単純性血管腫がレーザーで消えないのはなぜ?理由や対処法を解説
単純性血管腫は、生まれつき見られることが多い赤あざの一種です。治療にはレーザーが用いられますが、1回の照射で完全に消えるわけではありません。
そんなレーザー治療ですが、「消えないのはなぜ?」「消えなかったらどうしたらよい?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、単純性血管腫がレーザーで消えない理由を解説します。また、消えない場合の対処法やレーザー治療の仕組みも併せて紹介します。
この記事を読めば、単純性血管腫のレーザー治療の実態を理解できるので、あざが残るのが心配な方はぜひ参考にしてみてください。
子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。
「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
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火・木 10:00〜17:00 |
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単純性血管腫とは

単純性血管腫とは、皮膚の深い部分にある血管が異常に増えることで発症する、生まれつきの赤あざです。発生する割合は男女問わず、1,000人に3人程度です。
見た目は境界線がはっきりしており、自然に消えることはありません。そのままにすると成長に伴い色が濃くなったり、皮膚が盛り上がって厚みが出たりするケースも見られます。
顔や首、手足など目立つ場所に現れることが多いため、早めの治療が推奨されています。
以下の記事では、単純性血管腫が現れる原因を詳しく解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。
単純性血管腫がレーザーで消えない原因

単純性血管腫がレーザー治療で消えない場合、以下の6つが理由として考えられます。
- 施術回数が不足している
- 血管が深い位置にある
- 血管が成長して太くなっている
- 皮膚に厚みがある
- 単純性血管腫ではないあざの可能性がある
- 四肢末端にあるあざを治療している
1つずつみていきましょう。
施術回数が不足している
単純性血管腫は、1回の治療で改善しない場合がほとんどです。あざの色を薄くするには3~6ヶ月の間隔を空けて複数回の治療が必要なため、消えない場合は施術回数が不足していると考えられます。
治療回数に関しては、医師が提案するスケジュールに沿って根気強く継続することが重要です。
血管が深い位置にある
血管の異常が皮膚の深い位置にある場合、レーザーの設定が適切でないと十分な効果が得られないことがあります。レーザー治療をする際は、血管の位置や深さに合わせて調整が必要です。
あざの範囲が広く、深い場合はレーザーのエネルギーが届きにくいため、治療が困難な場合があります。これらは、経験と知識のある医師に診断してもらうことで治療方法が見つかることが多いです。
血管が成長して太くなっている

血管が太いと、レーザーの熱エネルギーが到達しにくいため、治療が困難な場合があります。太い血管にはレーザー治療が不向きな場合もあるため、血管にアプローチする方法が採られることもあります。
血管が太い場合は、医師の診断に従って治療法を決めるとよいでしょう。
皮膚に厚みがある
成長して単純性血管腫が盛り上がり、皮膚に厚みが出ている場合も、レーザーの効果が出にくい傾向にあります。厚みがある場合は10回以上の照射が必要なことが多いですが、外科的切除が推奨されることもあります。
瘢痕のリスクを避けたい方は、皮膚が薄い乳幼児期の治療を検討してみてください。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷では、生後4ヶ月未満での治療も可能です。レーザー治療のタイミングに悩んでいる方は、ぜひお気軽に当院にご相談ください。経験と知識のある医師が、親身になって対応します。
>>東京都文京区で単純性血管腫をレーザー治療するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷
単純性血管腫ではないあざの可能性がある
レーザーを照射しても変化がない場合は、単純性血管腫ではない可能性もあります。血管が関係していないあざは、Vビームレーザーで改善できないことがほとんどです。
効果が感じられない場合は、あざ治療の経験が豊富な専門医に再度診断してもらうことをおすすめします。
四肢末端にあるあざを治療している
手首や足首から先の四肢末端にある単純性血管腫は、レーザー治療の効果が出にくい傾向にあります。その理由は、足の裏や手のひらなどは、顔や首などに比べて皮膚が厚いためです。
顔のあざよりも、四肢末端の治療は時間を要します。
以下の記事では、Vビームの治療で効果が出にくい人の特徴を解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。
レーザーで消えない!単純性血管腫の治療の現状

