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生まれつきの青あざの種類や原因は?見分け方・治療方法・受診するタイミングを徹底解説

「赤ちゃんに生まれつきの青あざがある」「このあざは放っておいて大丈夫なの?」と不安を感じている保護者の方は少なくありません。生まれつきの青あざにはいくつかの種類があり、それぞれ原因や経過、治療の必要性が異なります。

この記事では、生まれつきの青あざの原因・種類・見分け方から、ピコレーザーやQスイッチルビーレーザーによる治療法、費用・保険適用、治療後の注意点まで専門医の視点で解説します。お子様のあざが気になっている方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。

当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。

「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。

アクセス 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分
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生まれつきの青あざの特徴と見分け方

生まれつきの青あざは、皮膚の深い層(真皮)にメラニン色素が存在することで青く見えるあざです。多くの場合、平坦で痛みやかゆみなどの自覚症状はありません。

生まれつきの青あざの大きさや形はさまざまです。数ミリ程度の小さなものから、数十センチに及ぶものまであります。時間の経過とともに自然に薄くなるタイプもあれば、消えずに残るタイプ、成長に伴い色が濃くなるタイプもあるため、見た目だけで判断するのは難しいケースが多いです。

生まれつきの青あざが気になる場合は、自己判断せず、早めに皮膚科や形成外科の専門医に相談することが大切です。

青あざの全般的な情報については以下の記事で詳しく解説しています。

青あざの原因・種類を専門医が解説|治療方法や早く治す対処法、消えないケースの対応も紹介

生まれつきの青あざは、お子様の月齢が早いうちに治療を始めることで、より高い改善効果が期待できます。

皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、形成外科専門医・皮膚科専門医の杉本貴子院長を中心に、お子様のあざ治療を専門に行っています。茗荷谷駅から徒歩2分のアクセスです。気になるあざがある方は、まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

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青あざができやすい部位と見た目の特徴

生まれつきの青あざは、種類によってできやすい部位が異なります。あざの部位や見た目の特徴を知ることで、どの種類の青あざに該当するかの目安がつきます。

以下の表で、代表的な青あざの種類と好発部位、見た目の特徴を整理します。

種類 できやすい部位 見た目の特徴 色味
蒙古斑(通常) お尻・腰 平坦で境界が不明瞭 青灰色
異所性蒙古斑 腕・脚・背中・胸・顔 平坦でやや広範囲 青灰色〜青紫色
太田母斑 額・目の周り・頬・耳 点状またはべたっとした斑 青褐色〜灰青色
青色母斑 手足の甲・顔・臀部 小さく盛り上がりがある 青黒色

部位と見た目の特徴は種類によって異なり、顔にできる青あざは太田母斑の可能性が高いでしょう。お尻以外の広範囲にできる場合は異所性蒙古斑が考えられ、小さく盛り上がりのある青黒い斑点は青色母斑の特徴です。正確な診断は専門医による判断が必要ですので、気になるあざがある場合は受診をおすすめします。

生まれつきの青あざの種類

生まれつきの青あざは「青色母斑」「太田母斑」「後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)」「異所性蒙古斑」の4種類に分類されます。

それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

青色母斑

青色母斑は「青色母斑細胞」が増えることで生じるあざです。

生まれつきできていることもあれば、成長するにつれて発症する場合もあります。一見ほくろに見えますが、全体的に青みがかっているのが特徴的です。

多くは直径1cm以下で、盛り上がりがあり硬いことが多いですが、稀に1cmを超える大きさの青色母斑ができることもあります。大きい青色母斑は、悪性化する可能性があるため注意が必要です。

青色母斑の悪性化リスクについては以下の記事で詳しく解説しています。

青色母斑を放置すると悪性化する?発生する原因や悪性化を見極める方法・保険適用などを解説

太田母斑

太田母斑は、顔面に点状だったり絵の具を塗ったようにべたっと現れたりします

女性の発症率が高く、額・目の周り・白眼・頬・耳にできやすいのが特徴です。通常は、顔の片方に現れます。また、太田母斑は生まれつきや乳児の頃にかけて発症する「早期型」となります。

