する

治療後の経過が通常と異なる場合や、症状が長引く場合は、早めに医師に相談しましょう。症状によっては、治療方法の見直しが必要な場合もあります。

医師に相談すると、必要に応じて外用薬や内服薬を処方してもらえることもあります。不安な場合は自己判断せずに医師に相談することが大切です。

皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、あざや美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。当院で採用しているQスイッチルビーレーザーは、狭い範囲での照射が可能なため、熱によるダメージを最小限に抑えられます。

気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。確かな経験と実績を持つ医師が、些細な悩みにも親身になって対応します。

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子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。

当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。

「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。

アクセス	東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分 →アクセス方法
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営業時間	月・水・金 13:00〜18:00 火・木 10:00〜17:00
休診日	土日祝
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まとめ

この記事では、Qスイッチルビーレーザーのダウンタイムについて解説しました。

Qスイッチルビーレーザーのダウンタイムの期間は、個人差もありますが、1～2週間程度が一般的です。ダウンタイム中は紫外線を避けることやかさぶたを無理に剥がさないこと、患部の摩擦を避けることが推奨されています。

途中で色素沈着がみられることもありますが、経過の1つのため安心してください。気になる場合は自己判断せず、医師に相談すると安心です。

この記事を参考に、治療後のダウンタイムを過ごして、理想的な結果を手に入れましょう。