Column

コラム

Vビームの効果はいつから?回数・症状別の改善目安を医師が解説【子どもの赤あざにも対応】

「Vビームの効果はいつから出るの?」「何回で消えるの?」と、初めての治療で効果や見通しに不安を抱える方は少なくありません。

そこでこの記事では、Vビームの効果が現れるまでの期間・回数を症状別に解説します。また、効果が出にくいケース、子どもへの保険適用条件、痛みへの対応も併せて紹介します。

この記事を読めば、Vビームがご自身やお子さんの症状に効果的かどうかを判断し、治療開始のタイミングを選びやすくなります。赤あざや赤みのお悩みがある方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

子どもの赤あざ・赤みのVビーム治療なら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

「子どものあざを早く治してあげたい」「保険適用で受けられるか知りたい」とお考えの方へ、皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷では子ども特有のあざ治療に特化した診療を行っています

院長は形成外科専門医・レーザー分野指導医の資格を持ち、乳幼児期から学童期まで年齢に応じた配慮のもとで治療を進めます。保険適用となる単純性血管腫や毛細血管拡張症の治療にも対応しています。

アクセス 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分

アクセス方法

診療時間 月・水・金 13:00〜18:00

火・木 10:00〜17:00

休診日 土・日・祝日
電話番号 03-6304-1725
公式HP 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

>>無料カウンセリングの詳細

Vビームが効果を発揮する仕組み

Vビームは波長595nmの色素レーザーで、赤い色素(ヘモグロビン)に選択的に作用する治療機器です。標的となる血管にエネルギーを集中させながら、周囲の正常な皮膚へのダメージを抑えやすいのが特徴です。

ここでは以下を解説します。

  • 照射の仕組み(ヘモグロビンへの選択的作用)
  • 血管への作用
  • コラーゲン生成の促進

それぞれ解説します。

照射の仕組み(ヘモグロビンへの選択的作用)

Vビームから照射される595nmの光は、赤血球に含まれるヘモグロビンに吸収されやすい波長です。レーザー光がヘモグロビンに吸収されると熱エネルギーへと変換され、ターゲットとなる異常な毛細血管に作用します。

正常な皮膚組織への影響を抑えやすく、皮膚の表面ではなく赤みの原因となっている血管そのものにアプローチできる点が、Vビーム治療の大きな特徴です。さらに照射時には冷却ガス(DCD)が同時に噴射される設計のため、表皮を保護しながら治療を進めやすい仕組みになっています。

血管への作用

レーザー光が血管内のヘモグロビンに吸収されると、血管壁に熱ダメージが伝わり、異常に拡張した毛細血管が収縮または閉塞します。閉塞した血管は時間をかけて体に吸収され、赤みが徐々に薄くなっていく仕組みです。

血管そのものに直接アプローチするため、表面に塗るタイプの薬や内服薬では改善しにくい血管由来の赤みに対して効果が期待できます。一方で、メラニン色素が原因のシミや色素性のあざには反応しにくく、症状の原因によって適応が異なる点に注意が必要です。

コラーゲン生成の促進

Vビームの照射は、赤みの元になっている血管を収縮・閉塞させるだけでなく、皮膚の奥にある線維芽細胞を刺激することでコラーゲンの生成を促す効果も期待できます。レーザー照射によって皮膚内部で熱が発生すると、自然治癒力が活性化され、コラーゲンやエラスチンが生成されやすくなります。

コラーゲンが増えることで肌のハリや弾力が改善されやすくなり、赤みの治療と同時に肌質の底上げを目指せる点がVビームの特徴の一つです。血管腫やニキビ跡の治療が主な目的であっても、肌全体のキメやトーンの改善を感じる方もいます。

Vビームの効果が期待できる症状

Vビームは赤い色素に反応するレーザーのため、血管由来の赤みやコラーゲン産生に関わる症状に幅広く対応しています。子どもに多い先天性の血管腫から、大人のニキビ跡まで適応症状は多岐にわたります。

