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扁平母斑

扁平母斑とは何ですか?

皮膚の浅い部分にメラニン色素が増えてできる茶色のあざです。ほくろのように皮膚が盛り上がらないため、扁平母斑と呼ばれています。顔や手、体幹など様々な部位にでき、数ミリから数10センチの大きさで、大きさや形状はさまざまです。カフェオレ斑とも呼ばれます。

扁平母斑はナゼなるのか?

皮膚の表皮基底層にあるメラノサイト※1が何らかの原因で活性化し、メラニンを過剰に産生することで、皮膚の一部が茶色くなります。皮膚は、「角質層」「表皮層」「真皮層」の3層から構成されており、扁平母斑(茶あざ)は、表皮層と真皮層の境界部(基底層)に、メラニンの沈着が見られるのが特徴です。先天性・遅発性ともに扁平母斑が悪性化することは通常ありません。
※1:メラノサイト…皮膚や毛髪、瞳の色を構成する黒色の色素であるメラニンを作ります。

扁平母斑にはどのような種類がありますか?

カフェオレ斑(茶あざ・扁平母斑)

諸外国では扁平母斑をカフェオレ斑と呼びます。原因はメラニン色素の増加です。薄茶色のあざの中に小さなホクロのような濃い茶色の斑が散在している事もあります。
全身に6個以上の茶あざがある場合はレックリングハウゼン病の可能性を考えます。

ベッカー母斑

思春期以降に発症します。肩から胸部にかけて毛を有する遅発性の扁平母斑をベッカー母斑とよびます。原因は生まれつきの扁平母斑と同様、メラニン色素の増加です。

表皮母斑

新生児1,000人に1人ほどの割合で発症する茶あざです。扁平母斑が平面なのに対し、表皮母斑は膨らみをもっており限局型・広範型・炎症型の3タイプに分類されます。原因ははっきりしておらず、治療方法は扁平母斑とは異なり手術などを検討します。
専門医師による適切な診察を行い、最適な治療を選択する必要があります。

扁平母斑の治療方法は?

扁平母斑(茶あざ)は、健康を損なう症状ではなく、基本的に悪化することもないため、治療せずに経過観察することもあります。サイズが大きかったり、顔や手など目立つ部位に扁平母斑(茶あざ)が発症した際は治療を行います。

ルビーレーザーを照射

扁平母斑(茶あざ)は、皮膚の深い層にメラニンが沈着しているため、ルビーレーザーによる治療を行います。症状や部位にもよりますが、複数回の継続治療が必要となります。皮膚が薄い幼少時の方が治療効果も高く、治療開始が早いほど少ない治療回数で高い効果が得られます。
扁平母斑(茶あざ)は再発することがある症状です。レーザー治療後すぐに再発する場合は、手術による除去方法を検討する場合もあります。

扁平母斑の治療中に注意することはありますか?

  • 熱を加えるため、赤く炎症が起こったり、水ぶくれなど軽いやけどのような症状が出現する可能性があります。
  • 炎症後の色素沈着が起こり、しばらく茶色く色がつきますが半年ほどかけて元に戻ります。ただし日焼けをすると長期化します。
  • 色素脱失、色素沈着、瘢痕形成などの合併症が起こる可能性があります。
  • 副作用が落ち着かないまま次の色素レーザー治療をすると、炎症後色素沈着が悪化したり効果が出にくくなります。
  • 施術後は軟膏治療や紫外線ケアを行います。医師の指示に従ってください。
こどものアザは保険適用で治療できます。

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