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単純性血管腫と共に生きる芸能人!ケーススタディ3選

単純性血管腫を持ちながらも、前向きに活躍している芸能人がいるのをご存じですか。

単純性血管腫の原因や症状について、さらには、単純性血管腫と向き合っている芸能人のエピソードを3つ紹介します。

この記事を見て、あざ治療に取り組みたいと思った方は、ぜひ皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷へご相談ください。

単純性血管腫とは?

単純性血管腫は、生まれつき皮膚に現れる赤や暗赤色、ピンク色のあざで、ワイン色に似ていることから「ポートワイン母斑」とも呼ばれます。

この疾患は、血管の壁を作る細胞である血管内皮細胞が異常に増殖することが原因です。

主に胎児期における血管形成の異常によって生じますが、なぜそのような異常が発生するのか、詳しい原因は解明されていません。

見た目として、あざは平らで、周囲との境目がはっきりしているのが特徴です。

その色は赤から暗赤色、ピンク色までさまざまで、できる範囲や大きさも個人によって異なり、狭い部分だけにとどまる場合もあれば、広い範囲に広がることもあります。

単純性血管腫は後天的に発生することはなく、生まれたときから存在しています。

体の成長に伴ってあざも広がる場合がありますが、急激に大きくはなりません。

また、顔や頭部にできた場合、大人になると紫色に変わったり、あざが盛り上がったりします。

単純性血管腫は外見的な目立ち方に個人差がありますが、急速に悪化することは少ないですが、適切な診断とケアは怠らないようにしましょう。

単純性血管腫がある芸能人

単純性血管腫は目立つあざとして知られていますが、その存在を隠さず活躍している芸能人や著名人もいます。

近年では、SNSやメディアを通じて自分の個性として受け入れる動きが広がっており、同様の疾患を持つ方々の励みになっているケースも見受けられます。

それでは、次の項目から、単純性血管腫があると言われている芸能人の方たちを紹介します。

嵐・相葉雅紀

嵐の相葉雅紀さんは、左肩にあるあざが特徴的な芸能人として知られています。

このあざは生まれつきのもので、相葉さん本人にとって特別な思い入れがあるとのことです。

過去には「消すつもりはない」と明言しており、自分の身体の一部として受け入れています。

コンサートや写真集などでは、あざを隠さずに披露する場面も多く、彼のファンにとってもその姿勢は自然で親しみやすいものとなっています。

一方で、メディアであざが隠されることについては、不満を口にしたこともあり、相葉さんのあざに対するポジティブな姿勢が伺えるでしょう。

現在も、相葉さんの左肩のあざは消されずに、そのままの状態であると考えられています。

Mrs. GREEN APPLE・大森元貴

Mrs. GREEN APPLEのボーカルである大森元貴さんは、足にある赤黒いあざがファンの間で話題となっています。

このあざはハーフパンツ姿の際に目立ち、注目されました。

本人は生まれたときからある公言しています。

あざの形状が日本列島に似ているため、大森さんはユーモアを交えて気に入っていることを明かしており、ポジティブな姿勢が多くのファンの共感を呼んでいます。

一部のファンからは「単純性血管腫ではないか」との声もありますが、本人から具体的な診断についての発言はありません。

あざを知らない人が見ると「火傷」や「事故による傷跡」と誤解されることもあるようですが、大森さんは明確に事故や火傷が原因ではないと語っています。

ライター・石井政之

ライターとして活躍する石井政之氏は、生まれつき顔の半分に赤いあざ(単純性血管腫)を持っています。

この特徴から、幼少期には「お化け」「気持ち悪い」などといじめを受けた過去がありました。

中学生のときに自分のあざの病名を知り、高校時代には形成手術を検討しましたが、術後の写真を見て満足のいく結果が得られないと判断し、手術を断念したそうです。

石井氏は、自身の経験から単純性血管腫をはじめとする外見上の特徴に対する誤解や、治療における医療の限界を深く理解しています。

彼が言うには、治療技術が進歩しても全員が完治するわけではなく、効果には個人差があるようです。

石井氏自身は治療をしないと決断した上で、外見に悩む人々を支援するために当事者団体「ユニークフェイス」を設立し、情報発信を続けています。

外見を理由に精神的な苦痛を抱える人が多い中、石井氏は著書や活動を通じて外見差別の問題に光を当て、多くの共感を集めてきました。

彼のもとには数多くの手紙や相談が寄せられ、当事者にとって心の支えとなっています。

若い当事者たちに向けて「外見の問題を抱えている方たちへ、顔と名前を出して発信してほしい」と力強いメッセージを送っています。

さらに、自分や他の当事者の人生をまとめた書籍の出版を目標に掲げ、今後も精力的に活動を続けていく予定です。

単純性血管腫を持つ芸能人を知って、治療したい!と思った方は皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷へ

単純性血管腫は、生まれつき赤や暗赤色のあざが現れる症状で、多くの人にとって目立つ外見的特徴となります。

中には、単純性血管腫を隠さずに芸能界などで活躍している著名人もいます。

彼らのように自分の特徴を受け入れる人もいれば、「治療を考えたい」と思う方もいるでしょう。

単純性血管腫の治療を考えている方には、東京都文京区の茗荷谷駅近くに開院した「皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷」をご利用ください。

皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷では、あざを持つ子どもやその親、地域の方々などの皮膚に関する悩みに真摯に対応します。

治療に使う最新機器では、シネロン・キャンデラ社製の色素レーザー「Vビーム」を使用しています。このレーザーは、血液中のヘモグロビンに反応して血管を縮小・破壊することで、赤みを改善します。

単純性血管腫のような血管が拡張・増殖して赤みを伴う症状に高い効果が期待できる治療法です。

世界で最も多く使用されている信頼性のある機器であり、日本でも厚生労働省の承認を受けています。

まとめ

単純性血管腫の治療は、最新のレーザー技術「Vビーム」により、赤みを効果的に改善できるかもしれません。

皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷では、単純性血管腫をはじめとする子どものあざに対して、患者さま一人一人の状態に合わせた最適な治療を提供しています。

単純性血管腫を抱えるお子様やそのご家族がいらっしゃるなら、ぜひ皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷にご相談ください。

記事監修者プロフィール

院長 杉本 貴子

院長杉本 貴子

Sugimoto Atsuko

経歴
  • お茶の水女子大学附属高等学校 卒業
  • 獨協医科大学 卒業
  • 国立国際医療研究センター 初期研修
  • 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 助教
  • 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 院長

【関連病院】

  • 東京美容医療クリニック
  • 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 非常勤講師
資格
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会 専門医
  • 日本形成外科学会レーザー 分野指導医
  • 日本抗加齢医学会 学会認定専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • GSK社 重度腋窩多汗症ボトックス 認定医
  • アラガン社 ボトックス・ヒアルロン酸 認定医
  • クールスカルプティング 認定医
こどものアザは保険適用で治療できます。

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