以下の6つの症状に効果が期待できます。

それぞれ詳しく解説します。

単純性血管腫(赤あざ)

単純性血管腫は生まれつき皮膚に現れる平坦な赤あざで、自然に消えることはなく、年齢とともに色味が濃くなったり盛り上がったりする場合もあります。皮膚の浅い部分にある毛細血管の異常拡張が原因のため、Vビームのレーザー光が血管に届きやすく、治療効果が期待できる代表的な症状です。

肌が薄く治療反応が出やすい乳幼児期や幼少期に治療を開始すると、回数を重ねながら少しずつ赤みが薄くなっていきます。範囲や色の濃さによって必要な回数は異なりますが、保険適用となる代表的な疾患のため、お子さんの場合は早期受診を検討しやすい症状です。

単純性血管腫の具体的な治療経過や費用について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

単純性血管腫はレーザー治療で治る?保険適用になるのか、治療の経過、費用、回数などを徹底解説!

乳児血管腫(いちご状血管腫)

いちご状血管腫は乳児期に現れる良性の血管腫で、その名の通りいちごのように赤く盛り上がって見える赤あざです。生後数週間から半年ほどの間に大きくなり、その後は自然に縮小していくケースも多い症状ですが、サイズが大きい、出血を繰り返す、目や口の周りなど機能に影響する場所にあるといった場合は早期治療が推奨されます

Vビームを早期に照射すると、増大期のスピードを抑えながら平坦化を促しやすく、最終的な皮膚の引き伸ばしや跡の残りやすさを軽減することにつながります。自然消退を待つか治療を行うかは、サイズ・部位・経過によって判断が変わるため、医師との相談が大切です。

毛細血管拡張症・赤ら顔

毛細血管拡張症は、頬や鼻周辺などに細い血管が浮き出るように見える状態で、いわゆる「赤ら顔」として認識されることもあります。寒暖差・刺激・体質などにより毛細血管が拡張したまま戻りにくくなることが原因で、化粧やスキンケアで隠しにくいお悩みの一つです。

Vビームを照射すると拡張した血管にピンポイントで作用し、複数回の治療を重ねるうちに目立っていた血管が薄くなり、肌全体のトーンが整っていきます。酒さに伴う赤みにも一定の効果が期待できますが、症状によっては内服や外用と組み合わせる必要があります。

毛細血管拡張症や赤ら顔のVビーム治療における効果の感じ方について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

Vビームは効果がない?効果がないと感じやすい人の特徴やいつから効果を実感できるのかを解説

ニキビ跡の赤み

ニキビが治った後に残る赤みは、炎症によって毛細血管が拡張したまま残っていることが主な原因です。Vビームは赤みの元になっている血管にアプローチできるため、炎症後の赤いニキビ跡に対して効果が期待しやすい治療法です。

一方で、茶色く色素沈着しているタイプのニキビ跡や、クレーター状の凹みには別の治療が向いている場合があります。鏡で気になる箇所が「赤い」のか「茶色い」のか「凹んでいる」のかを整理した上で受診すると、適切な治療法を選びやすくなります。

ニキビ跡へのVビームの効果や治療後の経過について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

Vビームはニキビ跡に効果ある?治療の流れや施術後の経過・注意点などを徹底解説

ケロイド・傷跡

ケロイドは傷跡が盛り上がり、赤みや痛み・かゆみを伴うことのある皮膚症状です。ケロイド内部では毛細血管が増生しており、Vビームを照射することで血流を抑えながら赤みの軽減や盛り上がりの平坦化を狙えます

ステロイド外用や注射と組み合わせて治療するケースもあり、症状の段階や部位によって治療プランは変わります。傷跡の赤みが半年以上引かない、盛り上がりが続くといった場合は、Vビームを含めた治療相談を検討してみてください。

ケロイドへのVビームの効果や費用感について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

Vビームレーザーはケロイドの治療に効果ある?期待できる効果と保険適用の有無・費用を紹介

肌のハリ・美肌効果

Vビームは血管性疾患の治療だけでなく、美肌効果も期待できる治療です。レーザー照射による熱刺激が皮膚内部の線維芽細胞を活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成を促すことで、肌のハリや弾力の改善につながりやすくなります。

