赤ちゃんに単純性血管腫が現れる原因は?遺伝の関与や何人に1人発生するのかも解説
単純性血管腫は、皮膚の毛細血管の異常によって生じる赤あざです。生まれつきみられることが多く、目立つ場所に現れるため見た目を気にする方も多い傾向にあります。
そんな単純性血管腫ですが、「原因はなに?」「自然に消えるの?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、単純性血管腫が現れる原因を解説します。また、遺伝の関与や何人に1人発生するのかも併せて紹介します。
この記事を読めば単純性血管腫を正しく理解できるので、あざ治療を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。
「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
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火・木 10:00〜17:00 |
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単純性血管腫が現れる原因

単純性血管腫が現れる原因は、はっきりと解明されていません。しかし、以下の3つが原因とされています。
- 遺伝子の変異
- 遺伝
- 血管の異常
詳しくみていきましょう。
原因①遺伝子の変異
一部のケースでは、血管内の特定の遺伝子に変異が起きていることが関与していると考えられています。これは細胞分裂の過程で偶然生じるもので、親の行動が引き起こすものではありません。
また、妊娠中の食生活や運動などが原因で発症することはないとされています。
原因②遺伝
単純性血管腫は、親から子へ遺伝するものではないと考えられています。海綿状血管腫など一部の血管病変には遺伝するものもありますが、単純性血管腫は皮膚の毛細血管が作られる過程で偶然起こる異常であり、遺伝性の症状ではありません。そのため、親の体質などが原因で発症することはないとされています。
原因③血管の異常
単純性血管腫の直接的な原因は、皮膚の毛細血管が異常に拡張したり増殖したりすることです。正常な血管は血液の流れに応じて太さを調節しますが、血管腫の部分では血管が広がったままの状態です。
この拡張した血管内に血液が滞留することで、皮膚の表面から赤く透けてみえるようになり、単純性血管腫として現れるとされています。
単純性血管腫の原因に関しては、以下の記事でも解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
【原因と併せて知りたい】単純性血管腫が発生する頻度

単純性血管腫は、およそ1,000人に3人程度の割合で発症します。極端に珍しい症状ではなく、小児の皮膚科や形成外科では比較的よくみられる疾患です。
そのため、専門的な知識を持った医師も多く、治療の選択肢も確立されています。赤ちゃんの顔や体に赤いあざを見つけても慌てず、まずは落ち着いて医療機関を受診してみてください。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、子どものあざと美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。当院では、生後4ヶ月未満の赤ちゃんの治療にも対応しています。
単純性血管腫なのか、治らないあざなのか不安な方は、ぜひお気軽に当院にご相談ください。
>>東京都文京区で単純性血管腫を治療するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷
【原因と併せて知りたい】単純性血管腫の治療の必要性

単純性血管腫の治療が必要な理由は主に以下のとおりです。
- 成長とともに目立ちやすくなる
- 病気を伴っていることもある
それぞれ解説します。
成長とともに目立ちやすくなる
単純性血管腫は自然に消えることはなく、大人になってから色が濃くなることがあります。年齢を重ねるにつれて毛細血管の拡張が進み、表面が盛り上がったり、しこりができたりすることもあります。
単純性血管腫は顔や首など、目立ちやすい部位に現れることが多いため、見た目を気にして精神的なストレスを抱える子どもも少なくありません。将来的なリスクを減らすためにも、早期の治療が推奨されています。
病気を伴っていることもある
単純性血管腫は、まれに指定難病の症状の1つとして現れることがあります。具体的には、顔の広い範囲に単純性血管腫がある場合は「スタージ・ウェーバー症候群」が関与している恐れがあるため注意が必要です。
手足の肥大を伴う場合は「クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群」の可能性も考えられます。これらの症状はまれなケースですが、定期的な検診を通して早期に発見することが大切です。気になる症状がある場合は、自己判断せずに専門医の診察を受けましょう。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、子どものあざと美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。当院では、生後4ヶ月未満の赤ちゃんの治療にも対応しています。
単純性血管腫なのか、治らないあざなのか不安な方は、ぜひお気軽に当院にご相談ください。
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【原因と併せて知りたい】単純性血管腫の治療方法