太田母斑の原因や治療法については以下の記事で詳しく解説しています。

太田母斑とは?発症する原因や症状・治療方法・経過などを詳しく解説

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

ADMの原因や症状、治療法については以下の記事で詳しく解説しています。

ADMとは?他のシミとの見分け方や治療方法、保険適用の有無も解説

異所性蒙古斑

異所性蒙古斑は、通常の蒙古斑とは異なり、お尻や腰以外の部位に現れる青あざです。腕や脚、背中、胸、顔などに生じることがあり、通常の蒙古斑に比べて広範囲に及ぶ場合もあります。

異所性蒙古斑は6歳から10歳前後までに自然消退するケースもありますが、通常の蒙古斑と比べて残りやすい傾向にあります。成長に伴い皮膚が伸展するため、次第に目立たなくなるケースも少なくありません。

ただし、特に色が濃い場合や範囲が広い場合は、大人になっても残りやすいため、早めに専門医へ相談することをおすすめします。

異所性蒙古斑については以下の記事で詳しく解説しています。

異所性蒙古斑とは?足首や手の甲、背中や肩にできる原因・治療方法・保険適用の可否などを解説

生まれつきの青あざは種類によって自然消失するものと残るものがあります。お子様のあざがどの種類かを正確に診断することで、最適な治療方針が見えてきます。

皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、形成外科専門医・皮膚科専門医の杉本貴子院長を中心に、お子様のあざ治療を専門に行っています。あざの種類や治療法のご相談は、無料カウンセリングでお気軽にお問い合わせください。

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生まれつきの青あざの原因

生まれつきの青あざは、胎児期に皮膚の深い層(真皮)にメラニン色素を作るメラノサイトが残ることで生じます。通常、メラノサイトは発生過程で表皮に移動しますが、何らかの原因で真皮にとどまると青あざとして認識されます。

真皮に存在するメラニン色素は、光の散乱(ティンダル効果)によって青く見えます。これは、皮膚を通過する光のうち波長の短い青色の光が散乱されやすいためです。

蒙古斑や太田母斑はアジア系の人種に多くみられます。遺伝的な要因が関係していると考えられていますが、生まれつきの青あざが親から子へ直接遺伝するわけではありません。

一方、外的な衝撃で生じる青あざは、血管が破れることによる皮下出血が原因です。生まれつきの青あざとはメカニズムが根本的に異なります。

生まれつきの青あざは成長とともにどう変わる?

生まれつきの青あざは、種類や大きさによって成長に伴う変化が大きく異なります。自然に消えるケースもあれば、大人になっても残るケースもあるため、お子様の年齢に応じた経過を把握しておくことが大切です。 ここでは以下を解説します。

  • 自然消退する時期と経過パターン
  • 消えずに残りやすいケース

自然消退する時期と経過パターン

生まれつきの青あざの多くは、成長とともに自然に薄くなります。年齢ごとの経過パターンを以下の表で整理します。

年齢の目安 経過の特徴 該当するあざ
0〜1歳 色が最も濃く見える時期。まだ変化は少ない 蒙古斑・異所性蒙古斑
1〜3歳 徐々に薄くなり始めるが、濃くなる子もいる 蒙古斑・異所性蒙古斑
3〜6歳 元の色が薄い青あざの多くはこの時期にさらに薄くなる 蒙古斑・異所性蒙古斑
6〜10歳 元の色が薄い異所性蒙古斑も自然消退するケースがある 蒙古斑・異所性蒙古斑
10歳以降 この時期まで残った青あざは自然消退しにくい 太田母斑・青色母斑・残存蒙古・異所性蒙古斑

このように、通常の蒙古斑は5〜6歳までに消えることがほとんどです。一方、太田母斑や青色母斑は自然消退が見込めないため、レーザー治療の対象となります。

消えずに残りやすいケース

生まれつきの青あざのうち、以下の条件に該当するものは自然消退しにくい傾向があります。

  • 色が濃い(青黒色や紫がかった色味)
  • 範囲が広い(手のひら大以上)
  • お尻以外の部位にできている(異所性蒙古斑)
  • 太田母斑や青色母斑と診断されている
  • 10歳を過ぎても薄くならない

