扁平母斑を消したい方へ|効果的な治療法と注意点を徹底解説
「子どもの扁平母斑を消したいけれどどうすればいいの?」
赤ちゃんのきれいな肌にシミがあると、消したいと思うお母さんお父さんもいらっしゃるでしょう。扁平母斑は、早期に適切な対策をとることで改善が期待できます。
今回は、扁平母斑の治療法や治療回数、注意点などを解説します。
子どもの扁平母斑に悩んでいる方はぜひ、最後までお読みください。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷では、Qスイッチ付きルビーレーザーによる扁平母斑治療を提供しています。
子どものあざが気になる方は、ぜひご相談ください。
扁平母斑を消したいと思ったら知っておきたい基本情報
扁平母斑は10人に1人の割合で生まれつきや思春期に発症する平らな茶色のあざです。
手のひらや足の裏をのぞいた体中に発症します。徐々に色が濃くなるので、3歳頃に気づかれることもあります。
メラニンを生成するメラノサイトの異常によって、皮膚の浅い層にメラニンが増えたのが原因です。
自然に消えることはなく、年齢とともに色が濃くなることがあります。ただし放置して大人になってからでは治療の効果が出にくくなります。
気になる方はクリニックに相談してください。
扁平母斑を消したい方におすすめの治療法
扁平母斑はレーザーで治療するのが一般的です。
レーザーがメラニンに反応すると熱を発してメラニンを破壊します。
薬での治療や手術などの治療法もありますが、効果が弱い、リスクが高いなどのデメリットがあり、推奨されていません。
扁平母斑を治療するなら、レーザーでの治療をおすすめします。
治療にかかる回数と期間
扁平母斑の治療にかかる回数は個人差がありますが、まず1回の治療を行います。
扁平母斑の治療はあざの中でも難しく、効果が出ないこともあるためです。
1回受けた後はしばらく様子をみて、効果が実感出来たら約6ヶ月後に2回目を照射します。
治療にかかる費用
扁平母斑にかかる費用は以下のとおりです。
面積 | 4㎠まで | 4~16㎠ | 16~64㎠ | 64㎠~ | |
---|---|---|---|---|---|
クリニック 茗荷谷 価格 |
保険診療 (3割負担) |
6,000円 | 7,110円 | 8,700円 | 11,850円 |
自費診療 (全額負担) |
20,000円 | 23,700円 | 29,000円 | 39,500円 | |
ほか クリニック 価格 |
自費診療 (全額負担) |
1㎠13,200円~ |
当院の扁平母斑治療では、3カ月間隔で2回まで保険が適用されます。
また、小学校入学前の乳幼児であれば、こども医療費助成制度の申請・手続きにより自己負担額を減らすことが可能です。
東京23区は高校生まで自己負担額なく、無料で治療が受けられます。
詳しくはクリニックに確認してください。
扁平母斑を消したい方へのアドバイス
扁平母斑を消したい方には、治療前に知っておくべき注意点があります。
これらをしっかり理解することが、満足のいく治療につながります。
扁平母斑は治療後に再発することも多い
扁平母斑は治療後に再発することが多いです。
再発した場合、元の色よりも薄くなることもあれば逆に濃くなることもあり、人によって異なります。
再発に関してはこちらでも解説しています。併せてご覧ください。
扁平母斑を治療したのとは別に新たに発症することがある
扁平母斑を消した後に、新たに別の部位に遅効性扁平母斑やベッカー母斑が発症することがあります。
- 「遅効性扁平母斑」
思春期以降に現れる扁平母斑で、メラニンがゆっくり蓄積するため徐々に目立つようになります。 - 「ベッカー母斑」
扁平母斑に毛が生えるのが特徴で、肩や胸、背中に発症しやすく、成長期のホルモン変化が影響するとされています。
このように、乳幼児に扁平母斑を治療しても、思春期には別の部位に新たな扁平母斑が出る可能性があることを理解しておきましょう。
扁平母斑を消したいなら早期治療がおすすめ
扁平母斑を消したいなら早期治療がおすすめです。
大人になってからだとレーザー治療が効きにくいためです。高い確率で再発も繰り返します。
幼少期は大人よりも皮膚が薄くあざの範囲も狭いため、レーザーの効果がでやすいです。
扁平母斑を消したいなら、乳幼児の早いうちに治療を始めましょう。
扁平母斑を消したいなら専門医による治療が安心
扁平母斑を消したいなら、専門医による治療が安心です。
扁平母斑は幼少期の治療が推奨されています。しかし子どもの皮膚は薄いため、大人と同じレーザー照射ではやけどのリスクがあります。
また、子どもは代謝がよく、それに合わせた施術間隔で行うことが大切です。
扁平母斑を治療するなら、当院のような子どもとあざ治療に特化したクリニックがおすすめです。
扁平母斑に関するよくある質問
扁平母斑に関するよくある質問をまとめました。
疑問や不安がある方は確認してみましょう。
ハイドロキノンで扁平母斑を消したい。効果は?
ハイドロキノンだけでは扁平母斑は消えません。
ハイドロキノンで期待できる作用は、メラニンの産生を抑えメラニンを産生するメラノサイトを減少させることです。
扁平母斑はすでにできている色素沈着です。そのため、ハイドロキノンだけでは消えないのです。
毛がある扁平母斑を消したい。消せる?
毛がある扁平母斑はベッカー母斑です。
思春期に出現することが多い茶あざで、肩甲骨から胸にかけて出現することが多いです。
ベッカー母斑も扁平母斑と同じようにレーザーで治療できます。ベッカー母斑についてはクリニックでご相談ください。
扁平母斑を消したいなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷にご相談ください
扁平母斑を消すには、レーザーによる早期治療が最適です。
しかし、その治療を行うには、子どもとあざに特化した医師の施術が重要です。
扁平母斑を消したいなら、皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷にご相談ください。
当院では安全を最優先に、施術に関する疑問や不安にも丁寧にお答えし、安心して治療を受けていただける環境を整えています。
扁平母斑を消したいなら、ぜひご来院ください。
記事監修者プロフィール
院長杉本 貴子
Sugimoto Atsuko
- 経歴
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- お茶の水女子大学附属高等学校 卒業
- 獨協医科大学 卒業
- 国立国際医療研究センター 初期研修
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 助教
- 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 院長
【関連病院】
- 東京美容医療クリニック
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 非常勤講師
- 資格
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- 医学博士
- 日本形成外科学会 専門医
- 日本形成外科学会レーザー 分野指導医
- 日本抗加齢医学会 学会認定専門医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- GSK社 重度腋窩多汗症ボトックス 認定医
- アラガン社 ボトックス・ヒアルロン酸 認定医
- クールスカルプティング 認定医