単純性血管腫の基本的な治療方法は、Vビームレーザー(色素レーザー)を用いた治療です。レーザーが血液中の赤い色素のみに反応して異常な血管を破壊するため、正常な肌への負担を抑えて治療できます。
生後間もない赤ちゃんであれば早期から高い治療効果が期待できますが、基本的には複数回のレーザー治療を重ねて少しずつ色を薄くしていく必要があります。特に、下肢はレーザー治療の効果が出にくい傾向にあるため注意が必要です。
単純性血管腫のVビーム治療は保険適用で治療できます。治療時はゴムで弾かれたような痛みがあり、照射後は赤みや内出血などのダウンタイムが1〜2週間ほど続くことがあります。
以下の記事ではVビームの効果を詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
【原因と併せて知りたい】単純性血管腫の治療のタイミング

ここからは、単純性血管腫の治療を開始する目安を、以下の内容で解説します。
- 1歳未満からの治療が推奨
- 大人になっても残っている場合
それぞれ詳しくみていきましょう。
1歳未満からの治療が推奨
単純性血管腫のレーザー治療は皮膚が薄く、症状の範囲が狭い1歳未満から始めることが推奨されています。赤ちゃんの時期はレーザーのエネルギーが血管の深部まで届きやすいため、少ない照射回数で高い効果を得られることがほとんどです。
このタイミングであれば、治療の痛みを記憶することもないため、精神的なストレスを回避できるメリットもあります。
成長して皮膚が伸びると症状のサイズが大きくなるため、早めに受診しましょう。
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷は、子どものあざと美容皮膚科を専門としている形成外科・皮膚科クリニックです。当院では、生後4ヶ月未満の赤ちゃんの治療にも対応しています。
単純性血管腫なのか、治らないあざなのか不安な方は、ぜひお気軽に当院にご相談ください。
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大人になっても残っている場合
大人になってからでも、レーザー治療によってあざの色を薄くする効果は十分に期待できます。ただし、成長して皮膚が厚くなったり血管が太くなったりしている場合は、乳幼児期に比べて治療に時間がかかることがほとんどです。
また、あざが盛り上がっているケースでは、レーザーだけでなく切除が検討されることもあります。治療の選択肢は年齢に関わらず用意されているため、まずは現在の状態を医師に診てもらうことが大切です。
単純性血管腫が関連する症状と原因

単純性血管腫と関連する主な疾患は、以下のとおりです。
- サーモンパッチ
- ウンナ母斑
- ポートワイン母斑
- スタージ・ウェーバー症候群
- クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群
- オスラー病
それぞれ原因と併せてみていきましょう。
サーモンパッチ
「天使のキス」ともいわれているサーモンパッチは、おでこの中央や眉間、上まぶたなどにみられる平らな赤あざです。皮膚の浅い部分にある毛細血管の拡張が原因で起こり、赤ちゃんが泣いたときやお風呂に入ったときなど、体温が上がると赤みが強くなる特徴があります。
サーモンパッチは単純性血管腫とは異なり、1歳半くらいまでに自然に消えるケースがほとんどです。基本的には治療の必要はありませんが、色が濃い場合や自然に消えない場合はレーザー治療が検討されます。
ウンナ母斑
ウンナ母斑は、うなじから後頭部にかけて現れる淡い赤あざを指します。こちらもサーモンパッチと同様に毛細血管の拡張が原因で、生まれた時からみられる症状です。ただし、成長すると消えることもありますが、残ることも多いため、目立つ場合は治療が推奨されます。
単純性血管腫のように盛り上がった状態になることはないため、経過観察とされるのが一般的です。ウンナ母斑は、「コウノトリが赤ちゃんを運んだときのくちばしの跡」ともいわれています。
ポートワイン母斑