これらに当てはまる場合は、自然消退を待つよりも早めに専門医へ相談し、治療の要否を判断してもらうことが大切です。

生まれつきの青あざを治療するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷では、あざをお持ちのお子さんとご両親のお悩み、また皮ふ全般のお悩みに対して生活スタイルを考慮しながら真摯に向き合い、治療の糸口を探します。

青あざの治療では、主に「ディスカバリーピコプラス」というピコレーザー・Qスイッチルビーレーザーを使用して施術します。

あざの状態に応じて、ピコレーザー・Qスイッチ付きルビーレーザーを3〜6ヵ月に一度照射し、集中したメラニン色素を治療します。

当院では、イタリアに本社をおく世界的レーザー企業、クアンタ社製のピコレーザー・Qスイッチルビーレーザー機器を採用しています。

従来のQスイッチルビーレーザーでは、1秒間に2回(2Hz)の繰り返しが限界でした。当院のQスイッチルビーレーザーは、1秒間に3回(3Hz)の高速で強力なレーザー発振が可能です。ピコレーザーは1秒間に10回(10Hz)のスピードで出力が可能です。そのため、より迅速かつ効率的なレーザー治療ができ、お子さんの治療ストレスの軽減につなげています。

生まれつきの青あざを消す治療法|レーザー治療の種類と選び方

生まれつきの青あざの治療には、レーザー治療が広く用いられています。レーザーの種類によって特徴や適応が異なるため、あざの種類や状態に合わせた選択が重要です。 ここでは以下を解説します。

  • Qスイッチルビーレーザー
  • ピコレーザー

Qスイッチルビーレーザー

Qスイッチルビーレーザーは、青あざの治療で広く使用されているレーザーです。694nmの波長がメラニン色素に選択的に吸収されるため、周囲の正常な皮膚を傷つけることなく、真皮のメラニン色素をピンポイントで破壊できます。

照射により分解されたメラニン色素は、体内の免疫細胞(マクロファージ)によって徐々に排出され、あざの色が薄くなります。1回の照射で完全に消えることは少なく、3〜6ヶ月の間隔をあけて複数回の治療を行うのが一般的です。

治療効果は年齢が低いほど高い傾向にあり、乳児期に治療を開始すると皮膚が薄いためレーザーが届きやすく、治療回数も少なくて済む場合があります。

当院では、1秒間に3回(3Hz)の高速レーザー発振が可能なクアンタ社製の機器を導入しており、照射時間を短縮することでお子様への負担を軽減しています。

治療経過については以下の記事で詳しく解説しています。

Qスイッチルビーレーザーを照射した後の経過は?シミやそばかす・ADMやほくろを治療した後の経過を解説

ピコレーザー

ピコレーザーは、Qスイッチレーザーよりもさらに短いパルス幅(ピコ秒単位)でレーザーを照射する新しいタイプの治療機器です。パルス幅が短いため、メラニン色素をより微細に粉砕できます。

Qスイッチルビーレーザーとの主な違いを以下の表で比較します。

比較項目 Qスイッチルビーレーザー ピコレーザー
パルス幅 ナノ秒(10⁻⁹秒) ピコ秒(10⁻¹²秒)
メラニン破壊の仕組み 熱作用が主体 衝撃波による粉砕が主体
周囲組織への影響 やや熱損傷あり 熱損傷が少ない
ダウンタイム やや長い 比較的短い
保険適用 適用あり(対象疾患) 適用あり(一部機器・対象疾患)
治療実績 豊富(長年の実績) 比較的新しい

ピコレーザーは周囲の組織への熱ダメージが少ない利点がありますが、機器によっては保険適用外となるため費用面での負担が大きくなる場合があります。

生まれつきの青あざの治療費と保険適用

生まれつきの青あざの多くは、保険適用でレーザー治療を受けられます。ただし、対象疾患や治療回数に制限があるため、事前に条件を確認しておくことが大切です。 ここでは以下を解説します。

  • 保険適用の対象疾患と回数制限
  • 自費診療になるケースと費用目安

保険適用の対象疾患と回数制限

ピコレーザーは回数制限なく治療ができます。

厚生労働省が定めるQスイッチルビーレーザー治療の保険適用対象疾患と回数制限は以下のとおりです。

対象疾患 保険適用 回数制限
太田母斑 適用あり ルビーレーザーは5回まで

ピコレーザーは無制限

異所性蒙古斑 適用あり ルビーレーザーは5回まで

ピコレーザーは無制限

扁平母斑 適用あり 原則2回まで
外傷性色素沈着症 適用あり ルビーレーザーは5回まで

ピコレーザーは無制限

通常の蒙古斑 適用なし
青色母斑 適用なし(切除術は適用)

