実はこんなにいた!太田母斑を持つ芸能人を紹介
太田母斑は、見た目に影響を与えることから、公の場に出る機会が多い芸能人にとっては大きな悩みかもしれません。
しかし、そのままでも個性として受け入れられていたり、治療して目立たなくしたりする選択肢もあるため、それぞれの方法で太田母斑と向き合っているようです。
今回は、太田母斑を持つ芸能人を紹介し、どのように太田母斑と向き合っているのか注目します。
太田母斑を持つ芸能人をきっかけに治療をお考えの方は、皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷へいつでもご相談ください。
太田母斑とは?
太田母斑は、額や頬、まぶたなどの三叉神経領域に広がる青いあざです。
多くの場合、顔の片側にのみ現れ、自然に消えることはありません。
日本では1,000人に1人の割合で発生する比較的珍しい症状ですが、見た目に大きな影響を与えるため、特に芸能人にとっては気になる問題と言えるでしょう。
太田母斑は早発型と遅発型があり、年齢を問わず誰にでも起こり得る症状です。
太田母斑がある芸能人
太田母斑は一般の方だけでなく、芸能人の中にも持っている方がいます。
以下より、太田母斑を持つ芸能人を詳しく見ていきましょう。
美容家・石井美保
美容家の石井美保さんは、タレント・モデルからも支持を集める実力派アイリストとして活躍しています。
自身のサロンとスクールを運営し、アイリストの育成にも力を入れている石井さんですが、実は太田母斑を持つ1人です。
彼女は19歳のときに「遅発性両側性太田母斑」が突然現れ、目の下からこめかみ、おでこにかけて青いあざが出現したと自身のブログで明かしています。
5回のレーザーによる治療を受けた結果、コンシーラーを塗っても隠しきれなかった太田母斑が改善したそうです。
しかし、出産後に再発し、再びレーザー治療を受け、1回であざを目立たなくすることに成功しました。
19歳の頃の写真と現在を比べると、先生から「だいぶ綺麗になったじゃない」と言っていただけるようになったとのことです。
しかし、石田さんは最近のメディア出演の増加、すっぴんでHow to動画を撮影する機会の増加により、太田母斑をコンシーラーで隠すのが手間に感じるようになりました。
そこで、その手間を無くすために30代後半になって治療を再開しています。
ブログに掲載された写真を見ると、治療を受けてとても綺麗になっているのがわかります。
彼女のブログでは治療経過が詳しく報告されており、同じ太田母斑の悩みを抱える人々にとって大きな励みとなるでしょう。
梅沢富美男
梅沢富美男さんは、辛口コメントで知られる俳優であり、バラエティー番組・情報番組でのコメンテーターとしても活躍しています。
舞台・テレビの両方で幅広く活躍する一方、最近では彼の左目元にあるあざ[/arker-y]についても注目されており、それが太田母斑ではないかと噂されています。
梅沢さんの若い頃の写真を見ると、左頬には現在のようなあざは見られないため、彼のあざは[marker-y]遅発型である可能性が高いと考えられます。
梅沢富美男さんは、テレビ出演の際そのあざを隠すことなく、特に気にしている様子もありません。
彼の堂々としたキャラクターは、視聴者に好感を持たれている要因の1つと言えるでしょう。
漫画「青に、ふれる。」著者・鈴木望
鈴木望さんは、漫画「青に、ふれる。」の原作者です。
作品の主人公である瑠璃子は顔に太田母斑を持つ女子高生ですが、鈴木望さん自身も太田母斑を持っています。
瑠璃子の姿には、鈴木さん自身のコンプレックスと苦しい経験が色濃く反映されており、太田母斑について多くの人に知ってほしいという強い想いが込められています。
鈴木さんは高校まで自分の症状が太田母斑であることを知らなかったそうです。
10代、20代と太田母斑について誰にも相談できず、孤独な悩みを抱えていたと言います。
しかし今、漫画という形で想いを表現することで、同じように悩む若い世代を勇気づけたいと考えています。
鈴木さんは眼球にも太田母斑の症状があり、失明のリスクがあるためレーザー治療は行っていないとのことです。
そのため、あざと共に生きることを選び、見た目に影響する症状を持つ人々の問題に取り組むNPO法人「マイフェイス・マイスタイル」の活動にも参加しています。
彼女の人生が反映された「青に、ふれる。」は、同じ太田母斑の悩みを抱える人々にとって大きな支えとなるでしょう。
元「侍ジャパン」監督・稲葉篤紀
元野球選手の稲葉篤紀さんは、現役時代から爽やかな風貌と全力プレーで多くのファンに愛されてきました。
引退後も、野球日本代表「侍ジャパン」の監督としてチームを率い、指導力とリーダーシップで大きな成果を残しました。
そんな稲葉さんの右頬には目立つあざがあり、太田母斑であると公表しています。
稲葉さんは太田母斑を、現役選手時代から一切隠すことなく公の場に出続けており、監督としての活動中もそのままのスタンスです。
彼はあざを隠さないことで、同じ太田母斑の症状で悩んでいる人々を励まし、自分らしく生きる姿を示しています。
太田母斑を持つ芸能人を知って、治療したい!と思った方は皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷へ
芸能人の太田母斑への見解はさまざまです。
治療をする人もいれば、個性と捉えてそのままの姿で生きる人もいます。
太田母斑を持つ芸能人を知り治療したいと思った方は、皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷をおすすめします。
太田母斑の治療では、メラニン色素に反応し、正常な皮膚にはほとんど影響を与えない最新レーザー機器「Qスイッチルビーレーザー」を使用しており、効率的かつダウンタイムを抑えた治療が可能です。
保険適用も可能なため、太田母斑に対して少しでも心配があれば、いつでもご相談ください。
まとめ
太田母斑は珍しい症状で、顔に青いあざが現れます。
公の場に出る必要のある芸能人にも見られ、治療を行っていたり、個性として受け入れていたり人によってさまざまです。
その姿が、同じ太田母斑の悩みを持つ人々にとって勇気を与えています。
芸能人の太田母斑をきっかけに治療を考えている方は、皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷までいつでもご相談ください。
記事監修者プロフィール
院長杉本 貴子
Sugimoto Atsuko
- 経歴
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- お茶の水女子大学附属高等学校 卒業
- 獨協医科大学 卒業
- 国立国際医療研究センター 初期研修
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 助教
- 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 院長
【関連病院】
- 東京美容医療クリニック
- 日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 非常勤講師
- 資格
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- 医学博士
- 日本形成外科学会 専門医
- 日本形成外科学会レーザー 分野指導医
- 日本抗加齢医学会 学会認定専門医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- GSK社 重度腋窩多汗症ボトックス 認定医
- アラガン社 ボトックス・ヒアルロン酸 認定医
- クールスカルプティング 認定医