治療を重ねるにつれて毛穴のキメが整い、くすみが軽減されたと感じる方もいます。赤みの治療を主な目的としながら、全体的な肌質改善も同時に期待したい方に向いている治療法です。定期的な照射で肌の状態を維持したい方には、メンテナンス目的での自費診療も選択肢の一つです。

Vビームの効果が出るタイミングと回数の目安

Vビームは1回で完結する治療ではなく、症状に応じて複数回の照射を重ねながら改善を目指す治療です。1回目の経過と症状別の目安回数、効果の持続性を把握しておくと治療計画を立てやすくなります。

ここでは以下を解説します。

  • 1回目治療後の経過と変化
  • 症状別の推奨回数と照射間隔
  • 効果の持続期間

それぞれ解説します。

1回目治療後の経過と変化

1回目の照射直後は、対象部位がやや紫色〜赤色に変化することが多く、熱感や軽いヒリヒリ感を伴います。これはレーザーが血管に作用したサインの一つで、数日から1〜2週間ほどかけて落ち着いていきます。

施術から1週間ほど経過すると赤みや内出血が薄くなり、2〜3週間で照射部位の状態が落ち着きます。1回の照射でも一定の変化を感じる方はいますが、特に単純性血管腫や毛細血管拡張症ではすぐに完全に消えるわけではなく、複数回の積み重ねで徐々に薄くなっていくのが一般的です。

症状別の推奨回数と照射間隔

症状ごとに目安となる回数と効果の感じ方は異なります。一般的な目安は次の通りです。

症状 推奨回数の目安 効果の感じ方
単純性血管腫 3〜5回程度 回数を重ねながら徐々に色が薄くなる
乳児血管腫(いちご状血管腫) 3回〜5回 増大期の抑制と平坦化が期待できる
毛細血管拡張症 3〜5回程度 浮き出ていた血管が目立たなくなる
ニキビ跡(赤み) 3〜10回程度 赤みのトーンが整っていく
ケロイド・傷跡 5回程度 赤み軽減と平坦化を狙える
肌のハリなど美容目的の治療 5回程度 触感やキメの改善を感じやすい

照射間隔は治療区分によって異なります。保険適用となる単純性血管腫などでは3ヶ月に1回の頻度で治療を進めるのが原則で、健康保険のルール上、短い間隔での連続治療は行いません。一方、自費診療で行う赤ら顔やニキビ跡の治療では、2〜4週間に1回のペースで照射を重ねる場合もあります。

効果の持続期間

Vビームの効果は、症状によって持続期間が異なります。単純性血管腫のように血管そのものを少しずつ閉塞させる症状では、改善した状態が比較的長く維持されやすい傾向があります。

一方、毛細血管拡張症や赤ら顔は体質や紫外線・刺激の影響を受けやすく、年月の経過とともに新たな毛細血管が拡張し、赤みが戻ってくる場合もあります。状態を保ちたい場合は、定期的なメンテナンス照射やスキンケア・紫外線対策の継続が大切です。

「一度で永続的に消える治療」とは言い切れないため、長期的にどのくらいの状態を目指すかを医師と共有しながら進めると安心です。

>>Vビーム治療を受けるなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

子どもがVビーム治療で効果を得るためのポイント

子どものあざは早期治療を検討するメリットがある一方で、年齢・痛みへの配慮・保険適用の条件など、大人とは異なる視点が必要です。乳幼児からの治療開始や麻酔の選択肢を知っておくと、安心して受診を検討しやすくなります。

ここでは以下を解説します。

  • 何歳から治療できるか
  • 保険適用の条件(先天性血管腫)
  • 痛み・麻酔への対応

それぞれ解説します。

何歳から治療できるか

Vビーム治療は、医師が治療可能と判断した場合に乳児期から受けられるケースもあります。特に単純性血管腫や乳児血管腫(いちご状血管腫)は、皮膚が薄く色も濃くなりきっていない時期に治療を始めると、反応を得やすいといわれています。

