12/10(火) 勉強会のため 11:00から開始(受付は10:50〜)いたします。
終了時間は通常通り17:00(最終受付16:30)です。
来院予定の患者様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解いただきますよう宜しくお願い申し上げます。
11/14(木) 勉強会のため 11:00から開始(受付は10:50〜)いたします。
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このたび、皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷が、美容医療情報サイト「キレイレポ」に紹介されました。
記事では、当院の特徴である「お子さまのあざ治療に特化したクリニック」としての取り組みや、お子さま連れでも気兼ねなく美容施術を受けられる環境づくりについて詳しく取り上げていただきました。
また、院長の杉本貴子による以下の施術についても紹介されています。
当院の理念や施術内容について、より深くご理解いただける内容となっております。
ぜひご一読ください。
皆様により良い医療サービスを提供できるよう、今後も努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
子どもの肌に赤い斑点や線が現れ、心配になったことはありませんか?
これらの症状は、毛細血管拡張症という状態を示している可能性があります。
毛細血管拡張症は、皮膚表面に赤い斑点や線が現れる症状で、大人だけでなく子どもにも発症することがあります。
本記事では、子どもの毛細血管拡張症について、その原因から治療法までを詳しく解説します。
もし、お困りの際には一度皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷までご相談ください。
毛細血管拡張症は、皮膚の表面近くにある毛細血管が異常に拡張して目に見えるようになった状態を指します。
通常、毛細血管は肉眼では見えないほど細いものですが、何らかの原因で拡張すると、皮膚表面に赤い斑点や線として現れます。
子どもの場合、大人よりも皮膚が薄いため、毛細血管拡張症がより目立つことがあります。
また、子どもの肌は敏感で外部刺激の影響を受けやすいため、毛細血管拡張症が発症しやすい傾向にあります。
毛細血管拡張症は、多くの場合、健康上の深刻な問題を示すものではありません。
しかし、その見た目が気になったり、まれに他の健康問題の兆候であったりすることもあるため、適切な理解と対応が必要です。
子どもの毛細血管拡張症には、様々な原因が考えられます。
主な原因を以下に詳しく説明します。
一部の毛細血管拡張症は遺伝性疾患の一症状として現れることがあります。
例えば、遺伝性出血性末梢血管拡張症(オスラー病)は、毛細血管拡張症を引き起こす遺伝性疾患の一つです。
この病気では、皮膚や粘膜に特徴的な毛細血管拡張が見られます。
また、クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群という遺伝性疾患でも、赤あざが症状の一つとして現れることがあります。
これらの遺伝性疾患は比較的まれですが、家族歴がある場合は注意が必要です。
環境要因も子どもの毛細血管拡張症の原因となることがあります。
特に重要なのは紫外線露出です。子どもの肌は大人よりも敏感で、紫外線のダメージを受けやすいため、過度の日光浴が毛細血管拡張症を引き起こす可能性があります。
また、極端な温度変化も毛細血管に影響を与える可能性があります。急激な寒暖の差にさらされることで、毛細血管が拡張し、皮膚表面に現れることがあります。
まれではありますが、毛細血管拡張症が他の健康問題の症状として現れることもあります。
例えば、肝臓疾患や自己免疫疾患などが関連していることがあります。
肝臓疾患の場合、肝機能の低下により血管系に異常が生じ、それが皮膚表面の毛細血管拡張として現れることがあります。
自己免疫疾患の中には、血管に影響を与えるものがあり、それが毛細血管拡張症の原因となる可能性があります。
毛細血管拡張症と共に他の症状が見られる場合は、医師に相談することが重要です。
毛細血管拡張症の主な症状は、皮膚の変化です。具体的には以下のような症状が見られます。
まず、最も一般的な症状は、皮膚に赤い斑点や線が現れることです。
これらは通常、直径1〜3ミリメートル程度の小さな点や、細い線として現れます。
色は明るい赤色から濃い赤色まで様々で、皮膚の表面がわずかに隆起していることもあります。
また、皮膚の一部が全体的に赤くなることもあります。
これは、その部分の毛細血管が広範囲に拡張している状態を示しています。
この症状は特に頬や鼻、あごなどの顔面に現れやすいですが、体の他の部分にも現れる可能性があります。
多くの場合、これらの症状は痛みや痒みを伴いませんが、まれに軽度の不快感や痒みを感じることがあります。
特に、症状が現れている部分が擦れたり圧迫されたりすると、一時的に痛みや不快感を感じる可能性があります。
毛細血管拡張症の症状は、時間とともに変化する可能性があります。
例えば、寒い環境に身を置いたり、運動をしたりすると、症状が一時的に悪化することがあります。
これは、温度変化や血流の増加が毛細血管に影響を与えるためです。
また、子どもの成長に伴い、症状が自然に改善することもあれば、逆に悪化することもあります。
このため、定期的に症状の経過を観察し、必要に応じて医師に相談することが重要です。