単純性血管腫に対するレーザー治療の現状は、以下のとおりです。
- 複数回の治療が必要
- 大人になると消えにくい
- 再発することがある
それぞれ詳しくみていきましょう。
複数回の治療が必要
単純性血管腫のレーザー治療は、1回の照射で消えることはほとんどありません。レーザーの熱で異常な毛細血管を少しずつ破壊していくため、5回~15回程度照射することもあります。
治療間隔は3~6ヶ月ほど空ける必要があるため、数年かかることもあるでしょう。単純性血管腫のレーザー治療は、長期的な通院が必要になることを理解しておく必要があります。
大人になると消えにくい
単純性血管腫は年齢とともに色が濃くなり、盛り上がった状態になることも多いため、大人になるとレーザーで消えにくい傾向にあります。大人になっても治療はできますが、治療回数が多くなることを把握しておくことが大切です。
治療は生後間もない時期が推奨されるため、気になる場合は早めに受診しましょう。
再発することがある
レーザー治療を繰り返してあざが目立たなくなった後でも、数年後に再発するケースもみられます。再発率は一定ではなく、はっきりとした数字は出ていません。
完全に消すのが難しい場合もあるため、必要に応じて追加治療を検討する必要があります。
レーザーでも単純性血管腫が消えない?治療の仕組み

単純性血管腫の治療には、主にVビームレーザー(色素レーザー)が用いられます。このレーザーは、血液中のヘモグロビンのみに吸収されるため、周囲の正常な皮膚組織へのダメージを抑えられるのが特徴です。
レーザーの光が血管内のヘモグロビンに吸収されると熱エネルギーに変換され、その熱で異常に広がった血管を閉塞・破壊する仕組みです。
ただし、ヘモグロビンが少ない血管や、熱で破壊できないほどの太い血管には対応できない傾向にあります。また、赤い色に反応するわけではないため、赤色のタトゥーには影響しないといわれています。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷では、シネロン・キャンデラ社製の色素レーザーVビームを使用しています。このレーザーは全世界で使用されており、日本では厚生労働省の承認を受けている医療機器であり、医療現場で広く使用されています。
単純性血管腫のレーザー治療を検討している方は、安心して当院にご相談ください。
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レーザーで消えない単純性血管腫を改善する方法

レーザーで消えない単純性血管腫を改善する方法は、以下のとおりです。
- 適切な間隔を空けて繰り返し治療する
- 幼少期のうちに治療する
- ファンデーションで隠す
1つずつ解説します。
適切な間隔を空けて繰り返し治療する
レーザー治療で効果を出すには、適切な間隔を空けながら治療を繰り返す必要があります。治療間隔は症状によって異なりますが、3~6ヶ月が一般的です。
治療回数は深さや部位、範囲によって異なり、10回以上繰り返すこともあります。自己判断で治療を中断せず、専門医と相談しながら長期的なスケジュールで進めることが大切です。
幼少期のうちに治療する
単純性血管腫の治療は、皮膚が薄く血管が細い幼少期に始めるほど、レーザーの効果が高まりやすいとされています。成長して皮膚に厚みが出たり血管が太くなったりすると、レーザーの光が届きにくくなるためです。
1歳未満であれば治療範囲も狭いため、体への負担を抑えつつ効率的に色を薄くする効果が期待できます。
ファンデーションで隠す
レーザー治療で色が完全に消えない場合は、メディカルメイクアップを活用してあざを隠す選択肢もあります。あざをカバーすることに特化した専用のファンデーションを使用することで、目立ちにくくする効果が期待できます。
ファンデーションをうまく活用することで、日常生活における心理的な負担を軽減できるでしょう。
単純性血管腫が消えない?レーザー治療の合併症

レーザー治療後には、以下の症状が合併症として現れることがあります。
- 紫斑
- 腫れ
- 炎症後色素沈着・色素脱失
- 瘢痕
それぞれ解説します。
紫斑
Vビームレーザーを照射した直後には、内出血により紫斑が生じることがあります。これはレーザーの熱により血管が破壊されたことで起こる症状で、メイクでは隠しにくいこともあります。
個人差もありますが、通常は2週間ほどで自然に吸収されることがほとんどです。
腫れ
レーザー照射による熱のダメージで、治療した部分の皮膚が一時的に腫れたり赤みを帯びたりすることがあります。腫れは施術の翌日に強く現れ、数日程度で改善することがほとんどです。
腫れがひどい場合は、患部を軽く冷やすことで症状を和らげる効果が期待できます。
炎症後色素沈着・色素脱失
レーザーの刺激により、一時的に皮膚の色が濃くなる炎症後色素沈着が起こる傾向にあります。また、メラニン色素が抜けて皮膚が白っぽくなる、色素脱失が生じるケースもあります。
これらの症状は、回復するまでに数ヶ月ほどかかることがほとんどです。治療後のデリケートな肌を守るためにも、紫外線対策を徹底して炎症後色素沈着や、色素脱失を防ぐ必要があります。
瘢痕
レーザーの出力が強すぎると、まれに皮膚の組織が損傷して傷跡(瘢痕)が残るリスクがあります。赤みは数日で落ち着きますが、瘢痕は残るため注意が必要です。
このようなトラブルを避けるためにも、実績が豊富な専門のクリニックを選ぶことが大切です。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、子どものあざと美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。単純性血管腫の治療は、ぜひお気軽に当院にご相談ください。
経験と実績のある医師が、些細な悩みにも親身になって対応します。
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レーザーで消えない単純性血管腫に関するよくある質問