学童期以降は治療への理解が進み、本人の協力も得やすくなる一方で、症状によっては乳幼児期の早期介入のほうが結果として治療回数を抑えられる場合もあります。何歳から治療をスタートすべきかは、症状の種類・部位・成長段階によって変わるため、保護者だけで判断せず、子どものあざ治療に詳しい医療機関で相談すると安心です。

保険適用の条件(先天性血管腫)

Vビームは、医療保険が適用される代表的なレーザー治療です。保険の対象となる主な疾患は次のとおりです。

保険適用となる主な疾患 概要
単純性血管腫 生まれつきの平坦な赤あざ
いちご状血管腫(乳児血管腫) 乳児期に盛り上がる赤あざ
毛細血管拡張症 細い血管が浮き出る赤み
一部のケロイド・血管腫 医師の判断による

保険診療では、同じ部位への治療は3ヶ月に1回の頻度に限定されます。これは健康保険上のルールで、短い間隔での反復治療は対象外となるため、計画的に治療を進める必要があります。

保険適用条件の詳細について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

Vビーム治療が保険適用となる条件は?3ヶ月ルールや保険適用となる症状・治療内容を解説

痛み・麻酔への対応

Vビームの照射時には、輪ゴムで軽く弾かれるような痛みを感じることが多いとされています。痛みの感じ方には個人差がありますが、子どもの場合は短時間で済む照射部位であってもストレスにつながりやすいため、痛みへの配慮が重要です。

当院では、照射時にマイナス26℃前後の冷却ガスを噴射しながら治療を行い、痛みや熱感の軽減を図っています。範囲が広い場合や痛みに敏感なお子さんの場合は、麻酔クリームの併用についても医師と相談しながら検討します。

治療前にしっかりカウンセリングを行い、保護者とお子さんが納得した上で照射に進めるよう配慮しています。

Vビームの効果が出にくいケースと原因

「Vビームを受けたのに効果を感じない」と感じる背景には、適応の判断・回数・出力設定など複数の要因が関係します。事前に把握しておくと、治療計画を見直す判断材料にしやすくなります。

ここでは以下を解説します。

  • 適応外の場合(赤みのタイプ別)
  • 効果が薄いと感じる場合の原因

それぞれ解説します。

適応外の場合(赤みのタイプ別)

Vビームはヘモグロビンに反応するレーザーのため、メラニン色素が主な原因のシミ・色素性のあざ・深い色素性病変にはあまり反応しません。茶色く色素沈着しているタイプのニキビ跡や、肝斑・老人性のシミなどには別のレーザーや内服薬のほうが向いている場合があります。

また、酒さ様皮膚炎のように炎症が主体の状態では、Vビーム単独では改善が難しい場合があり、外用薬や生活指導との併用が前提となります。「赤い」と感じる症状の中には、Vビームでアプローチできるものとそうでないものが混在しているため、診断の段階で適応を見極めることが大切です。

効果が薄いと感じる場合の原因

Vビームの効果が薄いと感じる場合、主に次のような原因が考えられます。

  • 必要な回数に達していない
  • 照射間隔が空きすぎている、または短すぎる
  • 出力設定が症状に合っていない
  • 症状が深い層にある、または範囲が広い
  • 紫外線・摩擦などによる悪化要因が残っている

特に保険診療の場合は3ヶ月ごとの治療となるため、合計の改善を実感するまでに1年以上かかるケースもあります。1〜2回で「効果がない」と判断してしまうと、本来到達できたはずの改善まで進まないこともあるため、医師と経過を共有しながら継続するか方針を切り替えるかを判断していくことが大切です。

Vビームで「失敗した」「効果がない」と感じる原因や対策について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

Vビーム(ダイレーザー)で失敗は起こる?失敗と感じる具体的な症状や原因・対策を徹底解説!