毛細血管拡張症の診断は、主に視診によって行われます。
医師が皮膚の状態を詳しく観察し、症状の特徴や分布、色などを確認します。
多くの場合、この視診だけで診断を下すことができます。
しかし、症状の原因や重症度を詳しく調べるために、追加の検査が必要になることもあります。
例えば、皮膚生検を行うことがあります。
これは、症状のある部分の皮膚を小さく切り取り、顕微鏡で詳しく調べる検査です。
この検査により、毛細血管の状態や他の皮膚の異常の有無を確認することができます。
また、毛細血管拡張症が他の健康問題の症状である可能性を排除するために、血液検査を行うこともあります。
血液検査では、肝機能や免疫系の状態、血液凝固因子などを調べることができます。
さらに、症状の範囲や深さを詳しく調べるために、皮膚超音波検査やダーモスコピー(皮膚拡大鏡による観察)などの非侵襲的な検査を行うこともあります。
これらの診断方法を組み合わせることで、医師は毛細血管拡張症の正確な診断を行い、適切な治療法を選択することができます。
毛細血管拡張症の治療方法として、最も効果的で一般的に用いられているのがレーザー治療です。
中でも、ダイレーザー【Vbeam Ⅱ】と呼ばれる特殊なレーザー治療が高い効果を示しています。
実際、ヤン・ルオ、X・ルアン、ジャン・ホン・チャン氏の“Improved telangiectasia and reduced recurrence rate of rosacea after treatment with 540 nm‑wavelength intense pulsed light: A prospective randomized controlled trial with a 2‑year follow‑up”( March 20, 2020 https://doi.org/10.3892/etm.2020.8617)では、レーザー治療した群とそうでない治療群との比較検証の結果、消失率、再発率ともにレーザー利用が有効であると示しています。
After 33 patients were lost during follow‑up, the IPL and control groups were comprised of 107 and 120 patients for the final analysis, respectively. The rates of effective treatment and total efficacy in the IPL group (66.36 and 95.33%, respectively) were found to be significantly higher compared with those of the control group (0 and 30.83%, respectively). By contrast, the rates of recurrence were found to be lower in the IPL group (8.41%) compared with the control group (48.33%). Redness‑to‑blisters associated with IPL treatment (9.7% of analyzed patients) subsided within one week and hyperpigmentation (1.9%) within 3 months. To conclude, treatment with 540 nm‑IPL improved facial telangiectasia in late‑stage rosacea that remained after sequential anti‑mite therapy and effectively reduced the recurrence of rosacea.
ダイレーザー【Vbeam Ⅱ】は、血管に特異的に作用するため、周囲の健康な皮膚へのダメージを最小限に抑えつつ、拡張した毛細血管を選択的に治療することができます。
この特性により、子どもの敏感な肌にも比較的安全に使用することができるのです。
治療の過程は通常、一定のスケジュールで進められます。
まず初回診察で症状の程度を確認し、治療計画を立てます。その後、約3ヶ月おきにレーザー治療を実施し、各治療の約1週間後にフォローアップとして経過をチェックします。
この過程を約5回程度繰り返すことで、多くの場合、顕著な改善が見られます。
ただし、症状の程度や個人差によっては、さらに追加の治療が必要となることもあります。
レーザー治療は比較的短時間で終わり、痛みも最小限に抑えられるため、子どもにも受け入れやすい治療法です。
ただし、治療後は一時的に皮膚が赤くなったり、軽い腫れが生じたりすることがありますので、適切なアフターケアが重要です。
治療の効果は徐々に現れ、回を重ねるごとに症状が改善していくのが特徴です。
当院のInstagramの投稿では、実際の治療経過を視覚的に確認することができます。
毛細血管拡張症を放置すると、症状が徐々に悪化する可能性が高くなります。
初期段階では、皮膚にぽわっとした赤みが見られる程度かもしれません。しかし、時間の経過とともにこの症状は進行し、より顕著になっていきます。
放置を続けると、最終的には赤いイトミミズのような外観を呈するようになることがあります。
この状態では、個々の拡張した血管が肉眼でも明確に識別できるほど太くなり、皮膚表面に浮き出た状態になります。