ここからは、レーザーで消せない単純性血管腫に関するよくある質問に回答します。気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
レーザー治療後に紫斑が消えないのはなぜですか?
レーザー治療後に生じる紫斑は、異常な血管が破壊されたことで生じる内出血で、治療が効果を発揮している証拠です。すぐに消えるものではありませんが、1〜2週間かけて吸収され、消失します。
腕や足などは重力が影響して、回復までに2週間以上かかることもあります。
単純性血管腫が消えない場合、何回まで保険が適用されますか?
単純性血管腫のVビーム治療は基本的に保険が適用され、回数の制限もありません。ただし、治療間隔を3ヶ月以上空けない場合や、レーザー機器を自分で指定する場合は自由診療となります。
Vビーム治療の保険適用に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
単純性血管腫が深くレーザーで消えない場合のほかの治療法はありますか?

単純性血管腫がレーザーで消えない場合は、切除や皮膚移植などが用いられることがあります。手術の適応となるかはあざの大きさや深さによって異なるため、専門医による慎重な判断が必要です。
レーザーの効果に限界を感じた場合は、形成外科の専門医に相談してみてください。
サーモンパッチの治療は何回くらい受ければいいですか?
サーモンパッチの治療は、3ヶ月以上の間隔を空けて3~5回程度治療を受けることがほとんどです。サーモンパッチは、遅くとも3歳ごろまでに薄くなることが多いため、経過観察が推奨される傾向にあります。
3歳以降に薄く残って気になる場合は、治療を検討してみるのもよいでしょう。
赤あざのレーザー治療期間はどれくらいですか?
赤あざの色を薄くするには、複数回のレーザー照射が必要となるため、治療期間は年単位に及ぶことがほとんどです。3ヶ月以上空けて照射を繰り返すため、10回の治療だと最短でも2年以上かかります。
自由診療を選ぶと治療間隔を医師と相談しながら決められるため、保険適用の治療よりも早く改善する可能性があります。
治療後に色素沈着することはありますか?
レーザー照射の熱刺激により、皮膚のメラニン色素が活性化して、一時的に炎症後色素沈着が生じるケースもみられます。炎症後色素沈着は、3~6ヶ月程度で改善することがほとんどです。
予防するには、紫外線対策や摩擦を避けるなどのケアが必要です。
子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。
「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
| アクセス | 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分 →アクセス方法 |
| 連絡先 | TEL:03-6304-1725 |
| 営業時間 | 月・水・金 13:00〜18:00
火・木 10:00〜17:00 |
| 休診日 | 土日祝 |
| 公式HP | 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 |
まとめ

この記事では、単純性血管腫がレーザーで消えない理由を詳しく解説しました。
単純性血管腫におけるレーザー治療は、10回以上の照射が必要な場合があり、長く継続するケースもあります。成長して皮膚が厚くなったり、色が濃くなったりすると改善に時間を要するため、1歳未満からの治療が推奨されています。
単純性血管腫がある位置や深さと、レーザーの設定にズレが生じていることもあるため、クリニック選びも重要です。
この記事を参考に、治療の限界を正しく理解し、専門の医師に相談しながら適切な治療計画を立てましょう。
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記事監修者プロフィール
院長杉本 貴子
Sugimoto Atsuko
- 経歴
-
- お茶の水女子大学附属高等学校 卒業
- 獨協医科大学 卒業
- 国立国際医療研究センター 初期研修
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 助教
- 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 院長
【関連病院】
- 東京美容医療クリニック
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 非常勤講師
- 資格
-
- 医学博士
- 日本形成外科学会 専門医
- 日本形成外科学会レーザー 分野指導医
- 日本抗加齢医学会 学会認定専門医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- GSK社 重度腋窩多汗症ボトックス 認定医
- アラガン社 ボトックス・ヒアルロン酸 認定医
- クールスカルプティング 認定医