Vビームの効果に伴うダウンタイムと副作用

Vビームは大きな切開を伴わない治療ですが、赤み・内出血・かさぶたなどの一時的な反応が出る場合があります。経過と対処法を把握しておくと、施術後の不安を抑えやすくなります。

ここでは以下を解説します。

  • 術後の経過(施術直後〜1週間)
  • 主な副作用と対処法

それぞれ解説します。

術後の経過(施術直後〜1週間)

Vビーム照射後の代表的な経過を、時間軸でまとめると次のようになります。

時期 起こりやすい状態 過ごし方の目安
施術直後 赤み・ヒリヒリ感・軽い熱感 必要に応じて冷却
当日〜2日目 むくみ・腫れ・紫斑の出現 強い摩擦や長湯を避ける
3〜5日目 内出血のピーク、薄いかさぶた 自然に経過を待つ
1週間前後 赤み・内出血が徐々に落ち着く 保湿と紫外線対策を継続
2〜3週間 全体的な落ち着き 通常のスキンケアに戻していく

単純性血管腫の治療では内出血が出やすく、紫色のあざのように見えることもありますが、1〜2週間程度で吸収されていきます。気になる場合はメイクやコンシーラーで対応できることもあります。

ダウンタイム中の具体的な過ごし方について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

Vビーム(ダイレーザー)照射後のダウンタイムを症状別に解説!経過や過ごし方、施術期間の目安も紹介

主な副作用と対処法

Vビーム照射後に起こりやすい主な副作用は次の通りです

副作用 期間の目安
赤み・痛み 約2日間
内出血 約1~2週間
腫れ・むくみ 約1週間
水疱・かさぶた 約1~3週間
紫斑・色素沈着 数ヶ月~1年

>>皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷でVビーム治療を相談する

Vビーム治療の流れと効果の経過

初診から照射、アフターケアまでの流れを知っておくと、必要な持ち物や通院ペースを準備しやすくなります。子どもの治療では特に、保護者が見通しを持って受診できることが重要です。

ここでは以下を解説します。

  • 初診からレーザー照射まで
  • 施術後の注意点・アフターケア

それぞれ解説します。

初診からレーザー照射まで

Vビーム治療の一般的な流れは次の通りです。

  1. 受付・問診票の記入
  2. 医師による診察(症状の確認、保険適用の可否判断)
  3. 治療内容・回数・費用の説明とカウンセリング
  4. 同意取得
  5. 照射部位の確認とテスト照射(必要に応じて)
  6. 冷却ガスを併用しながら本照射
  7. アフターケアの説明、次回予約

初診時には、可能であれば症状が現れた時期や変化の経過、これまでに受けた治療の情報をまとめて持参すると診察がスムーズです。お子さんの場合は、母子手帳や既往歴のメモも参考になります。

施術後の注意点・アフターケア

施術後は肌がデリケートな状態のため、次のようなケアを意識してみてください。

  • 当日は強い摩擦・長湯・サウナ・激しい運動を避ける
  • 保湿剤でしっかり水分を補い、乾燥を防ぐ
  • 日焼け止めや帽子で紫外線対策を継続する
  • かさぶたができても無理に剥がさず自然に剥がれるのを待つ
  • 強い赤み・水ぶくれ・痛みが続く場合は早めに受診する

特に紫外線対策は、色素沈着の予防と治療効果の維持の両面で重要です。子どもの場合は、外遊びの時間帯や帽子・日焼け止めの選び方を含めて、家庭でできる範囲のケアを医師と相談しておくと安心です。

Vビームの費用と保険適用で受けられる効果

Vビームは症状によって保険診療となるケースと自費診療となるケースがあります。費用の見通しを事前に把握しておくと、治療計画を立てやすくなります。

ここでは以下を解説します。

  • 保険適用の条件と料金目安
  • 自費診療の料金

それぞれ解説します。

保険適用の条件と料金目安

単純性血管腫・毛細血管拡張症など、医師が保険適用と判断した疾患は、健康保険(3割負担)で治療を受けられます。料金は患部の大きさ(面積)に応じて段階的に設定されます。