このような進行した状態になると、治療がより困難になり、完全な改善を得るためにはより多くの時間と労力が必要となります。
具体的には、治療回数が増加したり、より強力なレーザー設定が必要となったりする可能性があります。
さらに、進行した状態では、完全に元の状態に戻すことが難しくなる場合もあります。
したがって、毛細血管拡張症の症状に気づいたら、できるだけ早期に専門医の診察を受けることが重要です。
早期発見・早期治療により、より効果的かつ効率的に症状を改善することができ、子どもの肌の健康を長期的に保つことができます。
毛細血管拡張症は、子どもの肌に現れる可能性のある症状の一つです。
本記事で解説したように、毛細血管拡張症の症状は様々な原因で発生し、放置すると悪化する可能性があります。
しかし、早期発見と適切な治療により、効果的に改善することができます。
お子様の肌に赤い斑点や線が現れた場合、まずは落ち着いて状況を観察しましょう。
症状が持続したり、拡大したりする場合は、専門医の診察を受けることをおすすめします。
特に、ダイレーザー【Vbeam Ⅱ】などの最新の治療法は、子どもの敏感な肌にも安全に適用でき、高い効果が期待できます。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷では、毛細血管拡張症を含む様々な皮膚症状に対して、豊富な経験と最新の医療技術を駆使した診療を行っています。
お子様の症状や治療法について不安や疑問がある場合は、ぜひ当クリニックにご相談ください。
院長杉本 貴子
Sugimoto Atsuko
【関連病院】
一定数の赤ちゃんが、生まれつき足首にあざをもっています。
足首にできるあざの多くは青あざで、「異所性蒙古斑」と呼ばれるものです。
「あざ」といっても、日常で怪我をしたり打撲をしたりして内出血がおこっている状態のものではなく、メラニン色素が一箇所に集中しているために着色してみえるものです。
生まれつきのあざの多くはレーザー治療でほとんど目立たなくなりますが、あざの種類を正しく鑑別して適切なレーザー治療を行う必要があります。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、赤ちゃんのあざに対するレーザー治療を専門的におこなっているクリニックです。
ぜひお気軽に皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷へご相談ください。
赤ちゃんの生まれつきのあざで足首にあるものは、多くが異所性蒙古斑です。
蒙古斑とは、日本人の赤ちゃんのほとんど全員にある、おしりや背中の下部にある青いあざです。
蒙古斑は小学生くらいで自然に消えていきます。
おしりや背中以外に現れる蒙古斑を異所性蒙古斑といい、足首は異所性蒙古斑ができやすい箇所のひとつです。
異所性蒙古斑は、おしりや背中の蒙古斑と同様に成長とともに自然に消えることもあります。
しかし、3cm以上の大きなあざや、色味の濃いあざは消えずに残ってしまうこともあります。
異所性蒙古斑そのものが悪性化したり、医学的に問題になることはほとんどありませんが、審美的な問題で治療を望まれる方も多くいらっしゃいます。
赤ちゃんの足首のあざには、レーザー治療が効果的です。
異所性蒙古斑の治療は、Qスイッチ付きルビーレーザーを3~6ヶ月に1回の周期で照射します。
Qスイッチ付きルビーレーザーは、異所性蒙古斑の色味そのものであるメラニン色素に対して最も吸収のよい波長です。
この波長によって、正常な皮ふや細胞へのダメージを最小にしつつ、ピンポイントで異所性蒙古斑のメラニン色素を破壊することができます。
異所性蒙古斑は成長とともに自然に消えることもあるため、レーザー治療の開始の判断は医師の経験や技量も重要となります。
赤ちゃんや子どものあざのうち、青あざ、赤あざ、茶あざ、茶あざに対するレーザー治療は、医療保険の適用になります。
あざを消すためのレーザー治療は、なるべく早い時期に始めた方がレーザー照射の効果が高いと言われています。
幼い年齢であざのレーザー治療をすると、医療保険の適用により自己負担額が少なくなります。
さらに、お住いの地域によっては独自の医療制度が適用され、追加で助成制度を使用することができるケースも多いです。
2023年から、東京23区では、親の収入の程度に関係なく高校生以下の子どもの医療費が無償化されています。
赤ちゃんに生まれつきあざがあるケースは意外と多いです。
足首にできる青あざの多くは異所性蒙古斑ですが、まれに茶あざであるカフェオレ斑や赤あざであるいちご状血管腫であることもあります。
自然に消えるあざとそうでないものがあり、あざの鑑別には専門的な知識を必要とします。
また、あざに対するレーザー治療は、治療効果が高い一方で、やけどや白斑化のリスクもあるためレーザーの照射には高い技術が必要です。
まずは赤ちゃん、子どものあざのご相談として、皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷へお気軽にご連絡ください。
院長杉本 貴子
Sugimoto Atsuko
【関連病院】
初めてご来院の方はこちらをご覧ください。
※1週間以内に風邪症状のあった方は受診をお控えください。
当院は新生児の方も受診しますため、ご理解ご協力をいただけますと幸いです。
Tel.03-6304-1725
受付時間は診療カレンダーを
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