保険適用の場合、3割負担で1回あたり数千円〜1万円程度が目安です。なお、子ども医療費助成制度を利用できる自治体では、自己負担がさらに軽減されるケースもあります。

自費診療になるケースと費用目安

以下のケースでは保険適用外(自費診療)となります。

  • 保険適用の回数制限を超えた治療
  • 通常の蒙古斑(お尻の蒙古斑)のレーザー治療
  • 保険適用外の疾患に対するレーザー治療
  • 保険適用外のピコレーザーなどの機器を使用した治療

自費診療の場合、1回あたりの費用は照射面積や使用するレーザー機器によって異なります。具体的な費用については、診察時にお見積もりをお伝えしますので、まずはカウンセリングにてご相談ください。

生まれつきの青あざのレーザー治療後に起こり得るリスク

レーザーで青あざを治療した場合、一時的な皮膚の変化が生じることがあります。いずれも適切な対処で改善が見込めますが、事前に知っておくことが大切です。 ここでは以下を解説します。

  • かさぶたにならない
  • 傷跡が残った
  • あざが濃くなった
  • 色素沈着
  • 白抜け

かさぶたにならない

Qスイッチルビーレーザーの治療後に、かさぶたができない場合があります。さらに、レーザーを皮膚の深いところに反応させると、変化がみられなかったり皮膚の色が一時的に濃くなることもあります。このような症状は、ある程度の期間を置くと効果が出ることがほとんどです。

また、あざが真皮層にしかない場合も、かさぶたができない傾向にあります。これらは経験と実績のある医師のもとで治療すればリスクを低減できるため、クリニック選びは慎重にしましょう。

傷跡が残った

治療後、体質やアフターケアによっては、軽度の瘢痕(はんこん)として傷跡が残る可能性もあります。ピコレーザーやQスイッチルビーレーザーによる青あざの治療は、適切に施術されれば傷跡が残る可能性が低いとされています。

しかし、複数回治療を重ねた場合やケアが不適切な場合は、傷跡が残りやすくなるため注意が必要です。医師の指示に従って、紫外線対策やアフターケアをしっかり行うことが重要です。

あざが濃くなった

Qスイッチルビーレーザーで青あざを治療した後に、あざが濃くなることがあります。これは炎症後色素沈着症と呼ばれる現象で、レーザー照射による皮膚の炎症反応により生じます。

炎症後色素沈着は、数ヶ月から半年程度で自然に薄くなることがほとんどです。治療後の肌の状態は個人差があるため、医師とよく相談してリスクを減らしましょう。

色素沈着

レーザー治療後に生じる色素沈着には、「あざが濃くなった」で解説した炎症後色素沈着とは異なるメカニズムのものがあります。レーザーの刺激によって皮膚のメラノサイトが過剰に反応し、新たなメラニン色素を生成してしまうケースです。

この色素沈着は、炎症反応によるものと比べて改善に時間がかかる場合があります。予防には治療後の徹底した紫外線対策が重要で、日焼け止めの使用や直射日光を避ける工夫を継続する必要があります。

色素沈着の程度は個人差がありますが、適切なケアを続けることで徐々に改善していきます。気になる症状がある場合は、担当医に相談してください。

白抜け

ピコレーザー・Qスイッチルビーレーザーの照射後は、部分的に肌の色が白く抜ける症状が現れる場合があります。白抜けは、しみのメラニン色素が破壊されることで発生しますが、時間の経過とともに少しずつ周囲の肌と同じ色になります。

ただし、間隔を開けずに頻繁に施術を繰り返したり、ピコレーザー・Qスイッチルビーレーザーの出力が高すぎると白いあとが残ることもあるため注意が必要です。このようなトラブルを防ぐには、信頼できる医師の指示に従って、適切な施術を受ける必要があります。

生まれつきの青あざの治療後の注意点

ピコレーザー・Qスイッチルビーレーザーで生まれつきの青あざを治療した後は、適切なアフターケアが回復を左右します。治療効果を引き出し、合併症を防ぐために以下の3点を守ることが大切です。 ここでは以下を解説します。