治療の面積 3割負担 1割負担
~10㎠ 8,140円 2,720円
~20㎠ 9,640円 3,220円
~30㎠ 11,140円 3,720円
~40㎠ 12,640円 4,220円
~50㎠ 14,140円 4,720円
~60㎠ 15,640円 5,220円
~70㎠ 17,140円 5,720円
~180㎠まで 33,640円 11,220円

※多くの場合、各自治体の小児医療費助成制度(乳幼児医療費助成)が適用され、窓口での自己負担が無料または少額になります。詳細はお住まいの自治体にご確認ください。」といった注記を必ず追記してください。

患部の大きさによって料金が異なり、10cm²ごとに1,500円ずつ加算されます。最大で180cm²まで治療可能です。保険診療では同部位への治療は3ヶ月に1回の頻度に限られるため、年間の通院回数と費用を見積もって計画を立てると安心です。

自費診療の料金

自費診療の場合は部位ごとに料金が設定されており、次の通りです。
施術内容 料金(税込)
全顔 33,000円
首前面 33,000円
両頬 22,000円
フェイスライン 22,000円
11,000円
デコルテ 33,000円
背中(上部) 55,000円
ケロイド1ヶ所 11,000円
赤いぼ1ヶ所 5,500円

Vビームの効果に関するよくある質問

Vビーム治療を検討している方からよくいただく質問にまとめてお答えします。受診前の不安解消にお役立てください。

Q. Vビームで赤あざは完全に消えますか?

単純性血管腫や乳児血管腫(いちご状血管腫)など、Vビームに反応しやすい赤あざであれば、回数を重ねるうちにかなり目立たないレベルまで改善するケースが多くあります。

一方で、全例で完全に消えると断言はできず、面積・部位・血管の深さ・治療開始年齢などによって到達できる改善度には個人差があります。「どのくらいまでを目標にできるか」を初診時に医師と共有しておくと、治療方針が立てやすくなります。

Q. 効果がないと感じた場合、どうすればよいですか?

まずは現在までの治療回数と間隔を整理した上で、医師に経過を共有してみてください。回数不足・出力設定・適応の見直しなど、改善できる要素が見つかる場合があります。

1〜2回の照射で判断するのではなく、症状ごとに目安となる回数を踏まえた上で、継続するか別の治療を検討するかを話し合うとよいでしょう。途中で方針変更が必要な場合も、医師に相談することで最適なプランを再検討してもらえます。

Q. 何歳の赤ちゃんから治療を受けられますか?

症状や部位、全身状態によりますが、医師が適切に照射できると判断した場合は、乳児期から治療を行うケースもあります。特に乳児血管腫(いちご状血管腫)は増大期に早めに対応することで、最終的な皮膚の伸びや跡の残り方を抑えやすくなるとされています。受診時に診察を受けた上で、お子さんに合った治療開始時期を一緒に検討していきましょう。

Q. 痛みや麻酔が必要ですか?

Vビームの痛みは「輪ゴムで弾かれるような感覚」と表現されることが多く、冷却ガスを併用することで軽減できます。範囲が広い場合や痛みに敏感な方、子どもなどでは、麻酔クリームを併用することもあります。痛みへの不安が強い場合は、事前にカウンセリングで伝えていただくと、個々の状況に合わせた配慮がしやすくなります。

Q. Vビームとフォトフェイシャルの違いは何ですか?

Vビームはヘモグロビンに選択的に反応する色素レーザーで、赤あざ・赤ら顔・赤みのあるニキビ跡など「赤み」へのアプローチを得意としています。一方フォトフェイシャルはIPLという光治療で、シミ・くすみ・全体的な肌質改善など複数の悩みに同時にアプローチできるのが特徴です。改善したい症状によって向き不向きが異なります。

VビームとIPLの違いについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

Vビームとフォトフェイシャルの違いは?改善できる症状やおすすめな方の特徴を徹底解説!

