Treatment
副耳(付属耳)切除
副耳とは?
副耳(ふくじ、付属耳とも呼ばれます)は耳の前や頬にできる皮膚・軟骨のふくらみで、生まれつきみられる良性の先天性疾患です。1,000人に1〜2人程度の頻度でみられ、遺伝的な要因や胎児期の発育過程で生じると考えられています。
見た目の特徴
耳珠前方や頬・口角付近に多い
自然消退はしない
手術による切除が唯一の治療法
成長とともに目立つ
コンプレックスになりやすい
Features
当クリニックの副耳治療の特徴
01生後3ヶ月までの受診で手術が可能
生後3ヶ月までにご受診いただき適応があるお子さまに限り、当クリニックでの副耳手術の対象となります。早期受診が早期治療への第一歩です。
ご予約から受診まで最大2ヶ月ほどお時間をいただいております。お子さまのご誕生後、お早めにご予約いただけますと幸いです。
生後4ヶ月以降の方へ02日帰り手術・局所麻酔
全身麻酔を使わず局所麻酔で行う日帰り手術です。
入院不要のため、ご家族への負担を最小限に抑えられます。
全身麻酔が不要な点は、大きなメリットです。
03生後6ヶ月時に手術
授乳も安定し、全身状態が整う生後6ヶ月を目安に手術を実施します。
04形成外科専門医・皮膚科専門医が担当
小児のお肌と外科的処置のどちらにも精通した専門医が手術を担当します。仕上がりの美しさと安全性に、ともに配慮した治療を行います。
05医療証があれば無料
お子さまの医療証(子ども医療費助成)をお持ちの場合、自己負担なしで手術を受けていただけます。
受診・診察
副耳の状態を確認し、手術の適否・スケジュールをご説明します。
- 時期の目安
- 生後3ヶ月まで
手術予約
手術日を生後6ヶ月前後で設定します。
- 時期の目安
- 生後3〜5ヶ月
手術当日
局所麻酔下に副耳を切除します。日帰りで終了します。
- 時期の目安
- 生後6ヶ月頃
経過観察
抜糸・傷口の確認を行います。
- 時期の目安
- 術後1〜2週間
病理結果
傷跡の確認、病理結果の報告を行います。
- 時期の目安
- 術後1ヶ月
Additional Information
生後4ヶ月以降の副耳(付属耳)切除について
お子さんが成長し、ひとりでじっとして手術を受けられる年齢(目安:10歳前後)となり、
ご本人が手術を希望する場合は手術を受けられます。
「子どもの頃は気にしていなかったけれど、成長して気になってきた」
という方もお気軽にご相談ください。
Case
症例写真
Important
施術を受けられる場合の注意点
治療を受けられない方
- じっとして治療を受けられない方(生後3ヶ月までに受診した場合を除く)
- 発熱・感染症などの体調不良時(体調不良などで手術が延期となり、生後6ヶ月を超えた場合も手術は受けられません)
- ご家族にケロイド体質の方がいる方
リスク・副作用について
- 傷跡が赤くなる・しこりになることがあります(多くは時間とともに改善します)
- ケロイド体質の方は傷が目立ちやすい場合があります
- 軟骨が残る場合、再手術が必要になることがあります
- まれに、局所麻酔薬に対するアレルギー反応が出ることがあります
Faq
よくある質問
生後4ヶ月を過ぎてしまいました。手術はできませんか?
生後4ヶ月以降に初めてご受診の場合は、基本的に当クリニックでの手術対象外となります。
ただし、お子さまご本人が手術を希望されている、かつ手術中にじっとしていられる場合(目安は10歳以降)は手術の対象となりますのでご相談ください。
全身麻酔ではないのですか?
当クリニックでは局所麻酔で手術を行います。全身麻酔と比べてリスクが低く、日帰りでの対応が可能です。
医療証がない場合の費用はいくらですか?
健康保険適用の場合、3割負担で数千円程度の自己負担となります。
傷跡は残りますか?
傷跡は最小限になるよう丁寧に処置をしますが、傷跡が残ります。
手術直後から授乳はできますか?
手術直後から授乳をしていただけます。