単純性血管腫の別名である「ポートワイン母斑」は、赤ワインをこぼしたような色調からこのように呼ばれています。原因は毛細血管の形成異常で、顔や首、手足など全身のあらゆる場所に現れる傾向にあります。
自然に消えることはなく、加齢とともに色が濃くなったり盛り上がったりするのが特徴です。将来的な見た目の変化を防ぐためにも、乳幼児期からのレーザー治療が推奨されています。
スタージ・ウェーバー症候群
スタージ・ウェーバー症候群は、顔の片側に広い範囲で単純性血管腫がみられる指定難病に含まれる疾患です。皮膚の血管腫だけでなく、脳や眼球の中にも血管の異常が現れることがあります。
これにより、てんかんや脳の発達の遅れ、緑内障などの合併症を引き起こすケースもみられます。顔の広い範囲に赤あざがある場合は、念のため小児科や眼科での詳しい検査を受けておくと安心です。
クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群
手足に単純性血管腫がみられるクリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群は、指定難病です。毛細血管だけでなく、静脈やリンパ管の異常を伴うことが原因とされています。
成長とともに左右の手足の太さや長さに差が出てくると、歩行に影響が出るケースも見られます。進行すると出血や心不全など致死的な状況になることもあるため、専門の医療機関での継続的な管理とサポートが必要です。
オスラー病
オスラー病は、全身の血管に異常が生じ、出血しやすくなる遺伝性の難病です。原因は特定の遺伝子の変異によるもので、親から子どもへ遺伝します。
鼻血を頻繁に繰り返すことが特徴で、脳や肺などの臓器にも血管の異常がみられることがあります。一般的な赤ちゃんの赤あざとは性質が異なり、家族に同じ症状の人がいる場合は受診が必要です。
単純性血管腫の原因に関するよくある質問

ここからは、単純性血管腫の原因に関するよくある質問に回答します。疑問点がある方はぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃんの単純性血管腫は自然に消えますか?
毛細血管が異常に拡張したままの単純性血管腫は、自然に消えることはありません。そのままにすると、成長とともに色が濃くなったり表面が盛り上がったりする可能性があります。
血管腫は遺伝しますか?
単純性血管腫は、親から子へ遺伝するものではありません。皮膚の毛細血管が作られる過程で偶然起こる異常が原因であり、親の体質や妊娠中の行動が影響するわけではないとされています。
海綿状血管腫といった特殊な血管腫には50%の確率で親から子どもに遺伝しますが、まれなケースです。
赤ちゃんにサーモンパッチがあるのはなぜですか?
サーモンパッチができる原因は、真皮内の血管が広がることにあるとされています。額や眉間の毛細血管が作られる際に一時的に拡張するためと考えられており、病気ではありません。
はっきりした原因は解明されていませんが、遺伝の影響も考えられています。
子どものシミやあざを改善するなら皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷

赤ちゃんや子どもにできるあざには、赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざの4種類があります。同じ色のあざでも、症状が出る場所によって病名や症状、治療方法が異なります。皮ふとあざのお悩みなら、皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
当院では、子どもに特化した治療をしており、これまでの経験を活かして最適な治療方法をご提案いたします。大切なお子様への治療なので、何よりも安全に配慮して治療を行います。また、より前向きに治療をしていただくために、お子様とご両親にわかりやすい説明を心がけています。
「将来子どもにあざのことで悩ませたくない」と考えているご両親は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニックにご相談ください。
| アクセス | 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩2分 →アクセス方法 |
| 連絡先 | TEL:03-6304-1725 |
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火・木 10:00〜17:00 |
| 休診日 | 土日祝 |
| 公式HP | 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 |
まとめ

この記事では、単純性血管腫の原因に関する内容を詳しく解説しました。
単純性血管腫が生じる原因は、はっきりと解明されていませんが、毛細血管の構造異常によって生じる赤あざとされています。そのため、妊娠中の過ごし方や遺伝が原因で現れる症状ではありません。
単純性血管腫が自然に消えることはなく、大人になると色が濃くなったり盛り上がったりするため、皮膚が薄い乳幼児期からのレーザー治療が推奨されます。
この記事を参考に、専門のクリニックを受診して、治療のタイミングを相談してみましょう。
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記事監修者プロフィール
院長杉本 貴子
Sugimoto Atsuko
- 経歴
-
- お茶の水女子大学附属高等学校 卒業
- 獨協医科大学 卒業
- 国立国際医療研究センター 初期研修
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 助教
- 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 院長
【関連病院】
- 東京美容医療クリニック
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 非常勤講師
- 資格
-
- 医学博士
- 日本形成外科学会 専門医
- 日本形成外科学会レーザー 分野指導医
- 日本抗加齢医学会 学会認定専門医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- GSK社 重度腋窩多汗症ボトックス 認定医
- アラガン社 ボトックス・ヒアルロン酸 認定医
- クールスカルプティング 認定医