  • 紫外線を避ける
  • かさぶたをはがさない
  • 患部をこすらない

紫外線を避ける

治療後の肌は非常にデリケートで、紫外線の影響を受けやすくなっています。紫外線を浴びると、治療部位に色素沈着が起こりやすくなるため、徹底した紫外線対策が必要です。

外出時にはSPF20程度の日焼け止めを塗るだけでなく、帽子や日傘、長袖の衣類などで患部を保護するとよいでしょう。紫外線対策は、ダウンタイムが過ぎた後も継続することが推奨されています。

かさぶたをはがさない

ピコレーザー・Qスイッチルビーレーザーを照射した後は、治療部位に薄いかさぶたができますが、無理にはがさないように注意が必要です。かさぶたは、傷が治る過程で自然にできるもので、無理にはがすと傷跡が残ったり、色素沈着を悪化させたりする可能性があります。

かさぶたは通常、1〜3週間程度で自然に剥がれ落ちるため、なるべく触らないようにしましょう。

患部をこすらない

ピコレーザー・Qスイッチルビーレーザーを照射した後の患部は、デリケートな状態です。そのため、洗顔や入浴の際も、患部をこすらないように気をつけましょう。強い摩擦や刺激は、治療後の皮膚に炎症を起こしたり、色素沈着を悪化させたりする原因となります。

タオルで水分を拭き取る際も、ゴシゴシこすらずに軽く押さえる程度にしてみてください。また、衣類や寝具などとの摩擦にも注意し、可能な限り刺激を避けることでスムーズな回復につながります。

レーザー治療後のダウンタイムや経過については以下の記事で詳しく解説しています。

Qスイッチルビーレーザーのダウンタイムはいつまで?ダウンタイム中の失敗例や経過も解説

生まれつきの青あざに関するよくある質問

ここでは、青あざに関するよくある質問と、その回答を紹介します。

大人になってもお尻の蒙古斑が消えないことってありますか?

蒙古斑は5〜6歳ごろになると自然に消えるケースが多いですが、10歳ごろまで残った場合は大人になっても消えにくいとされています。大人になっても消えない蒙古斑は、レーザー治療で薄くできますが、幼少期に治療を開始した方が本人やご家族の負担が少ないためお勧めしています。

消えない蒙古斑に悩んでいる方は、ぜひ当院にご相談ください。当院では子どもだけでなく、大人の治療も可能です。1人ひとりに寄り添ったカウンセリングで詳しく悩みをヒアリングし、適切な治療を提案するため、悩みを解決できるでしょう。

子どもでも青あざを消す治療を受けられますか?

子どもでも、青あざを消す治療を受けられます。あざを消す治療は、1歳未満だと高い効果が期待でき、再発の可能性も低いとされています。皮膚が成長してしまうと治療回数が増えるため、なるべく早く受診して治療すると良いでしょう。

赤ちゃんのうちに治療すると、効果が出やすいだけでなく、見た目によるコンプレックスも未然に防げるメリットがあります。

蒙古斑がない人ってどれぐらいいますか?

蒙古斑はアジア系の赤ちゃんのほとんどにみられる青あざで、アジア系の赤ちゃんでは90%以上にみられるとされています。一方で、蒙古斑は白人や黒人の赤ちゃんにはほとんどみられません。

人種によって発生頻度が大きく異なるため、蒙古斑がない人の割合は人種によって異なるといえるでしょう。

突然できる青あざは何かの病気ですか?

突然できる青あざは、外傷による内出血が一般的な原因です。ぶつけたり、転んだりした覚えがなくても、青あざができることはよくあります。ただし、突然できる青あざが多発したりなかなか消えなかったり、体調の変化がみられる場合は注意が必要です。

血小板減少症など血液の病気や血管の異常、膠原病などが原因となっている可能性も考えられます。気になる場合は、皮膚科などの専門医の診察を受けましょう。

突然できる青あざについては以下の記事で詳しく解説しています。

青あざができやすいのはなぜ?ぶつけていないのにできる原因や子どもの生まれつきの青あざも紹介

生まれつきの青あざと血管腫の違いは何ですか?