Q. 治療間隔はどのくらい空けますか?

保険診療の場合は3ヶ月に1回が原則です。自費診療では症状に応じて2〜4週間に1回程度の頻度で照射を行う場合もあります。間隔が短すぎると皮膚への負担が大きく、長すぎると効果の積み重ねが緩やかになるため、症状ごとに最適なペースを医師と相談しながら決めていきます。

Vビームで子どもの赤あざを早期に改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

「保険適用で計画的に通いたい」「子どもに優しい環境で治療を受けたい」と考えている方には、皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷でのVビーム治療をご検討ください。乳幼児期からの治療実績を踏まえ、年齢に応じた配慮と保護者への丁寧な説明を心がけています

茗荷谷駅から徒歩2分の通いやすい立地で、保険診療の3ヶ月ルールに沿った長期的な治療計画もサポートします。

アクセス 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分

アクセス方法

診療時間 月・水・金 13:00〜18:00

火・木 10:00〜17:00

休診日 土・日・祝日
電話番号 03-6304-1725
公式HP 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

>>無料カウンセリングの詳細

まとめ|Vビームの効果を正しく理解して治療を進める

Vビームは波長595nmの色素レーザーで、ヘモグロビンに選択的に作用しながら、単純性血管腫・いちご状血管腫・毛細血管拡張症・ニキビ跡の赤み・ケロイド・肌のハリなど幅広い症状に対応しています。1回の照射ですべてが完結するわけではなく、症状ごとの目安回数と照射間隔を意識しながら、複数回の治療を積み重ねていくことが大切です。

特に子どものあざは、早期から治療を始めると皮膚が薄いうちに反応を得やすく、保険適用となる疾患であれば3ヶ月に1回のペースで計画的に通えます。一方で、効果が出にくいタイプの赤みや適応外の症状もあるため、自己判断せず医師と相談しながら治療方針を選んでいくと安心です。

ダウンタイムや副作用についても事前に把握しておくと、施術後の経過に不安を感じにくくなります。赤あざや赤みのお悩みでVビームを検討している方は、当院へご相談ください。

>>皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷でVビーム治療を相談する

【こちらもよく読まれています】関連記事
Vビーム(ダイレーザー)照射後のダウンタイムを症状別に解説!経過や過ごし方、施術期間の目安も紹介
Vビーム治療が保険適用となる条件は?3ヶ月ルールや保険適用となる症状・治療内容を解説
Vビームはニキビ跡に効果ある?治療の流れや施術後の経過・注意点などを徹底解説

※本記事は医療情報の提供を目的としたものであり、診断や治療の最終的な判断は医師の診察に基づきます。料金・保険適用条件・治療内容は変更となる場合がありますので、最新情報は皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷の公式サイトおよび医師の説明をご確認ください。

参照URL一覧


記事監修者プロフィール

院長 杉本 貴子

院長杉本 貴子

Sugimoto Atsuko

経歴
  • お茶の水女子大学附属高等学校 卒業
  • 獨協医科大学 卒業
  • 国立国際医療研究センター 初期研修
  • 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 助教
  • 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 院長

【関連病院】

  • 東京美容医療クリニック
  • 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 非常勤講師
資格
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会 専門医
  • 日本形成外科学会レーザー 分野指導医
  • 日本抗加齢医学会 学会認定専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • GSK社 重度腋窩多汗症ボトックス 認定医
  • アラガン社 ボトックス・ヒアルロン酸 認定医
  • クールスカルプティング 認定医

こどものアザは保険適用で治療できます。

ご予約の方法

初めてご来院の方はこちらをご覧ください。

※あざ治療、美容皮膚科以外の診察は予約せず直接ご来院ください。

※1週間以内に風邪症状のあった方は受診をお控えください。
当院は新生児の方も受診しますため、ご理解ご協力をいただけますと幸いです。

Tel.03-6304-1725

受付時間は診療カレンダー
ご確認お願いいたします

不定休日があり、
お電話に出ることができません。
「お知らせ」で不定休日をご確認ください。