生まれつきの青あざ(母斑)と血管腫は、どちらも生まれつき見られることがありますが、原因が異なります。

青あざはメラニン色素を作るメラノサイトが真皮にとどまることが原因です。一方、血管腫は血管の異常な増殖や拡張によって生じる赤いあざです。

見た目の違いとしては、青あざは青灰色〜青紫色を呈するのに対し、血管腫は赤色〜赤紫色をしています。苺状血管腫のように盛り上がるタイプもあり、外見は大きく異なるでしょう。判断に迷う場合は、専門医の診察を受けることをおすすめします。

妊娠中・授乳中でも青あざの治療はできますか?

妊娠中のレーザー治療は、安全性の観点から原則として行いません。レーザー自体が胎児に直接影響を与えるという報告はありませんが、念のため出産後まで待つことを推奨しています。

授乳中の治療については、レーザーの影響が母乳に移行することはないため、治療可能なケースがほとんどです。ただし、使用する麻酔クリームや内服薬によっては注意が必要な場合もあります。詳しくは担当医にご相談ください。

治療せずに経過観察でも大丈夫ですか?

通常の蒙古斑(お尻や腰のあざ)は、ほとんどの場合5〜6歳までに自然に消えるため、経過観察で問題ありません。

一方、以下のケースでは治療を検討することをおすすめします。

  • 10歳を過ぎても薄くならない異所性蒙古斑
  • 太田母斑や青色母斑と診断されたあざ
  • お子様自身があざを気にしている場合
  • 衣服で隠せない部位(顔・手)にある場合

経過観察か治療かの判断は、あざの種類・部位・大きさ・お子様の年齢によって異なります。迷われている場合は、まず専門医に相談し、経過を一緒に見守るプランを立てることも可能です。

生まれつきの青あざはいつ受診すべき?

以下のいずれかに当てはまる場合は、早めの受診をおすすめします。

  • あざの色が濃くなってきた
  • あざの範囲が広がっている
  • 顔や手など目立つ部位にあざがある
  • 複数箇所にあざがある
  • あざに盛り上がりや硬さがある(青色母斑の可能性)
  • お子様が見た目を気にし始めた

レーザー治療は年齢が低いほど効果が高い傾向にあるため、特に太田母斑や異所性蒙古斑が疑われる場合は、1歳未満の早期に受診することで治療回数を減らせる可能性があります

お子様のあざについては以下の記事で詳しく解説しています。

子どものあざは何科で診てもらえる?突然できたあざや消えないあざは皮膚科・形成外科へ

生まれつきの青あざのレーザー治療は、お子様の状態と月齢に合わせた施術設計が大切です。施術後のダウンタイムやリスクへの対応も含めて、専門医による診察が安心への第一歩です。

皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷では、形成外科専門医・皮膚科専門医の杉本貴子院長を中心に、お子様のレーザー治療を専門に行っています。施術内容や費用についてのご相談は、無料カウンセリングでお気軽にお問い合わせください。

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赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。

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まとめ

この記事では、青あざの治療方法と生まれつきある理由を解説しました。生まれつきある青あざは、皮膚の深い層にメラニン色素があることが原因です。

治療方法は、ピコレーザー・Qスイッチルビーレーザーを用いるのが一般的です。治療後には一時的な色素沈着やかさぶたなどのリスクもありますが、適切な紫外線対策やケアをするなど注意点を守ることが重要です。

この記事を参考に、子どもの青あざの正しい知識を持ち、必要であれば専門医に相談しましょう。

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参照URL一覧


記事監修者プロフィール

院長 杉本 貴子

院長杉本 貴子

Sugimoto Atsuko

経歴
  • お茶の水女子大学附属高等学校 卒業
  • 獨協医科大学 卒業
  • 国立国際医療研究センター 初期研修
  • 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 助教
  • 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 院長

【関連病院】

  • 東京美容医療クリニック
  • 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 非常勤講師
資格
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会 専門医
  • 日本形成外科学会レーザー 分野指導医
  • 日本抗加齢医学会 学会認定専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • GSK社 重度腋窩多汗症ボトックス 認定医
  • アラガン社 ボトックス・ヒアルロン酸 認定医
  • クールスカルプティング 認定医

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